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帝京大学~第89回箱根駅伝徹底解剖!

往路7位復路3位
総合4位:帝京大学
(予想:往路10位復路12位総合11位 区間:5区間(1区2区5区8区9区)的中※にんじさんが7区間的中)

ここも大外ししてしまったなぁ…。4区から7区が予想以上過ぎました。区間配置はようやくそこそこ。なぜか8区猪狩が当たってたw

区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区田中健人(3年)65分24秒区間14位(14)1分52秒差
2区蛯名聡勝(3年)71分28秒区間8位(14→15)2分52秒差
3区高橋裕太(1年)67分30秒区間8位(15→12)5分45秒差
4区早川昇平(2年)57分56秒区間2位(12→6)4分27秒差
5区小山司(3年)84分09秒区間5位(6→7)6分12秒差

6区千葉一慶(3年)59分07秒区間3位(7→7)5分46秒差
7区難波幸貴(3年)65分44秒区間6位(7→6)6分37秒差
8区猪狩大樹(3年)67分11秒区間3位(6→5)6分45秒差
9区山川雄大(4年)71分48秒区間8位(5→5)8分07秒差
10区熊崎健人(2年)71分22秒区間3位(5→4)8分13秒差

【優秀選手&技能賞】熊崎健人…アンカーに配置された意味を理解してのラストの瞬発力 総合4位のゴールテープを切る
【敢闘賞】千葉一慶&猪狩大樹…叩上げの選手が復路で区間3位
【殊勲賞】高橋裕太…2区終了時で15位だったが、3区で冷静に走った1年生
【技能賞】早川昇平…帝京大得意の4区を引き継ぐ6人抜きの快走

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
70 80 85 100 85
100 95 85 75 85
出遅れは再び しかし、予想以上の上昇カーブ
エース蛯名選手に、小山・山川選手の3本柱。さらにトラックのスピードを付けてきた田中・熊崎・早川選手など戦力充実。5年ぶりのシード権目前だった帝京大。問題は時折見られる駅伝での脆さ―――特に1区での出遅れが課題だったが、それは今回も出てしまった。

故障回復からいきなり1万28分台を出した田中選手が満を持して登場したが、中間点前の揺さぶりで後退。そこからは絡んでいた選手と一緒に粘ったが14位。エースの蛯名選手はいつも通り安定した走りで区間8位。前後の選手が強かったこともあり総合順位は15位に後退したが、2年越しの2区挑戦で最低限の走りはできたか。ただ、やはり下位の方。タイム差はそれほどなかったが、今年もシード争いなのかなとこの時点では思われた。

しかし、ここからが違った。やや驚きの配置だった3区1年生の高橋選手が粘りの走りをみせて区間8位。3人抜いて上昇ムードを作った。そして一気に浮上した帝京大お家芸になりつつある4区。早川選手が区間2位の快走。意図的に4区をポイント区間にしているわけではなく、普通に長くて(箱根では最短ですが、例えば全日本ではアンカー以外では最長)アップダウンがあって走り辛いコースだから強い選手を持ってきているということらしい。それにしても6人抜きで総合6位。この上昇カーブは驚いた。


区間3位連発の復路 盛り上がったアンカー勝負
この流れは山で加速。2年連続5区の小山選手が安定した足取りで登っていく。前後にいた他大学の選手も経験者が多かったが、メンタル面で適性があるらしい小山選手は一歩も引かず。混戦の中、しっかりと7位でゴールした。サプライズは6区千葉選手。3チームと争っていたが中盤になって加速。熱くなって監督の指示を無視したようだが、区間3位59分07秒の爆走。6区は基礎走力が高い選手以外でも活躍できる可能性が割りとあるとはいえ、高校時代15分台の選手がここまで走るとは。最高の復路スタートを切った。

続いて7区8区はその千葉選手を直前で抜いた駒大と"まさか"のマッチレースに。7区難波選手は終始安定した走りで、ずっと駒大の主将を視界に捉える。やや不安定な選手というイメージだったが今回は及第点以上。そして大学駅伝初出場となった猪狩選手が大金星。遊行寺の坂を超えた付近で総合5位浮上。このまま上回ってしまうのかとも思った。

最も、さすがに駒大は優勝候補のチーム。9区に控えていたハーフ62分台の山川選手が喰らいついたが、息切れし引き離される。ただ、落ちてきた早大に27秒差に迫ったことで最大の見せ場が。

積極性が売りの熊崎選手が突っ込んで3kmで差をチャラにしたが、そこから思いもしなかった長い並走となる。早めに突き放したい思いがあったが、積極性が仇になってしまったレースが頭をよぎった。それに相手がポーカーフェイス過ぎて何を考えているか読めない、そして何より本来なら1区予定だったくらいラストのスパートには自信があった。最後の超牽制で区間賞を逃すことにはなったが、『徒競走』を制して、13年ぶりチーム最高タイとなる総合4位のゴールテープを切った。




来期の展望


○主な在校生
蛯名聡勝(4年)28分42秒90≪3年:箱根2区8位、全日本2区6位、予選4位≫
田中健人(4年)28分45秒03≪3年:箱根1区14位、2年:箱根2区19位≫
小山司(4年)28分46秒20≪3年:箱根5区5位、全日本8区10位、予選36位、2年:箱根5区12位≫
熊崎健人(3年)29分05秒35≪2年:箱根10区3位、全日本3区6位、予選15位≫
難波幸貴(4年)29分12秒10≪3年:箱根7区6位、予選131位、2年:箱根4区15位≫
早川昇平(3年)29分12秒82≪2年:箱根4区2位、全日本4区11位、予選16位≫
三田和矢(3年)29分33秒21≪2年:全日本7区8位、予選81位≫
阿南賢也(2年)29分37秒99
千葉一慶(4年)29分39秒57≪3年:箱根6区3位≫
高松伸伍(3年)29分44秒69
柳原貴大(3年)29分46秒94≪2年:予選117位≫
猪狩大樹(4年)29分51秒72≪3年:箱根8区3位≫
高橋裕太(2年)29分55秒57≪1年:箱根3区8位≫
杉山連哉(3年)30分26秒83
竹本紘希(2年)31分32秒83

○主な新入生
保倉聡14分38秒61≪高校2区12位≫
馬場勇14分41秒94
宇佐美聖也14分42秒0
中原拓胤14分47秒10≪都道府県1区33位、高校1区15位≫
内田直斗14分48秒19

○今から考えるオーダー
出雲:熊崎-早川-蛯名-田中-難波-小山
箱根:熊崎-蛯名-阿南-早川-小山 千葉-難波-猪狩-高橋裕-田中
欲は禁物 でも狙ってほしい 頂点を
総合4位のチームから卒業生は1人、そして新4年生で箱根経験者が6人。ここだけ見ると次年度はトップ3はおろか、総合優勝まで視野に入ってくる。ご存知の通り、帝京大は箱根出場校の中では高校時代の選手の持ちタイムは最下層。まさかの頂点獲り狙う??

勿論、今回は最初モタついた意外は非常にうまくいったし、他強豪校も血眼になって頂点を取りに行く。そんな中、優勝を意識すると逆にガタガタになる危険性は孕んでいる。今回も往路いい成績だったがまずはシード権という事だった。だが、新4年生の総合力は正直トップクラスにも見える。願っても無いチャンス。ちょっと挑戦してみて欲しい、そんな気持ちにさせる魅力的なチーム構成だ。

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