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箱根駅伝総評~大東文化大学

山だけではなかった!

往路9位復路5位
大東文化大学
(予想:往路18位復路10位総合13位・区間予想4区間的中→2区5区6区9区)

 復路の方が順位はいいだろうなと思っていたが、ここまでよいとは…。2区終了地点では20位以下の想定だったのが、16位で通過したのを見て、あ、これは順位予想がいい方に大外れするかもと思ったが、総合4位まで浮上するとは…。すごいです

区間、名前(学年)、区間タイム、区間順位、(総合順位)、トップとの差(シードラインとの差)
1区宮城和臣(4年)1時間5分08秒区間9位(9)20秒差
2区清野篤(3年)1時間11分04秒区間19位(9→16)5分14秒差
3区井上裕彬(3年)1時間4分21秒区間5位(16→14)4分45秒差
4区佐藤歩(3年)57分25秒区間16位(14→14)6分50秒差
5区下條誠士(4年)1時間21分10秒区間5位(14→9)5分44秒差(-34秒差)

6区佐藤匠(4年)59分14秒☆区間賞(9→6)4分28秒差(-1分38秒差)
7区若狭聖也(2年)1時間6分11秒区間8位(6→7)5分32秒差(-1分13秒差)
8区土田純(2年)1時間8分16秒区間16位(7→6)6分54秒差(-1分47秒差)
9区久保謙志(4年)1時間12分08秒区間7位(6→5)7分46秒差(-2分29秒差)
10区木村茂樹(4年)1時間12分51秒区間11位(4→5)8分34秒差(-1分19秒差)

○総合4位 11時間17分48秒

【優秀選手】下條誠士、佐藤匠…山の大東復活!
【敢闘賞】井上裕彬…山の手前で大東大を流れに乗せた
【(激励の)喝!!】清野篤…来年は是非区間一桁を


『山の大東』復活!6区佐藤区間賞
 今回の大東大で一番目だったのは何といっても『山』だろう。5区6区で見事8人抜きを果たし、一気にシード争いに優位に立ったのだ。

 まず5区は2年連続の下條。昨年は故障者が出て急遽走り区間11位。急遽でこれくらいいくのだから、しっかり準備をしてきたら昨年以上のタイムは期待できるという見方はもともとあったのだが、5人抜きは見事。区間順位も5位でOBの佐々木悟の区間6位を上回る成績は誇ってもいいだろう。

 また6区佐藤は3回目の山下り。区間順位も11位→6位と右肩上がり。直前の記録会でも好記録を出し、調子は上がってきていた。周りに板垣(帝京)、中村(明大)と登りからハイペースで飛ばすランナーが多かったが、焦らず得意の下りで勝負、見事逆転で区間賞を勝ち取った。山で大東大が区間賞を獲得するのは78回現区間記録保持者の金子以来7年ぶり。これはまた大東大が箱根で取った最後の区間賞でもあった。




予想以上だった平地≪往路編≫
 嬉しい誤算(予想した側からみて)は1区から既に始まっていた。1区の宮城が区間一桁発進。宮城はこれまで4区で区間二桁、また大東大は伝統的に1区が苦手。それを考えると上々のスタートである。何より今シーズンずっとよくない成績が続いていた他の4年生にも元気を与えたのではないかと思う。2区は清野。1万の持ちタイムからしてだいぶ苦戦すると思われた。結果的には区間21位だが、それでも総合順位は16位と思っていたより上にいった感がある。まあ、これから大東大のエースとして率いていくのに71分を切れなかったということで激励の喝を入れておいた。今回の戦いをみると必ずしも2区を区間上位で乗り切る必要性が下がるような気もするので一概にはいえないが、それでもこの区間は69分台を走れる走力でなければいけないだろう。次回も2区の公算が高いので、もっと力を付けてほしいと思う。

