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◆◇箱根駅伝区間予想-青山学院大学その1-◇◆

ついに重い扉をこじあけた…

33年ぶり14回目
青山学院大学
07箱根予選10位、08箱根予選13位

 かつての常連校を箱根に呼び戻すために原監督が青山学院大学を率いて5年目、ついに夢が叶った。かつて出場していた時は過去最高7位という成績があるが、最後に出場した時はアンカーがゴール手前150mで途中棄権。その悔しさを胸に再び箱根路を目指したが、あれから33年もの年月が流れてしまった。予選会では夏合宿で故障者が続出したものの、4年生が踏ん張り、最後の枠に滑り込んだ。33年前のOBの思いも乗せて、青山学院が襷を繋ぐ。

一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手
B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手


 先崎祐也(4年):主将、上り○?
 荒井輔(3年)


C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手


大坪恭兵(4年)
 佐々木徹也(4年):不調?
 松野祐季(4年):不調?
米澤類(3年)


D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手


 宇野純也(4年)不調?
小林剛寛(1年)

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

 岡崎隼也(4年):スピード型
村元仁(4年)
市岡敬介(3年)
田中五月(3年)
鈴木惇司(2年)
辻本啓吏(2年)
西尾宗一郎(2年)
川村駿吾(1年)


※チーム(ほぼ)全員ムード○ロード×、ケガしやすい初出場、ムラッ気


上位10人平均:1.6点  16人平均:1.0点
(参考)前回10位校:1.9点 前回最下位校:1.1点


◆ワード説明

上り○
…情報より、上りが得意と判断
スピード型
…スピードに魅力がある選手
ムード○
…出場決定より、ムードが上がっている

不調?
…至近の記録会で不調と判断した選手
ロード×
…トラックの持ちタイムにロードの記録が伴わない
ケガしやすい
…ケガをしやすい

初出場
…大学駅伝に初出場。フレッシュだが、経験不足と悪く出る方が多い
ムラッ気
…調子の良し悪しの差が激しい


戦力分析
 予選最下位校の割には前回のシード校に割合点数が近く、前回最下位校よりも結構点数が高くなっている。これは最下位校は流れが悪くてどんどんブレーキになるからということもあるが、青山学院のトラックの成績が良いからである。28分台のランナーはいないが、29分台のランナーが意外と多い。今回は末松、米澤豪と2人の29分台のランナーがいないが、それでもそんなに悪いわけではない。予選を冷や汗通過となったのは、ロード(てか20kmに弱いのか?)で成績が伴わないのと故障者が多いことによる。

 1万m29分40秒以内に、佐々木、松野、荒井、米澤、これに大坪、先崎を加えると頭数は結構揃っているのである。ただ、問題はロードで繋げられない、故障が多い、ムラが多いということでなかなかチーム力を出すことが出来ずにいるという感じだ。全員キッチリ仕上げて、トラックのスピードを活かすことができれば、結構やれるチームなのである。

 出場を決めてから、目標をシード権として盛り上がっているようなので、いい方に出れば大いに結構なのだが、タイム上は最下位争いは免れないところ。また、飛びぬけたエースがいないのも悩みどころ。エースがいないと悩んでいる大東大や上武大などよりも予選でチームトップのタイムが悪い。しかもそのチームトップの荒井を出遅れないため1区で使うそうなのだが、果たしてどうなることやら… まあ、監督も前回選抜を過去最高の4位に導いている人なので、意外と来るかもしれない。


青山学院大学~箱根駅伝16人エントリー予想

続いて、青山学院大学

◇箱根駅伝16人エントリー予想
★大坪恭兵(4年)29分41秒63
★米澤類(3年)29分45秒90
★小林剛寛(1年)30分09秒01
★松野祐季(4年)30分19秒78
★佐々木徹也(4年)30分26秒27
★宇野純也(4年)30分42秒55
鈴木惇司(2年)30分43秒71
蟻塚泰仁(1年)31分10秒30
池田拓矢(2年)31分21秒80
小川恭正(2年)31分29秒38
唐沢充樹(1年)31分36秒49
小林駿輔(2年)31分45秒79
吉田博信(2年)32分41秒98
欠場:★荒井、★先崎、★辻本

エース格の選手たちが欠場した以外は、だいたいの選手は出てきたのではないか。
収穫は30分切りをした大坪と米澤。
大坪は5000やハーフのタイムからするともう少し早くこれくらいのタイムを出しても
良かったのだが、自己新を出したことには本人にも自信となるはず。
米澤は1万のベストはチーム1。予選会ではチーム10番手に甘んじていたが、
調子があがってきた。往路を担当してもよいくらいである。

その他頑張ったのは、1年生の小林。上級生中心の予選会でチーム7番手と健闘していたが、
それから更にあげてきているようだ。使いどころは上級生の調子にもよるが往路4区でどうだろう。
松野以下の4年生が調子を落としてしまっているのが残念だが、
控えの選手はいないので、まあ復路を中心にメンバー入りはしてくるだろう

