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出雲から全日本へ~中央大学

 
中央大学
 
出雲駅伝成績
総合9位2時間14分46秒
1区新庄翔太(1年)23分39秒区間10位(10)51秒差
2区代田修平(2年)16分31秒区間5位(10→9)42秒差
3区須河宏紀(2年)23分51秒区間8位(9→9)1分19秒差
4区西嶋悠(2年)19分33秒区間10位(9→9)2分13秒差
5区相場祐人(2年)19分50秒区間5位(9→9)3分01秒差
6区塩谷潤一(3年)31分22秒区間10位(9→9)4分03秒差
 主力に一部故障者が出たため、初駅伝の選手を4人起用して上位を窺った中央大は9位となった。その初出場の4人には収穫があったりいい経験になったのではないでしょうか。1区は期待のルーキーの新庄選手でしたが、さすがに区間上位は厳しかったか。まあ、大崩れせず経験できたのは良かった。また関カレ3障から急激に伸びてきていた代田選手が区間5位。これはこのまま距離を伸ばしてどうなるか非常に興味ありますね。この2人は全日本も前半区間でいいだろう。
 
 それと、棟方選手などが欠場した影響で3区に抜擢された須河選手も区間一桁。いきなりの大役をしっかり果たしたと言えるだろう。5区相場選手も前の青学をいい目標にできたか好走。経験者が出遅れているだけに彼らの走りは良かった。全日本で更に重要区間を任せるのもいいだろう。
 
 ただ、残り2人の主力がもう少しいければ良かった。まあ塩谷選手は多分もっと距離が伸びた方がいいタイプなので良しとして、西嶋選手の状態は大丈夫でしょうか。9月の記録会で14分00秒を出してこれは成長したと思ったのだが、繋ぎの4区で区間10位と全く伸びなかった。全日本駅伝でシードを狙うには主力と新戦力が融合しなければならないだけにこのあたりが不満の残る点である。
 
 
エントリーメンバー紹介
4年
棟方雄己(4年)28分55秒65
≪11箱根2区17位、10全日本4区5位、10出雲3区13位≫…中大のエース。若干成績が不安定な面があるが、全カレ5千で入賞した。出雲は故障で回避したが全日本エントリー
井口恵太(4年)29分22秒28≪11箱根9区14位、10全日本3区8位、10出雲5区4位≫…主将。関カレ1万で途中棄権して以来試合出場が無かったが、先日5千で自己ベストを出した
 
3年
塩谷潤一(3年)29分33秒30
≪11出雲6区10位、11箱根10区6位、10全日本7区5位≫…長いロードで粘りのある走りをする。 昨年の関カレハーフ入賞。独特な走法である
渥美昂大(3年)29分38秒06★≪11箱根3区10位、10出雲4区7位≫…今季は全く出走がなかったが、先日初の1万で29分半ばを出した
大須田優二(3年)29分39秒19★…春になって伸びてきた選手。全日本予選2組で好走した
服部峰祥(3年)29分52秒95…スピードのあるランナー。全日本予選2組出走
新庄浩太(3年)30分11秒56≪11箱根8区4位、10出雲2区7位≫…今年の箱根で好走。今季はやや不調か

2年
西嶋悠(2年)29分26秒63
★≪11出雲4区10位、11箱根1区10位、10全日本5区3位、10出雲1区6位≫…ロードに強く1区が多い。9月に5千で大幅に自己ベストを出したが出雲では良くなかった
須河宏紀(2年)29分32秒67★≪11出雲3区8位≫…今季急成長している選手の一人。昨年は大きな大会が無かったが、今年は全日本予選最終組を担当し無難にこなした
代田修平(2年)29分54秒16★≪11出雲2区5位≫…関カレ3障入賞してから、どんどん頭角を現してきた。出雲駅伝も2区で好走。主力の一人になってきた
相場祐人(2年)30分19秒62★≪11出雲5区5位≫…関カレハーフに出場以降、じわじわ成長してきている。出雲で好走
 
1年
新庄翔太(1年)29分09秒38
★≪11出雲1区10位、09高校1区9位≫…中大期待のルーキー。激戦となった関カレ1500で入賞。全日本予選最終組5位と中々の走りをみせている。3年生の浩太の弟
多田要(1年)30分23秒99≪10高校1区7位、10都道府県1区33位≫…少し出遅れていたが9月の日体で5千で14分一桁を出している
 