まあ、2区での失速は最小限に収まった。そしてここから反撃が始まる。3区は上尾ハーフでブレイクした井上。フロックかどうか心配されていたが、そんな意見を吹き飛ばす区間5位の快走。順位は2つあげるに留まったが、反撃の狼煙をあげる走りだった。どうも今回の大東大は予選会の大東大とは違うというのが徐々に感じた人も多かったのではないだろうか。4区の佐藤歩がちょっともたついたが順位をキープし、そして得意の山で大いに暴れまわったのである。




予想以上だった平地≪復路編≫ 
 大東大の上昇は山を終わっても止まらなかった。7区若狭は井上と同じく上尾ハーフでブレイクした選手。実力者安田(明大)に積極的についていき、一時は山学明大とと5位争いを展開。さすがに後半は後れを取ったものの、区間一桁で乗り切った。8区土田は区間16位と苦しい走りだったが、順位アップ。しかもシードラインとの差を引き離す走りだった(てかなぜこの区間順位で貯金ができるんだ、今回の8区は一体どうなってる??)。来年に向けては不満だが、今年とにかく結果を出すのが目的だったので結果オーライである。

 そして9区は主将の久保。昨年、途中棄権をした区間だが、それを振り払う快走。区間6位の走りで後ろを気にするよりも前へ前へいく走り。最後は激しい4位争いをする位置まで追いついた。最後はアンカーの木村が中学大との激しいつばぜり合いを制し、最後にシード権を獲得した79回大会以来6年ぶりの4位でゴールした。箱根予選会は10位。従来の参加校であれば予選通過できない位置から大躍進である。

 奈良新監督が「過去の経験がマイナスに働き、4年生に負け癖がついている。」と箱根前語っていた。そのためか4年生でも上がってこない選手は容赦なかった。エントリーメンバーから主力メンバー、宮原・住田・中村といったメンバーが外れた。その結果、本当に逞しい選手のみが残った。また今勢いのある井上、若狭らもチャンスをものにした。山は元々期待されてはいたものの、平地がここまで復活したのは奈良監督の意識改革とメンバー選びが本当に上手くいった証拠。ほぼ完璧な襷渡しだったと思う。



来期への展望
 といっても、これを続けなければ意味は無い。本当に復活できたのかどうかの判断は来年の成績をみてからである。それでは大東大の戦力分析だ。
○卒業生出走メンバー
宮城和臣1区9位・下條誠士5区5位・佐藤匠6区1位・久保謙志9区7位・木村茂樹10区11位

○在校生出走メンバー
清野篤2区19位・井上裕彬3区5位・佐藤歩4区16位・若狭聖也7区8位・土田純8区16位

○在校生補欠メンバー
濱克徳・高橋賢人・秋山拓平・高関伸・野口聖矢・吉田明広

 山と復路の重用区間9区10区がいなくなるのはちょっと痛いかもしれない。いくら大東大でも一気に上りも下りも補欠含めて4人ほど用意するのは果たしてどうか。また、山の順位を更にあげた久保、木村の穴をどうするかというのも課題。2区清野を固定として繋ぎ区間担当した佐藤、若狭、土田のレベルアップが必要だ。

 また補欠メンバーにはスピードランナーの濱、昨年8区を走った高橋、予選会を走った秋山、出雲アンカーを務めた吉田と期待のランナーも揃っている。今回の結果で選手の意識も更に代わっているだろうから、次も期待したいところだ。 

◆◇箱根駅伝区間予想-大東文化大学その2-◇◆

区間予想オーダー

1区井上-2区清野-3区宮城-4区土田-5区下條
6区佐藤匠-7区佐藤歩-8区木村-9区久保-10区若狭

自分なりにはオーソドックスに組んだつもり。
6区終了地点で10位に上がり、その後粘れるように組んだ。


1区井上裕彬(2年) 目標タイム:区間一桁
 清野とどっちにするか悩んだが、清野が1区でまた変に集団を引っ張り、最後疲れてしまうというようなことをしてしまったら、初出場2区の井上に多大な負担がかかってしまう。それなら井上でたとえ遅れても、箱根経験者の清野2区の方がまだマシ…と、あんまポジティブではない考え方で決定。井上のスパート力があるのかどうか分からないが、区間一桁で何とか乗り切ってほしい。


