2013/02/09
東京農業大学~第89回箱根駅伝徹底解剖!
往路17位復路10位
総合17位:東京農業大学(予想:往路18位復路9位総合14位 区間:3区間(3区4区10区)的中)
おお、往復順位ほぼ当てることできたw まあ、往路がちょっと差付きすぎでしたが…。区間配置は山が予想外なこともあって、きつかった。
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区木村翔太(4年)65分25秒区間15位(15)1分53秒差
2区竹内竜真(2年)74分02秒区間19位(15→18)5分27秒差
3区浅岡満憲(2年)69分14秒区間19位(18→20)10分04秒差
4区戸田雅稀(1年)62分18秒区間20位(20→20)13分08秒差
5区内藤寛人(4年)88分25秒区間15位(20→17)19分09秒差
6区三輪晋太郎(3年)60分32秒区間13位(17→17)20分08秒差
7区佐藤達也(3年)66分13秒区間10位(17→17)21分28秒差
8区岩渕慎矢(2年)68分48秒区間16位(17→17)23分13秒差
9区青木優(4年)71分42秒区間5位(17→17)24分29秒差
10区花田昌之(4年)72分34秒区間8位(17→17)25分47秒差
【敢闘賞】青木優…9区でようやく反撃
点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
75 70 60 75 80
60 85 75 85 80
木村選手の最初の飛び出し以降、急降下の一途今季はずっと空回り。12月の記録会で記録が出て、少し噛み合って来たかと思われたが、蓋を開けると、駅伝ができない、という厳しい結果を突きつけられてしまった。
エース級を起用した1区で苦しい状態に。木村選手が最初の数kmでスパートして一時単独トップに。しかし、東洋大の選手の揺さぶりにかなり早い段階で引き離され、15位で襷リレー。貰った竹内選手は序盤は格上の他大の選手に喰らいつくも、離されてからガタガタッと崩れた。疲れてきた中で向かい風の単独走になると、時折見られるが、チーム内で安定感の高かった選手だけにショックだった。
2年連続3区の浅岡選手が最下位に転落すると、4区戸田選手が区間最下位で更に引き離されてしまう。どちらもスピード型での向かい風で追うのがきつかったのはあるだろうけど、12月の記録会以降、チームの士気があがった中での失速で大きな動揺もあったのだろう。
手が施しようがない程の負の連鎖に5区内藤選手も厳しい走り。何とか最後の平地でペースをあげて、失速したチーム等を捉えて総合17位にあげるのが精一杯。結局、昨年と5区の失速以外はほぼ同じような成績になってしまった。
終盤2区間で4年生の意地 青木・花田選手が区間一桁気持ち切り替えたい復路。昨年はまずまずだったのでどれだけ成績を取れるかと思われたが、途中まではやはりうまくいかなかった。
前回2位の佐藤選手を差し置いて6区にエントリーされた三輪選手が区間13位。序盤ぶっ飛ばして終盤垂れるという1区のような感じ。7区佐藤選手がようやく区間10位の成績を残したが、8区岩渕選手が途中定点で最下位に落ちる場面も。2年連続ということになるのか心配された。
しかし、ようやくここで快走区間がでる。4年生の青木選手が区間5位の成績。本人は中盤に抑えなかったら区間2位にいけたと悔しい模様だが、ひとまず前を追うことができた。2年連続アンカーの花田選手も前回区間18位からジャンプアップする区間8位。何とか最後に意地をみせた格好だ。
来期の展望
○主な在校生
戸田雅稀(2年)28分54秒74≪1年:箱根4区20位、予選136位≫
竹内竜真(3年)28分59秒45≪2年:箱根2区19位、予選9位、1年:箱根8区11位≫
浅岡満憲(3年)29分16秒89≪2年:箱根3区19位、1年:箱根3区7位≫
山本和樹(4年)29分25秒42≪3年:予選92位≫
佐藤達也(4年)29分33秒04≪3年:箱根7区10位、2年:箱根6区2位≫
津野浩大(4年)29分35秒64≪2年:箱根5区20位≫
岩渕慎矢(3年)29分38秒90≪2年:箱根8区16位、予選61位≫
三輪晋太郎(4年)29分40秒89≪3年:箱根6区13位、予選112位≫
田中優(3年)29分42秒76
佐野雅治(2年)29分44秒79
矢澤舜(4年)29分49秒57≪3年:予選251位≫
大橋真弥(2年)30分05秒61
福島太郎(3年)30分16秒61
大河原謙人(4年)30分18秒53
島田直輝(3年)30分20秒26
土井久理夫(3年)30分29秒80
○主な新入生
木山雄生14分42秒00≪都道府県5区45位≫
荒木瞭一14分48秒43≪高校3区40位≫
畠山泰成14分49秒72≪高校1区46位≫
田村和基14分51秒39
安食徹郎14分56秒34
気負いとピーキングの問題はあった感じがするが…早いうちに結果をどうにも全体的に負の流れで、どうしたらいいかと思うけど、とりあえずピーキングは少しズレたような気がする。8区までで一番区間順位が良かったのが7区佐藤選手だが、彼は故障からギリギリ間に合わせた。それに対して、12月上旬にいい記録を出した面々は良くなかった。練習はできていたという事も話していたが、見えない疲れみたいなのがあったのだろうか。
それと気負い過ぎる選手が出てくるのもある。全日本予選では内藤選手が暴走し終戦。今回は木村選手がよく分からないタイミングで飛び出し、また三輪選手もオーバーペース。何とかしようという心意気はあるけど、どうも空回りしている。勝負に徹したい。
とにかく結果出すのは今のうち。チームの成績が下降し続けている事によりスカウトが打撃を受けている。竹内・浅岡選手の3年生コンビとスピード魅力の戸田選手、それに調子を戻してきた佐藤・津野選手といった新4年生と駒はある。後が無いという厳しさの中、優勝したチームがあったが、結果を残すために一致団結して1年間過ごしたい。
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