その他、16人争いは2年生の鈴木がボーダーに入れるかどうかか。
新戦力の台頭はちょっと見当たらなかった。1万29分台の池田が上がらず残念。


◇箱根駅伝16人エントリー予想
◎エース、○主力、●中堅、△10人有力、▲チャンスあり、×16人有力
4年
○先崎、○大坪、●松野、●佐々木、△宇野、△岡崎、×村元、×米澤豪

3年
◎荒井、○米澤類、▲西尾、▲市岡

2年
△辻本、▲鈴木

1年
●小林、×川村

1万29分台が10人いる青山学院だが、そこから池田と末松を外した。
池田は記録会で31分オーバー。層の薄い青山学院とはいえ、ちょっと無理だろう。
後は全くレースに出てこない末松。夏合宿で4年生に故障者が続出したそうだが、
末松はおそらくその1人とみる。
同じく16人にいれるかどうか迷った米澤豪もそうなのだろう。
ちょっと情けも入って豪はいれておいた。
2年時の箱根、選抜のメンバーで10区5位に入ったポテンシャルの高い米澤。
69分かかったとはいえ、府中ハーフに出場してきたのでギリギリ可能性あるとみたい。

エースは5000mチーム1番手、1万mチーム2番手、そして箱根予選チーム1位の荒井。
今のチーム内では唯一箱根の2区で中位校に喰らいつける可能性のある選手。
よっぽどのことがない限り、2区なのではないかと思う。

もし他に2区を走るとすれば、予選2番手の先崎。が、以前の記事にも書いたが、
前回、選抜で選ばれた際、5区候補だったとかそうでないとか…(自信無い8(^^

ということは、箱根ではおそらく5区に来るに違いない
この2本を軸にレースを組み立てるだろう。

周りを固めるのは好調の大坪と米澤類。
小林を含めて、弱いチームらしく調子のいい選手5人を往路につぎ込むだろう。
1区3区に米澤か大坪、2区荒井、4区小林、5区先崎で
少しでも上位陣に遅れを取らないように必死に繋ぐしかないだろう。

復路は全カレ入賞経験を持つ佐々木を中心にということになるだろう。
佐々木や松野は予選会の調子を取り戻せば区間中位くらいで戦えるはずだ。

予選最下位通過なのだから、当たり前だが苦しい戦いになるには違いない。
逆に言えば失うものは何もないのだから、余計な心配をせず
のびのびと走ってほしい。それが箱根駅伝に再び定着するための第一歩だろう。

【府中ハーフ】青山学院大学-評論&展望-

本日のラストは33年前の忘れ物を取り戻したい青山学院大学。

府中ハーフ
7位西尾宗一郎1時間6分13秒
10位市岡敬介1時間7分05秒
15位川村駿吾1時間9分22秒
16位豊島祐太郎1時間9分24秒
17位米澤豪1時間9分31秒
18位田中五月1時間9分42秒

こちらは青山学院の16人のエントリーを狙う選手達が出場してきたというところか。

ちなみに府中ハーフの主な出場校が駒沢と青山学院だったので、
王者駒大と最弱(失礼)青山学院の主力メンバーでガチンコ勝負でレースしたら面白いなあと
勝手なことを思っていたのを蛇足として付け加えておく。

タイム的には駒大の主力メンバーですら64分を切れなかったので、なんともとらえるのが難しい。
てか、青山学院の主力はこれ以上のタイムのはずなので、駒大と見劣りしないような気がするのだが(^^;
まあおそらく駒大の調子が全体的に落ちているのだろう。

青山学院は4年生9人で襷を繋ぎたいといっていた。
現在4年生の9番手が本来主力を担う米澤豪なのだが、69分オーバーでかなり窮地に立たされた感がある。
逆に西尾はおそらく入ってくるとみていいだろう。

予想オーダー
佐々木-荒井-大坪-米澤類-先崎
岡崎-小林-西尾-松野-宇野

1区2区がやっぱり全23チームの中で一番弱いかもしれない。
山梨学院が1区2区と爆走したら、最悪繰上げの可能性も…

ポテンシャルはある選手が多いので、潜在能力を発揮すれば、
まあ、シード争いは無理にしても最下位争いよりは一つランクが上のグループで争うことも可能か。

5区は前回の選抜で候補にも挙がったらしい先崎。
6区は1500mのランナー岡崎で構成。
情報が本当なら山での順位アップもできるかもしれない。

後はミスなく落ち着いて襷を大手町のゴールにしっかり運ぶ。
当たり前の事だが、それを一番してほしい大学である。

第85回箱根駅伝予選会-戦力分析-【青山学院大学】

79回大会、選抜制度が始まった年に佐藤選手が選ばれ、3区で順位を上げる走りをした。
その頃から、少しずつチームの強化を始めてしばらくたつ。
80回から17位→16位→13位→16位→10位と、予選会の順位は右肩上がり。
前回は次点という非常に惜しい結果であった。