2区清野篤(3年) 目標タイム:1時間11分00秒
 苦戦必死の2区は清野。893顔として大変有名。それはいいんだが、個人的にはもう少し今年の飛躍を期待していた選手なのだが、もう一つ抜け切れない感。本来は2区走るレベルの選手ではないが、今年のチーム状況では致し方ない。ここでの順位ダウンはどうしようもないだろうが、何とか粘ってほしい。昨年の森本(神大)みたいな走りになることだけはタブー。


3区宮城和臣(4年) 目標タイム:1時間4分50秒
 ここまで苦しい状態。20位以下もありえるだろうが、宮城で挽回体勢を整えたい。どうもムラが多く、箱根はここまでいい走りが出来ていないようだが、最初の4年生だし、彼が走らなければチームの浮上はないだろう。最後で何とか本来の力を発揮してもらいたい。


4区土田純(2年) 目標タイム56分40秒
 この4区にも主力を投入するかどうか非常に迷ったのだが、山の延長戦を伸ばすためにここは繋ぎで耐えるということにした。土田もこれまたムラのある選手だが、箱根予選ではチーム7番目。秋山と迷ったがトラックの持ちタイムはあるので土田。ここは下位の流れでもいいので、とにかく繋いでほしい。引き離されないように。ちなみに高橋が回復していればここに投入して追い上げを図っても面白いだろう。


5区下條誠士(4年) 目標タイム:1時間21分00秒
 さて、お家芸の山。6区を合わせてここで上げられなければもう終わり。ということで設定タイムはやや高めでいく。下條は昨年急遽5区を任されながら区間11位。地味ながら踏ん張った。今期はもう半分山は決まったようなものだったので、心積もりはできているはず。タイムは前回より2分近い速いタイム。ただ、このくらいで上ってくれなければシードはない。イメージ的には前回の川崎(国士大)のように走ってくれるのが理想。とにかく前のグループに追いつくくらいはしておきたい。




6区佐藤匠(4年) 目標タイム:59分30秒
 ここが大東大が一番爆発できる区間。ここで最低でも10位の背中が視界に入っている状態までは持っていきたい。てか入らなかったら終戦だろう。佐藤は3回目と山下りには慣れている。最終学年の今年で爆発してほしい。少し前に区間賞を獲った末吉(日大)のようなイメージ。59分台で大きく追い上げてほしい。


7区佐藤歩(3年) 目標タイム:1時間5分30秒
 ここは山で作った流れを持続させる大事な区間。ここでぶったぎったら話にならない。ということで大東大の中堅の中で一番走力の高い佐藤歩でもうひと噴射したい。10位争いが集団で牽制してくれれば、追いついていけるかもしれない。もし追いついていたなら抜け出したい。さて、ここで何位入れるだろうか…


8区木村茂樹(4年) 目標タイム:1時間7分00秒
 8区は昨年7区経験者の木村。前回は順位は落としたものの、10位のラインに喰らいついた選手。今回も同じような走りをしてほしい。もうこの辺からは実力というか、気持ちの問題も入ってくる。負け癖が4年生についているという監督の話だが、気持ち負けだけはしないように。昨年いい感じでここまでは来たんだから自信を持って臨んでほしい。


9区久保謙志(4年) 目標タイム:1時間11分30秒
 ここは前回、途中棄権となってしまった区間。嫌なイメージがついているだろうから、ここで主将の出番。ハーフの持ちタイムを考えると、このくらいのタイムで充分いけるはず。駅伝で結果が出ていないようだが、意地をみせてほしい。ここまできちんと走っていれば、シードラインより上では無理でも、近い位置ではレースを進められていると思うのだが。弱気にならないように。