主なエントリー漏れ
野脇勇志(3年)29分16秒10
≪11箱根4区7位、10全日本2区10位、09全日本6区7位≫
出口遼(1年)14分02秒22※≪10高校4区9位≫
 さて、全日本のエントリーを見ると前回の箱根経験者がだいぶ復帰してきた。井口、渥美選手は申し分のない成績で記録会を終えた。棟方選手も故障と言いながら全日本にエントリーしてきたということは軽傷なのだろうか。これに出雲も走った成長株の新庄翔、代田、相場選手や更なる飛躍を求められる西嶋、塩谷選手などでメンバー争いはかなり激しいものになりそう。誰がどこに来るか予想しづらいが、個人的に考えるオーダーを述べてみる。

区間オーダー予想
新庄翔-須河-代田-相場-西嶋-大須田-多田-塩谷
 とりあえずまず、調子の分からない棟方選手と調子が上がって間もない渥美・井口選手は今回は外して予想しました。箱根なら繋ぎ区間でも何とかと思うのですが、全日本なら年間通じて結果を残しつつある選手試す方がいいんじゃないかと思ったからです(最も、その3選手が5区6区7区に入ったりすると結構強力ですが)。
 
 1区は出雲に引き続き新庄翔。出雲で区間一桁だったら全日本2区、箱根2区なんて考えていたのですが、まだちょっと早いかなという判断。ひとまず区間一桁が目標。2区は万全なら棟方選手ですが、今回は須河選手を大抜擢します。各大会安定して成績を残していますし、ここは上位に挑戦していきたい所。3区の代田選手は出雲と同様に最短のスピード区間、力を発揮してほしいです。
 
 4区もこれまた抜擢して相場選手。出雲5区よりはかなり難易度が上がるのですが、長い距離の方がいいタイプのような感じなので粘りたい。そして5区に西嶋選手。本来なら4区とかなのですが、出雲があまり良くなかったので昨年と同じ区間にしておきます。昨年区間3位なのでそのくらいいってくれればいいが。6区7区は9月に5千ながらいい感じで走れていた大須田・多田選手に大学駅伝に初挑戦させてみたい。アンカーはスピード不足が気にはなりますが、出雲に引き続き塩谷選手に頑張ってもらいたいです。
 
 主力3選手欠いて予想しましたが、そんなに苦労せずに区間予想できたので層自体は厚くなってきているかなという感じはします。しっかりとオーダー組めれば、後半に地道に順位をあげてきてシード権争いに絡んできてもおかしくはないです。上手く駅伝の流れに乗って個々の力を発揮させていきたい。
 
 
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出雲駅伝展望~中央大学

続いて
自己ベストを出す中堅が続出
中央大学
エントリーメンバー紹介
4年
棟方雄己(4年)13分54秒94
≪11箱根2区17位、10全日本4区5位、10出雲3区13位≫…中大のエース。若干成績が不安定な面があるが、全カレ5千で入賞した。今回は故障で回避
 
3年
塩谷潤一(3年)14分20秒46
★≪11箱根10区6位、10全日本7区5位≫…長いロードで粘りのある走りをする。 昨年の関カレハーフ入賞。独特な走法
大須田優二(3年)14分22秒56★…春になって伸びてきた選手。全日本予選2組で好走した
新庄浩太(3年)14分23秒04≪11箱根8区4位、10出雲2区7位≫…今年の箱根で好走。今季はやや不調か

2年
西嶋悠(2年)14分00秒44
★≪11箱根1区10位、10全日本5区3位、10出雲1区6位≫…一定のペースで走るのが 得意な選手だが、9月に5千で大幅に自己ベストを出した
代田修平(2年)14分02秒30★…関カレ3障入賞してから、どんどん頭角を現してきた。全日本予選も出場し 、中堅の一人に。
相場祐人(2年)14分13秒64★…関カレハーフに出場以降、じわじわ成長してきている
須河宏紀(2年)14分17秒91…今季急成長している選手の一人。昨年は大きな大会が無かったが、今年は全日本予選最終組を担当し無難にこなした
 
1年
新庄翔太(1年)13分59秒61≪09高校1区9位≫…中大期待のルーキー。激戦となった関カレ1500で入賞。全日本予選最終組5位と中々の走りをみせている
永井秀篤(1年)14分20秒68≪11都道府県1区25位≫…5千で安定している
 
