2013/02/19
城西大学~第89回箱根駅伝徹底解剖!
往路棄権復路9位相当
記録無し:城西大学(予想:往路15位復路7位総合12位 区間:4区間(2区5区6区8区)的中※しゅんたろうさん・BRABUSさんが5区間的中)
割と良い線いっていた気もしなくもないですが、確かめようがない。4区間当たってますが、山口選手が走れなくなってしまったのと、2年生の配置を読み違いました
区間名前(学年)区間タイム(順位変動)トップとの差
1区中原大(4年)64分06秒区間6位(6)34秒差
2区村山紘太(2年)72分39秒区間15位(6→13)2分45秒差
3区松村元輝(2年)67分35秒区間9位(13→9)5分43秒差
4区山本雄大(1年)58分42秒区間9位(9→9)5分11秒差
5区濱本栄太(4年)途中棄権
6区平田啓介(3年)60分05秒区間13位相当
7区寺田博英(2年)66分21秒区間11位相当
8区松岡竜也(4年)67分36秒区間9位相当
9区石橋佑一(4年)72分03秒区間11位相当
10区二平智裕(2年)73分08秒区間10位相当
【敢闘賞】中原大&復路の選手…手術など苦しんだ時期を乗り越え粘走&大崩れする区間無く復路9位相当の成績
点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
90 80 85 95 --
70 85 75 85 90
エース村山が失速も、流れはできていた 5区で落とし穴にはまる2年連続のシード権を目指した城西大。ほぼシードラインには食いついていた。1区の中原選手が区間6位の好スタート。怪我で長期離脱した時期もあったが、最終学年まとめる事ができたのは良かった。
ただ、2区で期待の村山選手が後退。直前になり腰の状態が思わしくなかったそうだ。序盤は駒大の窪田選手に食いつくなど積極的な走りをしたが、後半にガタッときて、総合13位に。トラックのタイムは飛躍的に伸びていたが、駅伝でスピードを生かすことは今回はできなかった
逆に3区松村4区山本選手とやや不安だった2人が区間一桁。松村選手は高校時代の実績はあるが、故障などで主要大会から長期ブランク、山本選手は高校時代は1500の選手で、それと全日本予選・出雲と失速し、主要大会に不安があった。そんな中、大混戦となったシード付近で9位につける健闘。問題の5区に入るまで流れ自体は作れていた。
その5区。3年連続で走った選手が抜け、ポイントと思われた区間。入ったのは前回8区の濱本選手。最高値なら前任者以上とも言われていたが、思うように体が動かない。数日前から突如、過度な緊張に襲われていた。そこにきた強風により極度の脱水症と低体温症に陥っていた。何とか最高点には到達したものの、呼びかけに反応がない(実際、意識は無く、本人もいつのまにかレースが終わっていた感じだったらしい)ということで、櫛部監督の判断でレースを止めた。出場10回で2回途中棄権というのが後味悪いが、ともかく2回目の連続シード権挑戦は無念の幕切れとなった。
主将不在となった復路、戦えることは証明何とか気持ちを切り替えて、参考記録とはなるが、復路をしっかり走りたい中、更に悪い情報が。9区に入っていた3年生主将の山口選手が足の故障で出場を断念。柱不在で復路スタートした。
結果的には大きく目立つ場面はなかったが、大きく崩れる場面がなかった。前回区間5位だった平田選手がレベルの高さに区間13位相当になったのが以外だったが、8区9区に入った4年生の松岡・石橋選手は無難にまとめ、頭数が多い2年生の中からメンバーに選ばれた寺田・二平選手もこれまでの実績からすると好走の部類だ。5区の準備がうまくいかなかった以外はかなり力はあった感じだ。
来期の展望
○主な在校生
村山紘太(3年)28分45秒66≪2年:箱根2区15位、出雲1区9位、1年:箱根1区5位≫
山口浩勢(4年)28分54秒53≪3年:出雲3区7位、2年:箱根4区4位≫
松村元輝(3年)29分23秒48≪2年:箱根3区9位≫
平田啓介(4年)29分37秒31≪3年:箱根6区出走、出雲6区9位、2年:箱根6区4位≫
山本雄大(2年)29分52秒78≪1年:箱根4区9位、出雲5区12位≫
加瀬茂樹(3年)29分58秒60
寺田博英(3年)30分00秒00≪2年:箱根7区出走≫
横田良輔(3年)30分06秒06≪1年:予選99位≫
杵島凌太(3年)30分07秒32
奈須順平(2年)30分13秒22
熊谷駿介(3年)30分14秒39
室井勇吾(2年)30分15秒42
黒川遼(3年)30分15秒71
二平智裕(3年)30分16秒95≪2年:箱根10区出走≫
杵島啓太(3年)30分21秒89
○主な新入生
松村陣ノ助14分07秒43≪都道府県4区2位、高校1区27位≫
高橋一生14分16秒07≪都道府県5区2位≫
富越洸二朗14分19秒77≪高校1区22位≫
菊地聡之14分34秒27
榎本大樹14分45秒44
新3年生の力がどれだけ力があがるか 1年生の高橋選手も楽しみ
トラックのタイムだけ見ていると村山・山口・松村選手の3人だけが良くて、後がついてきておらず、非常に不安になるところだ。ただ、新3年生がズラリ並んでいる。切磋琢磨する中、寺田・二平選手がまずまず出走。伸びてきそうな気配がある。
それから楽しみなのが新入生。新3年生の松村選手の弟さんも有力だが、注目は高橋選手。1万の新1年の持ちタイムはトップ。都道府県駅伝ではその力を発揮してきた。それを今回出場できなかった山口選手がまとめあげられるか。前回の途中棄権時は、翌年の箱根駅伝でシードを獲得している。新年度のチームはどうか、注目だ。
コメント