10区若狭聖也(2年) 目標タイム:1時間12分00秒
 アンカーは4年生でもなく、予選会を走ってもいない若狭。しかし、上尾ハーフで64分半ばをマーク。タイムはアンカーを走る選手としてはそんなに悪いわけではない。アンカーはあえて良くも悪くもほとんど経験がない若狭でいってみたい。変に過去の概念にとらわれることなく純粋に前を追って追って追っていってほしい。混戦の中、どのあたりで終えるだろうか。前々回よりはいいレースを期待したい。


まとめ
 復路にある程度駒を残しておきながら、4区終了地点、6区終了地点での順位を意識して走ることになるのではないかと予想している。このメンバーなら復路順位は一桁でいける可能性は充分あると思っているのだが…言ってもしょうがないが、往路候補の宮原あたりが抜けているのがちょっと痛い。ただ、信用ならない4年生を切ったということで、逆にチームが締まることを期待したい。若手はチャンス到来とどんどん出てきてほしいし、4年生は緊張感をもってほしい。それで好成績を残せば、来年に繋がる。奈良新監督の采配に期待したい。



◆◇箱根駅伝区間予想-大東文化大学その1-◇◆

山を武器にどう攻める!?

42年連続42回目
大東文化大学
08箱根途中棄権、08箱根予選10位

 かつての優勝校、大東文化大学がもがいている。80回大会のシード落ち以来、ずっとシード権を逃し続けている。山で暴れる大学で「山の大東」と言われていたが、近年目立たなくなった。前回は8区まではシード権争いに絡む以前よりはいい戦いをしていたかにみえたが9区の選手が脱水症状により棄権。最悪な結果だった。今期に入っても士気があがらず箱根予選は10位通過。増枠がなければ落選という苦しい結果だった。しかし、山の目処は今年は立っている。その武器を活かせば"まさか"がありうるか。

一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

 佐藤匠(4年): 下り○


B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手

 下條誠士(4年) 上り○

前回:佐藤、佐々木

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 久保謙志(4年);主将
 宮城和臣(4年): ムラッ気
 清野篤(3年)飛ばし癖
 井上裕彬(3年): 初出場
 佐藤歩(3年) 初出場

前回:清野、下條

D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 木村茂樹(4年):
 高橋賢人(3年):長期ブランク
 土田純(2年) 初出場、ムラッ気
 若狭聖也(2年):初出場

前回:宮原、木村、高橋

E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

 濱克徳(3年): スピード型20km×
 野口聖矢(3年):初出場
 秋山拓平(2年):初出場、ムラッ気
 高関伸(2年):初出場
 吉田明広(1年):

前回:宮城、水越

チーム(ほぼ)全員 チャンス×、弱気

上位10人平均:1.9点  16人平均:1.3点
(参考)前回10位校:1.9点 前回の結果:1.4点


◆ワード説明


上り○
…上りが得意
下り○
…下りが得意
スピード型
…スピードが魅力の選手

飛ばし癖
…前半飛ばしすぎて後半撃沈する場合がある
長期ブランク
…ここのところ試合に全く出場していない
20km×
…20kmで自分のスピードをまだ活かせていない
チャンス×
…流れが出来てもそれを活かせない
弱気
…負けが込んでしまい、モチベーションが上がらない

ムラッ気
…好不調の波が激しい


戦力分析
 エースこそ不在だが、20kmで力を出せる選手が揃っている…はずなのだが、どうも後手、後手に回っている試合が多い印象。監督曰く、『経験がマイナスになってしまっている』とのこと。試合で縮こまってしまい、特に4年生が今ひとつ結果を出し切れない印象。結局、4年生中心といいながら、宮原、住田、中村と過去箱根駅伝出走者の3人の4年生が外れた。吹っ切れたのか宮原はエントリー後、記録会で爆走した。まあ、プレッシャーがかからなければそんなものなのかもしれない。過去に実績のある4年生を外して、敢えて経験の少ない下級生にチャンスを与えたような感じがする。いいショック療法になればいい。