主なエントリー漏れ
野脇勇志(3年)14分00秒72
≪11箱根4区7位、10全日本2区10位、09全日本6区7位≫
出口遼(1年)14分02秒22≪10高校4区9位≫
多田要(1年)14分12秒99★≪10高校1区7位、10都道府県1区33位≫
渥美昂大(3年)14分15秒37≪11箱根3区10位、10出雲4区7位≫
井口恵太(4年)14分30秒58★≪11箱根9区14位、10全日本3区8位、10出雲5区4位≫
 中堅校の代表格ともいえる中央大学。優勝争いまでは中々顔を出すことはできていないが、安定して中位を取ってくる。今年もじわり強化が進んでいる。昨年度駅伝で走れなかった大須田、代田、相場、須河といった新戦力が台頭。全日本予選で重責も担っている。そしてルーキーの新庄選手も中々の活躍をしている。野脇、井口選手といった前回の箱根経験者が姿を見せないのが気がかりだが、勢いのある選手を積極的に起用していきたい所だ。
 

区間オーダー予想
新庄翔-代田-西嶋-相場-大須田-須河
 過去の大学駅伝経験者は一人だけという何とも新鮮なオーダー予想となった。それでも前半戦それぞれ活躍していた選手が顔を揃えているので、個人的にはある程度の期待感は持てると思います。
 
 1区は将来のエース候補の新庄翔選手を思い切って抜擢。スピードもまずまずあるし、インカレを見る限り状況判断能力も高そうに見える。昨年の東洋・設楽&日体・服部のようなレースができれば最高だろうが、粘り強くレースを進めてほしい。
 
 2区は3障でも活躍している代田選手を試す。4区か5区でデビューと最初は考えていたのだが、先日5千で14分02秒を出した。これは調子が上がっているうちに前半の区間でもまれさせていいんじゃないかと思い置きました。3区には棟方選手を考えていたのですが、残念ながらエントリー後に故障した模様。その代わり西嶋選手。スタミナ型の印象だったが、5千でかなりタイムを縮めてきてスピードもついてきた印象なので、ある程度の好成績を求めてみたくなったのだ。
 
 4区と5区にはそれぞれ5千でベストを出した相場と大須田選手。2人とも今年になって伸びてきた選手で面白い。昨年は渥美と井口選手がここで駅伝デビューしてそれぞれ区間7位、4位と走っているのでそれ以上の成績を出してほしい。アンカーは全日本予選最終組を担当した須河選手で。安定した走りを期待したいところだ。
 
 浦田監督は5位から6位あたりで合格点ということを話しておられます。これだけ新戦力を試して5位6位に入ったら確かに今年の中大は面白そうです。現在、主力がやや出遅れているので、これらのメンバーでしっかり走って、主力に刺激を与えたい所だ。
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全日本予選展望~中央大学

続いて中央大学
 
平均タイム:8位29分41秒31(ボーダーまで1人1秒48)
4組:24位須河宏紀(2年)29分40秒72、36位新庄翔太(1年)30分10秒48
3組:5位塩谷潤一(3年)29分23秒30、9位西嶋悠(2年)29分26秒63
2組:5位大須田優二(3年)29分39秒19、18位服部峰祥(3年)29分52秒95
1組:2位棟方雄己(4年)28分55秒65、30位代田修平(2年)30分29秒99
補欠:新庄浩太(3年)30分11秒56、相場祐人(2年)14分28秒77※

調子だけで並べてきた??
 総合力は高いので通過有力と思われた中大ですが、エントリーでちょいと色々疑問が付く点がある。主将の井口・野脇選手が外れたのを筆頭に、えっ!?と思うようなエントリーがある。目立つはエースの棟方選手が1組。関カレ5千では各選手うまく行かない中、最低限にまとめていたのだが、インカレ後に何かしらアクシデントがあった感じ。下手したら当て馬なんじゃないかとも思わせる感じだ。
 
 そして4組がかなり手薄に見える。1年生新庄選手は1500mで入賞するなどいい感じだが、1万の距離は果たしてどうか。須河選手は確かに関東インカレでは同僚の西嶋選手よりいい成績だったのだが、1万のベストはチーム内でも7番目。まだ主力格とまでは言えない。何だか実力云々を抜きにして、本当に調子のよい順に並べてきたという印象だ。
 

3組の2人が仕事ができるか
 まあ、とりあえず前半は何だかんだで勝負できる公算が高いか。たとえ1組で棟方選手が走らなくても補欠にいる新庄選手は箱根で好成績を残しているし、相場選手は関カレハーフで14位と力走を見せた。2組の大須田選手はベストを出して調子はいい、服部選手もベストに近いタイムを残すなどしており、ボーダー上で推移は充分可能だ。
 
