2012/12/12
【開始!】法政大学区間オーダー予想~第89回箱根駅伝
では、はじめていきたいと思います
西池選手でロケットスタート戦略か!?
法 政 大 学エントリー選手独断ランク付&戦力分析
7点:エース区間、山で大きく稼げる選手 6点:エース区間、山でしっかり走れる選手5点:エース区間や山も走れる選手西池和人(2年)28分39秒04≪2年:予選18位、1年:予選173位≫…未完の大器。長らく故障に苦しんでいたが、夏前から順調に練習を積んでおり、1万28分台出せるまで戻してきた
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手篠原義裕(4年)29分13秒59≪4年:予選73位、3年:箱根10区20位、予選25位、2年:予選62位≫…3年連続予選でまとめている。全日本予選最終組でもいい走りをみせている
田井慎一郎(3年)29分21秒83★≪3年:予選42位、2年:予選107位≫…昨年の箱根予選後じわじわ成長 今年の予選でも順位を上げ、1万でもベストを更新した。
関口頌悟(2年)29分40秒56≪2年:予選41位、1年:予選104位≫…関カレハーフや全日本予選最終組に起用されるなど期待の選手 箱根予選でもチーム2番手
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手松田憲彦(3年)29分41秒17★≪2年:予選104位≫…焼津ハーフで64分台、全日本予選2組4位に入る等、今季台頭してきた選手
佐野拓馬(2年)30分28秒06≪2年:予選57位、1年:予選155位≫…試合出場は少ないが、ロードを中心にじわりと成長してきている
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手品田潤之(4年)29分44秒54≪4年:予選93位、3年:予選255位、2年:予選187位≫…主要大会に弱かったが、今回の箱根予選はまとめることができた
森永貴幸(2年)30分08秒01★≪2年:予選94位≫…箱根予選でチーム7番手に入った
高梨寛隆(3年)30分14秒90…上尾ハーフで64分台を出した
藤井孝之(1年)31分09秒47≪1年:予選116位、高3:都道府県4区5位≫…今季前半は絶不調だったが、箱根予選はチーム9番手
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数大森一輝(4年)29分57秒35≪3年:予選117位≫…前回の箱根予選でチーム7番手
黒山和崇(2年)29分58秒63★≪2年:予選134位、1年:予選250位≫…全日本予選で好走している
大久保圭(4年)30分22秒65≪4年:予選250位≫…ハーフ65分前半
中村涼(1年)30分31秒64★≪1年:予選191位、高3:都道府県4区18位≫…全日本予選1組に出走している
佐藤和仁(1年)14分20秒75※…ハーフ66分台
有井渉(1年)14分35秒98※…ハーフ65分半ば
上位10人合計:22点
(参考:シード争い→30点程、優勝争い→40点以上)
5千順位-1万順位(今季1万)-ハーフ順位
19位-18位(18位)-17位 2年連続の次点から、ついに箱根復帰を果たした法政大。原動力となったのは前回の選抜で出場した選手…ではなく、2年生だ。昨年も出走した西池・関口・佐野選手が、昨年よりも大幅アップ。特に大器と言われる西池選手の復活は嬉しい。予選18位はまだまだ本調子の成績ではないが、更に調子をあげてきそう。それと高校が同じ佐野選手と関口選手も伸び盛りだ。これに田井・篠原選手ら上級生が盛りたてられるか。箱根予選で上位に入った選手が少なく、攻められる選手はあまり多くないので、そつなく繋いでいくことになるだろう。
区間オーダー予想
西池-関口-田井-藤井-佐野
黒山-森永-松田-篠原-高梨
とはいっても1区でドカンといってみたい。エースの西池選手を1区に起用。これは本人がかなり強い希望を出しているのもある。区間賞を獲れば目立てるということはあるのでしょうが、将来的に5千や1万で日本記録やそれ以上を狙う彼としては2区よりも1区の方が持ち味が発揮しやすいという考えもあるのだと思います。20kmのレース経験が少ないので飛び出すのはきついかもしれませんが、六郷橋からならいけるかと。個人的にもどんなレースになるかみてみたい。
それを引き継ぐのは同じ2年生の関口選手。昨年末から伸び始め、全日本予選で最終組で出走、箱根予選で西池選手に次いでチーム2番手と勢いがある。他校のエースに比べれば力不足は否めないが、順調ならトップ付近でくるはず。がむしゃらにいきたい。何とか総合10位くらいで粘り3区に先日の1万で29分21秒のベストを出した田井選手へ。チーム内でスピードのある彼をここに配置し、流れを切らさない意図がある。
つなぎの4区だが、予選ではチーム下位の選手は100番手前後に入っており、走行順位9番目のチームとしては悪くない。いろいろ選択肢があるが1年生の藤井選手で。今の2年生世代からスカウトを強化し始めているので、素材は悪くないはず。また長い距離対応できていない選手が多いが1人くらい使いたい。そして少し自信があるらしい5区には佐野選手を置いてみた。全国高校駅伝でのぼり区間の5区(3kmですが…)で区間賞獲得しているし、ロード中心に強化している選手。走れるのであればひとつ面白いかもしれません。
下りの6区は予想付きません。とりあえずトラックのスピードがあるかなぁと思った黒山選手を配置してありますが、適性ある選手ははたしているのかどうか。7区は調子のいい選手になるだろうが、今季1万ベストをだしている森永選手で。ほか品田選手や有井選手らも可能性あるか。さて、ここまでで総合10位が見えるあたりで踏ん張っていればロードで結果を残した選手を8区以降に残してあるので、シードの可能性でてくるのですが。
まず春先にハーフ64分台を出している松田選手。全日本予選でも好走し、前半戦勢いがあった。その時の走りができれば。そして9区に4年生の篠原選手。実力的には2区もありえますが、今は下級生に勢いがあるので、ここで4年生という走りを。アンカーには上尾ハーフで64分台を出した高梨選手。個人的に最善と思ったオーダーです。
どうでしょうか。2区3区など主要区間がどうしても厳しいのでじわじわ後退してしまう可能性が高いように思いますが、今は戦力が拮抗しています。特に中堅層がシード有力チームに対して大きく劣っているとも思えない。若い選手も多いので流れに乗れれば、いいレースができるように最後調整させてほしいところだ。
コメント