 主力は4年宮城、3年清野、2年井上と各学年ごとに1人。おそらくこの3人を1区から3区に並べてくると思われる。突出した存在がいないので、この3人で前半を耐えるということになるだろう(といっても1万29分一桁もいないのできつい)。また、好材料は前回の山経験者が好調。5区は下條、6区佐藤匠が有力。下條は前回は急遽だったそうだが、今年は満を持してということで期待できるか。佐藤は山下りは3回目、慣れているので大丈夫。区間3位以内となると厳しいがやはり山では健闘できるだろう。その他は前回の経験者の木村や高橋、新戦力の土田、佐藤歩と粒は揃っている。山で順位をあげて耐えるレースとなるか。果たして、シードに手が届くか。占ってみたい。



大東文化大学~箱根16人エントリー予想

○大東文化大学
★佐藤匠(4年)29分44秒07
★下條誠士(4年)29分49秒79
★土田純(2年)29分57秒89
濱克徳(3年)30分05秒03
樋口勝利(3年)30分10秒83
★宮城和臣(4年)30分23秒69
川崎慧(2年)30分25秒96
高関伸(2年)30分26秒07
野口聖矢(3年)30分27秒29
★宮原卓(4年)30分31秒80
篠田勝成(2年)30分32秒54
★中村友一(4年)30分32秒82
城地一志(1年)30分34秒84
★秋山拓平(2年)30分42秒25
山田誠一郎(3年)30分45秒81
若狭聖也(2年)30分54秒95
一尾恭兵(2年)31分05秒90
土田修司(2年)31分08秒52
★佐藤歩(3年)31分10秒78
折尾和俊(1年)31分23秒82
釜付亮介(1年)31分34秒64
片桐剛司(1年)31分35秒83
横山拓也(2年)31分37秒42
蛭田晃央(1年)32分41秒74
欠場:★住田、★木村、尾崎
安藤、松田

予選走った選手と走っていない選手が結構入り乱れた展開となった。

良かったのは山に出場するであろう下條と佐藤匠。
普通、山に出場する選手がこの時期の記録会に出場することはあんまないのだが、
さすが「山の大東大」。昨年の経験者ということもあり、そこは余裕である。
調子が上がっているから、出場させて景気付けということであろうか?
まあ、山の選手が調子上がっているのはいいことだ。
山まで繋げば何とか、と苦しいと言われている往路が踏ん張れる可能性はある。

また2年生の土田も上尾の結果でちょっと心配したが、大丈夫なようだ。
濱に関しては、20kmで結果が出ていないので、なんともいえない。
4区に限って出場のチャンスありか。

残念なのは宮城、宮原、佐藤歩など予選会出場者。
16人のボーダーライン、もしくはそれにも入れない選手に沢山負けてしまった。
タイム的にも30分30秒前後であって、底上げが順調というわけではない。
まあ、若狭も含めて宮城、佐藤歩あたりは上尾ハーフでまずまずの走りをみせていたし、
宮原も上尾よりはマシになってきているので何とかなるとは思うのだが。

まあ、ちょっと安定感がないのは気がかり。
上尾ハーフのときとは全然違う順番になっているので、
誰を信用していいやら分からない。

予想する側も区間予想、いや16人エントリーの時点で読みづらい。
中村の復活もありうるし、どうなるだろうか。

とりあえずエントリー予想だ

箱根16人エントリー予想
◎エース、○主力、●中堅、△10人有力、▲望みあり、×16人がやっと
4年
○佐藤、○下條、○宮城、●久保、△木村、▲宮原、▲住田

3年
◎清野、○井上、▲佐藤、×濱

2年
●若狭、△土田、▲樋口、▲野口

1年
△吉田

5番から15番手あたりまでは調子によっていくらでも変わりそうな気がする。
てか中堅あたりからかなり適当である。

エースはいないが、性格的に清野。
実力的にはまだまだだが、2区でも臆することはないだろうかと。
後、山候補の2人は主力扱い。
区間上位が狙える公算があるからである。