 問題は3組の塩谷と西嶋選手。1万のランクはそれぞれ5位9位と稼げそうなのだが、2人とも関カレでは失敗。西嶋選手は1万で下から3番目、塩谷選手は昨年入賞したハーフで22位に沈んだ。井口・野脇選手が外れた中、本来ならこの2人が4組を務めるべきなのが3組となった。ここは何が何でも貯金して4組の選手を楽にさせたいだろう。苦しいチーム状況でもギリギリで踏ん張るのに定評のある中大だが、今回もそれを発揮できるか注目だ。
 
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H22中大記録


1棟方雄己(3年)13分54秒94★
2齋藤勇人(4年)13分56秒83★,14分34秒37
3野脇勇志(2年)14分00秒72★,14分02秒03★,14分11秒52,14分42秒66
4大石港与(4年)14分07秒37★
5渥美昂大(2年)14分15秒37★
6塩谷潤一(2年)14分20秒55★
7代田修平(1年)14分22秒72★,14分58秒76
8市塚遊(3年)14.22.80★,14分27秒39★
9小柳俊介(3年)14.23.87★,14分40秒00,14分40秒69
10橋形卓磨(3年)14分24秒25★,14分30秒36,14分32秒34
服部峰祥(2年)14分25秒81★,14分45秒25
西嶋悠(1年)14分30秒97,14分49秒85
新庄浩太(2年)14分32秒33,14分38秒98,14分49秒68
山下隆盛(4年)14分32秒36
井口恵太(3年)14分35秒93
須河宏紀(1年)14分36秒29,14分36秒95,14分53秒07
森山昇人(4年)14分37秒04,14分50秒40
上田拓(1年)14分38秒24
鈴木大和(2年)14分41秒11
相場祐人(1年)14分41秒39,14分44秒47,14分56秒17
久米薫(副務)14分41秒78★,14分58秒15★
山田雄司(4年)14分43秒42
金田央(3年)14分51秒47
佐々木健太(2年)14分51秒74
上村顕斗(1年)14分54秒98
大西裕真(3年)14分55秒92★
中村純也(4年)14分57秒16
岩城和音(2年)14分57秒81
保岡宏紀(1年)14分58秒02★
鈴木大地(2年)14分59秒99★

1齋藤勇人(4年)28分55秒40★,29分21秒78★
2棟方雄己(3年)28分55秒65★
3大石港与(4年)28分59秒41★,29分17秒98
4野脇勇志(2年)29分16秒10★,30分08秒24★
5井口恵太(3年)29分22秒28★
6塩谷潤一(2年)29分33秒30★,29分38秒40,30分15秒64
7小柳俊介(3年)29分43秒43★
8西嶋悠(1年)29分43秒46,29分50秒10
9森山昇人(4年)29分45秒63★
10服部峰祥(2年)29分52秒95★
新庄浩太(2年)30分11秒56★
山田雄司(4年)30分12秒19★,30分48秒66,30分53秒47
小柳俊介(3年)30分43秒91
岩城和音(2年)30分50秒28★,30分53秒63
市塚遊(3年)31分25秒02

中央大学-箱根駅伝フリーダムに評論-

往路8位復路6位
総合6位:中 央 大 学
(順位予想:往路6位復路11位総合7位 区間予想:2区5区6区10区)

 シュミレーションをする際、3区に齋藤を置いて行ったので、その分往路が上がって復路が下がっての予想となってしまいました。区間予想はまあ山は鉄板でしたのでね。他はかなり復路型で予想にしたのでちょっと無理がありました。
 
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シードとの差)
1区西嶋悠(1年)64分28秒区間10位(10)2分06秒
2区棟方雄己(3年)70分10秒区間17位(10→17)4分26秒
3区渥美昂大(2年)64分18秒区間10位(17→17)4分59秒
4区野脇勇志(2年)55分58秒区間7位(17→14)5分51秒
5区大石港与(4年)80分58秒区間7位(14→8)6分02秒(-36秒)
6区山下隆盛(4年)60分54秒区間13位(8→7)7分34秒(-52秒)
7区齋藤勇人(4年)64分58秒区間6位(7→6)8分31秒(-1分19秒)
8区新庄浩太(2年)66分50秒区間4位(6→6)8分41秒(-1分52秒)
9区井口恵太(3年)71分38秒区間14位(6→7)10分16秒(-1分27秒)
10区塩谷潤一(2年)71分12秒区間6位(7→6)11分33秒(-2分02秒)
【優秀選手】大石港与…区間7位ながらしっかり流れを呼び戻す
【敢闘賞】渥美昂大…前との差を詰め追撃態勢を始めるきっかけに
【殊勲賞】新庄浩太…8区4位の走りでシード権をほぼ決定づける

