よし、連続でいっちゃえ
片川・市田兄弟を武器に85回大会の再現狙う
大東文化大学エントリー選手独断ランク付
7点:エース区間、山で大きく稼げる選手6点:エース区間、山でしっかり走れる選手 5点:エース区間や山も走れる選手市田孝(2年)29分11秒46≪2年:予選23位、1年:予選121位≫…エース候補 箱根予選ではチーム内唯一前で単独走りを行った
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手片川準二(3年)28分44秒81★≪3年:予選28位、2年:予選73位、1年:予選74位≫…1年目から距離対応して、今年大きく飛躍。1万でチームトップになった。
市田宏(2年)28分53秒98★≪2年:予選56位、1年:予選111位≫…全日本予選で大激走 箱根予選前に故障したが懸命に走りきった 入学当初は箱根5区希望していた
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手大崎翔也(3年)29分57秒90★≪3年:予選50位≫…ハーフマラソンから台頭してきた選手 箱根予選で50位に入るなど長い距離が得意
植木章文(2年)30分13秒35★≪2年:予選66位≫…学生ハーフで64分台を出して以降、成績が上向き
稲田康希(4年)30分15秒44≪4年:予選38位、3年:予選148位、2年:予選56位≫…トラックのタイムは低いが、2年時に箱根予選でチームトップの成績を残すなど長い距離に強い
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手大西亮(3年)29分36秒62★≪3年:予選72位≫…トラックから台頭してきた選手。箱根予選でチーム9番手
池田紀保(2年)29分42秒39★≪2年:予選55位、1年:予選187位≫…関カレ2部3障で入賞している 箱根予選ではチーム5番手
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手成田匠平(4年)29分29秒92★≪4年:予選71位、3年:予選97位≫…実業団経由のランナー。先日1万の自己ベストを久々に更新
田口哲(4年)29分31秒66≪4年:予選98位、3年:予選156位、2年:予選107位≫…どちらかというとトラックの方が得意 関カレ2部1万で29分台
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数吉川修平(3年)29分39秒18★…短めの距離が得意 秋以降はほぼ試合出場なし
有木俊平(3年)29分41秒40★≪3年:予選128位≫…9月の記録会で大幅自己ベスト 予選にも出走した
稲田浩己(2年)29分55秒49★…10月の記録会で29分台
鎌田大輝(4年)29分59秒32≪3年:予選44位、1年:箱根4区20位≫…前回選抜に選ばれている 今季は全般的に不調
大隅裕介(1年)30分05秒01★…10月の記録会で好走 1年生の中で1万の持ちタイムは今のところ抜けている
平塚祐三(2年)30分56秒60★≪2年:予選146位≫…箱根予選出走 持ちタイムより早いタイムで10㎞通過している
上位10人合計:28点
(参考:シード争い付近→30点、優勝争い以上→40点)
5千順位-1万順位(今季1万)-ハーフ順位
15位-15位(12位)-14位箱根予選で14位から4位のジャンプアップで本戦復帰を果たした大東大。伝統校のプライドを捨てて、緻密な集団走によるものだった。ただ、市田兄弟が軌道に乗り始めて、それに片川選手が急成長。過去2年は実質いないといっても良かった主力選手がでてきたのは好材料。ロードが得意な大崎・稲田選手らの成長も嬉しい。他、なかなかでなかった自己ベストが出てきてチーム状態は上向き。くすぶっていたチームがひとたび上昇するととんでもない力を発揮する。85回大会の大東大は総合4位に食い込んだが、今年の大東大はどうだろうか。オーダーを考えていきたい。
箱根駅伝区間オーダー予想
片川-市田孝-市田宏-池田-大崎
成田-大西-植木-稲田-田口
まず大事になってくる1区をだれにするか。多くの方が注目されているだろう市田兄弟は2区3区に。軌道に乗り始めているとはいえ、好調だったという兄・孝の予選23位は、箱根2区を考えるとまだ力不足。弟の宏選手は怪我明けの途上。流れを作るというよりは流れに乗せたほうがいいと思うので。
ここは先日1万28分台を出した片川選手を抜擢してみたい。チーム全体が元気なかったここ3年間で個人で一番元気だったのは彼だったと思う。良い意味で箱根を知らない彼の魅力にかけてみたい。また、4区は元々スピードタイプながら箱根予選チーム5番手に入った池田選手に頑張ってもらう。往路はこれが万全かなと思います。
正直、ここまでの段階で10位以内というのは結構なハードル。こうなると山の大東大の出番ということになってくる。85回大会の時も山で一気に浮上してきたわけだが、人材はいるのかどうか。5区は3年前に5区エントリーされた稲田選手…と思いきや本人が9区希望。なのでもう一人ロード型の大崎選手に。6区は先の池田選手や大西・田口選手などすごく悩んだんですが、自己ベストを出した成田選手を出し惜しみせずに抜擢。どうなるかはやってみないとわからないのだが、これで10位以内に入っておきたい。
ここからはいかに堅実に繋げるか。8区と9区にはロードの方から成績を残し始めた植木・稲田選手を並べてある。スピード化してきているとはいえ、この2区間はロードに強いタイプがまだまだ上位にはいってくる区間。ここで区間1桁が出ると面白い。
残り2区間は力的には大西・田口選手。どちらもトラックタイプであり、他スピード区間埋めてしまったので悩んだ。とりあえず7区は気温が低いこともあり高速レースにもなるだろうし、今季のタイムがベストの大西選手を7区。4年生の田口選手をアンカーにしました。
どうでしょうか。最終的に思ったのはやっぱり市田兄弟がどれだけ他校の主力選手とやりあえるかはかなり重要だということ。山の大東とはいえ5区6区がどうなるかは正直未知数。また、箱根予選での12番目通過が一番早かったとはいえ、意外と選手層は厚くない印象なのも気がかり。市田兄弟の大学に入っての一番の快走は今年の全日本予選だが、それ以上いってほしいのが本音。上昇気流にのりつつあるチームをけん引できるか注目だ。
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