2011/06/15
全日本予選展望~中央大学
続いて中央大学
平均タイム:8位29分41秒31(ボーダーまで1人1秒48)
4組:24位須河宏紀(2年)29分40秒72、36位新庄翔太(1年)30分10秒48
3組:5位塩谷潤一(3年)29分23秒30、9位西嶋悠(2年)29分26秒63
2組:5位大須田優二(3年)29分39秒19、18位服部峰祥(3年)29分52秒95
1組:2位棟方雄己(4年)28分55秒65、30位代田修平(2年)30分29秒99
補欠:新庄浩太(3年)30分11秒56、相場祐人(2年)14分28秒77※
調子だけで並べてきた??
総合力は高いので通過有力と思われた中大ですが、エントリーでちょいと色々疑問が付く点がある。主将の井口・野脇選手が外れたのを筆頭に、えっ!?と思うようなエントリーがある。目立つはエースの棟方選手が1組。関カレ5千では各選手うまく行かない中、最低限にまとめていたのだが、インカレ後に何かしらアクシデントがあった感じ。下手したら当て馬なんじゃないかとも思わせる感じだ。
そして4組がかなり手薄に見える。1年生新庄選手は1500mで入賞するなどいい感じだが、1万の距離は果たしてどうか。須河選手は確かに関東インカレでは同僚の西嶋選手よりいい成績だったのだが、1万のベストはチーム内でも7番目。まだ主力格とまでは言えない。何だか実力云々を抜きにして、本当に調子のよい順に並べてきたという印象だ。
3組の2人が仕事ができるか
まあ、とりあえず前半は何だかんだで勝負できる公算が高いか。たとえ1組で棟方選手が走らなくても補欠にいる新庄選手は箱根で好成績を残しているし、相場選手は関カレハーフで14位と力走を見せた。2組の大須田選手はベストを出して調子はいい、服部選手もベストに近いタイムを残すなどしており、ボーダー上で推移は充分可能だ。
問題は3組の塩谷と西嶋選手。1万のランクはそれぞれ5位9位と稼げそうなのだが、2人とも関カレでは失敗。西嶋選手は1万で下から3番目、塩谷選手は昨年入賞したハーフで22位に沈んだ。井口・野脇選手が外れた中、本来ならこの2人が4組を務めるべきなのが3組となった。ここは何が何でも貯金して4組の選手を楽にさせたいだろう。苦しいチーム状況でもギリギリで踏ん張るのに定評のある中大だが、今回もそれを発揮できるか注目だ。
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