選抜には何度も選手を輩出し、チームの士気もあがっているはず。
今年こそ、復活を目指す青山学院大学。
33年間途切れたままの襷を、箱根路で繋ぐことができるか

エントリー
予選会全選手タイムランク順位、氏名(学年)、公認期間内最高記録、(学内のタイムランク順位)
30位荒井輔(3年)29分16秒37(2位)
70位佐々木徹也(4年)29分35秒00(4位)
73位松野祐季(4年)29分36秒30(5位)
88位米澤類(3年)29分42秒99((※1)1位)
99位大坪恭兵(4年)29分47秒20(8位)
101位矢崎佑也(4年)29分48秒62(9位)
140位市岡敬介(3年)30分06秒94(11位)
161位宇野純也(4年)30分16秒24((※2)10位)
213位川村駿吾(1年)30分36秒98(15位)
231位辻本啓吏(2年)30分53秒08(20位)
233位田中五月(3年)30分53秒59(21位)
269位村元仁(4年)31分35秒29((※3)16位)
以下、5000m
372位小林剛寛(1年)15分05秒74((※4)17位)
(※5)380位岡崎隼也(4年)15分10秒35((※6)21位)

※1:米澤選手は公認期間外で29分06秒71で走っています。
※2:宇野選手は公認期間外で29分59秒16で走っています。
※3:村元選手は公認期間外で30分39秒25で走っています。
※4:小林選手は公認期間外で14分47秒08で走っています。
※5:岡崎選手は公認期間外で1万mを30分40秒01で走っています。
※6:岡崎選手は公認期間外で14分52秒50で走っています。

○アドバンテージタイム:1分15秒

主なエントリー漏れ
米澤豪(4年)29分21秒44(3位)
池田拓矢(2年)29分44秒56(7位)
唐澤充樹(1年)30分34秒83(14位)


とにかく、まとめるのにかなり疲れましたね。
あまりにも公認期間外で好走している選手が多すぎます。
つまり、選手があまり育っていない、
一旦好走してもフロックで本当の実力になっていない、という選手が多いということです。
このへんが今一歩箱根に手が届かない原因なのではという気がします。

何だかんだいいながら、前回次点という位置までいき、今回枠が増えて最大のチャンスなのだが、
まだ通過の確立は五分五分といったところだろう。

前回、届かなかった原因(上記の理由は除いて)は、トップクラスの選手がいなかったこと。
50位前後に数人、100位以内に8人入ったが、トップが矢崎選手の26位だった。
数人エースとまでいかなくても、エース級の選手がいれば、という感じだった。

だから、今回、2年前選抜で好走した米澤豪がいないのが非常に痛いのだが…
言っても仕方ない。
現有戦力では荒井選手と公認期間外で好走している米澤類の調子が戻っているか。
後は全カレで好走した佐々木選手が20位以内には入っておきたい。

後は、前回走ったメンバー・宇野、大坪、末松あたりが、前回以上の走りをみせたい。
持ちタイムを見る限り、今回はちょっと層が薄い感じがするので、走るべき人がきちんと走ることが大事だ。

いい材料を探すと、9月末の日体大記録会に主力が誰も出場していないこと。
記録会によって、評価をあげた大学が、ボーダーライン上にある。
だから、現在の持ちタイムよりも上になっている可能性がある。

いずれにせよ、今回のチャンスを逃すと、またしばらくチャンスがない可能性もある。
ここで一気に決めることができるかが、今後出場できるかどうかの分かれ道になろう。

箱根からこれまで~青山学院大学

前回箱根--位(予選10位)
青山学院大学

※学内順位(全体個人順位)

抜けたメンバー:2(33)横田・3(46)松本・5(68)川口

現有メンバー
4年
1(24)矢崎・6(66)宇野・7(97)大坪・8(98)末松・9(134)米澤 +佐々木・末松・松野

3年
4(59)荒井・10(140)田中 + 米澤・市岡

2年
池田・辻本

1年
唐澤・川村



昨年、タイム上では通過ラインの9位であったが、
インカレポイントで法大に逆転され、涙を飲んだ。
今年はこれまで最多出場校数を更新する23校の出場が決定。
33年ぶり復活がいよいよ現実味を帯びてきた


○明るい材料
・4年生佐々木が大暴れ
昨年、予選会に出場しなかった佐々木選手が今季前半大暴れ
関東インカレでも他の2部校の強力選手と対等に渡り合った。
秋もその勢いは継続され、全カレでも3000mSCで入賞
昨年は100位以内に8人入りながら通過できなかったのは
50位以内に入る選手が少なかったことが大きい。
予選会上位に入りそうな選手が一人増えたことは大変嬉しいことだ。


●不安材料
・20kmで安定感が無い
チームの方針がスピードを生かして20kmを、というのがあるのだろうが、
長い距離で安定感がない。学内の個人順位がそんなに変わるわけではないが、
全体の順位がその時によってバラバラ。力がありながら、
今一歩伸びないのはそのためである。


☆総評★
現在の状況は、通過ラインの少し上くらいな感じ。
ただ、何が起こるかわからないので予断を許さない状況。
何とか本選出場を果たし、33年前には途切れた襷を
再び繋いでもらいたい。

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