昨年のようには流れず
 前回、序盤は我慢する区間という評価の中、1区水越2区山本選手が予想より前の方でタスキリレーをし、良い連鎖反応が生まれ、自信があった山で大きく浮上した中央大学。今回も同じようなレースができればという事でしたが、そこまではうまくいかなかったか。
 
 1区1年生ながら一番ロードで安定している西嶋選手がしっかり集団の中でリレーしましたが、2区棟方選手が横浜駅前あたりで集団に付いていけず後退。タイム的には力を出し切っている感じなのでこれは仕方がない。まあ、前回は1区がハイペースで縦長になってしかも水越選手が前の方で襷を渡せたのが大きかった。今回の展開で2区終了時で上位付けるのは難しかったですかね。
 

中盤の4年生でジャンプアップ
 ただ、そこから落ち着いて順位を上げていく所はさすが。3区に当日変更で入った渥美選手が順位こそあげられなかったものの前との差を詰める(失礼ながら、当日変更で3区に入った瞬間「!?」と思ってしまいました)と、4区スピードランナーで秋になって成長していた野脇選手が序盤から早いペースで順位をあげにかかる。
 
 そして中盤に投入された4年生が仕事を果たした。5区大石6区山下選手は昨年も担当し区間3位区間2位の成績を残した選手。ただ、2人とも夏合宿時にあまり練習は積めていなかったので同じような成績を残せるかどうかというところだった。
 
 結果、個人順位はそこまでいかなかったが、大石選手はラストの下りで上手く走りを切り替えてそこから前に見えていた選手を一気に追い抜く、6区山下選手は何とか間に合わせた感じだったが1人を抜いた。そして少々驚きの配置だった7区の齋藤選手も1万28分台ということを考えると不満だが流れに乗っていった。

 ……個人順位がそこまで良かったわけではないのに、この3区間14位から6位と8つ順位をしっかりあげられるのは伝統校のなせる業(ごう)なのでしょうか(^^; まあ、差はそんなに付いていなかったので追う立場をうまく利用できた感じですかね
 
 
27年連続シード権、最低限は出来た
 まだ10位ラインとは1分あまりで予断を許さない状況だったが、8区に起用された新庄選手が大当たりで後続との差を広げて、これで安全圏に逃げ込めましたかね。井口選手がやや不安でしたが踏みとどまり、アンカーの塩谷選手がラストスパート争いを制して6位に入り、継続中ではダントツで最長となる27年連続シード権を獲得した。
 
 全日本のシード落ちなどで少々チーム力が心配でしたが、山を起点に上手く乗り越えました。ただ、4年生に強い選手がいたので、本当はもう少し上位を喰いたかったでしょうか。本当は大石を2区に回して最初から攻められるようにしたかったらしいですが……まあ4人出走した2年生がそれぞれいい成績を残したのは収穫だったと思います。
 

 
○卒業生出走メンバー(抜けるメンバー)
大石港与5区8位、山下隆盛6区13位、齋藤勇人7区6位
 
○在校生出走メンバー
西嶋悠1区10位、棟方雄己2区17位、渥美昂大3区10位、野脇勇志4区7位、新庄 浩太8区4位、井口恵太9区14位、塩谷潤一10区6位
 
○補欠メンバー(+α)
市塚遊、小柳俊介、大須田優二、金田央、服部峰祥、相場祐人(新庄翔、出口 、多田、佐々木など)
 
○現時点で考えるオーダー
出雲:棟方-野脇-西嶋-新庄浩-渥美-塩谷
箱根:棟方-西嶋-野脇-渥美-新庄浩 市塚-新庄翔-井口-塩谷-小柳
 次年度ですが、出雲と(出場できれば)全日本に関しては昨年より面白い戦いができるのではないでしょうか。新3年生中心にまずまずの選手層でメンバーには入れてませんが新入生も今回は入ってきます。ただ、箱根はやっぱり山の穴が…。登れる走力…というか精神的に強い選手が育ってくれれば(今の所登り区間の8区で好走した新庄浩選手を入れます)、平地は上がりそうなので、期待できるのかなと思います。
 
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