後は、上尾ハーフ、箱根予選で結果を残した選手を重視しながら中堅以下を決めた。
若狭も記録会で撃沈したが、調子を戻せば十分働けるということでだ。

どうだろう。4年生中心のチームであるが、4年生7人ということもありえるし、
「4.3.2.1」とバランスよく配置する可能性もあるという、
何とも予想としては情けないほどあやふやなのだが、
それほど安定して成績が残せず、且つ選手間に力の差がない状況。

復路ではそこそこ走れる(前回8区終了時で復路6位)人材はいるが、
往路は特に2区で非常に厳しい戦いになるだろう。
誰か1人でもいいから覚醒してくれないだろうか?

2区終了時で10位との差がどれくらいになるか分からない。
後は3区以降は自分で一気に返そうとせずに
全員駅伝で借金を少しずつ返していくということになりそうだ。

前回浮上のキッカケを掴みかけてはいた。
とにかくまずは83回の成績を上回るようにはしたいところだ。

【上尾ハーフ】大東文化大学-評論&展望-【日体大記録会】

★大東文化大学
続いて、山を利用して順位浮上を狙う大東文化大学

上尾ハーフ
7位井上裕彬1時間3分32秒
11位宮城和臣1時間3分59秒
34位若狭聖也1時間4分31秒
42位久保謙志1時間4分39秒
52位佐藤歩1時間4分48秒
54位住田直紀1時間4分51秒
58位木村茂樹1時間4分54秒
75位吉田明広1時間5分08秒
108位野口聖矢1時間5分38秒
131位樋口勝利1時間5分51秒
151位中村友一1時間6分06秒
155位宮原卓1時間6分15秒
159位秋山拓平1時間6分18秒
185位土田修司1時間6分38秒
194位釜付亮介1時間6分45秒
195位土田純1時間6分45秒


11/23日体大記録会1万m
<9組>
18位清野篤29分29秒96


4年生が全員ではないが、復活してきたのはいいニュース。
宮城、久保はまずまず。住田・木村も予選の惨状からすると立ち直ってきた感がある。
宮原と中村は残念ながらちょっとメンバー入りは難しい。
ブランク期間を考えると宮原が僅かに可能性ありか。
下條と佐藤匠は山篭りだろうから心配ない。
また若狭という新戦力も出てきて、地味ながら戦力は整いつつある。
悩める2区候補は井上が名乗りをあげてきた。まだまだ力不足感はあるのだが、現状仕方ないか。

記録会の方に出てきた清野は不完全燃焼。
タイム次第では2区もと考えていたのだが、
今回も1区か。せめて区間一桁には入ってほしいところ。
また秋山、土田純と予選走ったメンバーが不満。
せっかく4年生が調子をあげてきたのに2年生が逆に下がってしまった。
2年生は活躍して盛り上げてほしい学年なのだが、66分はいくらなんでもかかりすぎ。
本番までに再調整できるだろうか。

予想オーダーである。

清野-井上-宮城-佐藤歩-下條
佐藤匠-若狭-木村-久保-住田

結構、シード権の可能性はあるのではないかと思うのだがどうか。
2区終了地点で20位くらいになってしまうだろうが、
4区終了地点で15位で、5区6区で一気にシード権内に浮上、
後は前回と同じように粘りに粘る。戦い方としてはそうなるだろう。

キーとなるのはこのオーダーでは6人いる4年生だろう。
彼らがしっかりすれば、彼らに繋げという意識が生まれるので粘れると思うのだが。

後は個人的に住田は何とか走ってもらいたい。
精神的な弱さがちょっと心配だが、有終の美を飾ってほしい。

序盤さえ乗り切れば、戦力はそれなりに整っている。
予選10位からの逆襲をかけてほしい

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