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【卒業生特集】H24年度卒業生箱根出走者一覧Ⅱ

続きです。こちはら高校時代活躍したランナーということになります
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 区間賞獲得者で東洋大・斎藤選手。3年時に激しいメンバー争いの中、当日に出走を告げられてV戦士に。主将となった今年は故障で苦しみ出番が無かったが、インパクトのある走りをみせた。また、スピードエース揃いの駒大から撹上選手の名前が。エリートチームの中においては特別高い持ちタイムじゃなかったが、大学に入って1万チームトップの28分02秒に伸ばした。駅伝では、特に1区で好走が多かった。鶴見中継所で残り0秒での襷リレーで有名になった神大・鈴木選手は成長した姿をみせてくれた。
 日体・谷永選手は2度アンカーを出走。2年時は4つ巴のシード権争いを制し、4年時には優勝のゴールテープを切るという中々濃い体験を。他、チームが苦しむなか、9区5位と気を吐いた農大・青木選手に、2年3年時に主要区間となった3区でしっかり走った中大・渥美選手や、5千13分代1万28分代のスピードのある順大・大池選手らの姿がある。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
※神大・福田選手は浪人して入学
 2年3年時に山の神に次いで連続区間2位に入った大江選手がここに。2年時も6区出走予定だったが、他選手の故障で急きょ走ることになったのがいきなり79分台。3年時も79分台で、2人目の2年連続80分切りを果たした。4年時はうまくいかなかったがそれでも区間7位。この3年の躍進に無くてはならない存在になった。その時に区間4位で走ったのは青学大の松田選手。2年時に出走以降、中々安定しなかったが、最後の最後で急浮上してきた。
 また、独特の走法で、とくにラストスパートで沸かしていた中大塩谷選手は最終的に3年連続アンカーで出走。3年時の三つ巴の争いで何回もスパーをかけていた姿が強く印象に残っている。それと浪人して入学し、県知事を目指すという神大・福田選手は苦しいチーム状況の中、いぶし銀の走りをみせていた。他、ハーフ62分台の内藤選手らの名前がある。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 主力が増えてきましたね。明治大の菊地選手は、4回走った箱根で1回も外さなかった。2年時も3年時も前哨戦の出雲と全日本では今一つ乗り切れなかったのですが、箱根ではバッチリ。特に3年時は代役2区を任されて68分台の好走をみせていた。また、駒大の後藤田選手の名前も。1年時主力の故障で走ることになった1区は厳しい成績となったが、その後任されたアンカーでは持ち前の安定感を発揮。最終学年では見事区間賞獲得。一時故障していたのですが、見事に復活した。
 それから中大勢が3人固まっている。1年時のみ出走の佐々木選手に、箱根8区を2回走った新庄選手、下級生のころスピードランナーとして勢いのあった野脇選手。中々足並みが揃わなかったが、それぞれ伝統校の戦士として戦った。日大・佐藤選手は一番成績が良かったのは1年時となってしまったが、3年時に箱根予選で日本人トップになっている。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 1年の序盤から大きな注目を集めていたのは東海大・早川選手。関カレで1年生トップの成績を残してから一躍有名に。上級生になってインカレで表彰台に立ったこともあるが、持ち味は安定感。3年時の箱根が珍しく不調だったが、各大会でほぼ上に顔を見せていた。2年時はまさかの学連選抜での出走となったが、留学生に食らいつくなど見せ場を作り、ファンを沸かせた。駒大の久我選手は長い距離がやや苦手だったそうだが、学生ハーフで62分台で走って以降はより安定感が増していた。
 また、早大の3冠メンバーが2人。前田選手は下級生の頃は不安定だったが、2年時の箱根の走りは確実に優勝に貢献。また、佐々木選手は距離を踏むと故障する性質で箱根は3年でデビューとなったが、2年時の全日本4区区間賞がなければ3冠は無かったと思う。
 他にも3年時からいい走りをしだし、4年時の出雲優勝時のインタビューが印象に残っている青学・大谷選手。箱根では2区を任され、1区で想定外に出遅れたチームを救う走りをみせた。逆に下級生のころ目立っていた明大と東洋大のワタナベ選手の姿も。明大・渡辺選手は1年時に全日本6区でトップを疾走、東洋・渡邊選手はV戦士となり、2年時に1万28分台で走ったが、その後は伸び悩んでしまった。高校時代にまずまず結果を残し、下級生のころに箱根走っても、その後うまくいくとは限らない、成長って本当に難しいです。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
※日大・ベンジャミン選手は大学1回目のタイム
 さて、これが最後です。14分02秒~03秒に駒大と順大2人ずつ入学しました。特に駒大は高校駅伝1区ワンツーの2名が入学している。上野選手は1年時の箱根予選で好タイム。本戦は故障で出番がなかったが、その後じわじわ成長。抜群の調整力で駅伝で確実に仕事をしていた。最後に任されたのは復路の要の9区。攻めの走りを続け、区間賞で有終の美を飾った。また千葉選手は4年連続6区。2年時には区間記録保持者に。下りは勿論強かったが、長い距離に非常に強かった印象だ。登りの区間記録保持者がいる富士通でどんな成績を残すか。
 順大の2人はチームがどん底にあったこともあるのか下級生の頃は苦しんだ。山崎選手は故障、田中選手は関カレ5千で入賞したが、長い距離は苦戦していた。3年生で何とか予選を突破すると、そこから一気に伸びたのが田中選手。3区区間4位の好成績を残すと、4年時は出雲・箱根では最短区間で区間賞と持ち前のスピードを存分に発揮し、エースの役割を果たした。山崎選手は故障がずっと続いていてたが何とか2回出場にこぎつけた。
 
 故障といえば、城西・中原選手は手術が必要な程の怪我をしている。関カレや全日本予選で絶好調だった(2年生)時だったのが余計に辛かった所だと思う。3年生の秋からレース復帰をし、2年前より好成績。その後上がり下がりありながら最終学年は1区6位。役割を果たすことができた。
 逆にハッピーエンドとはいかなかったのが福士選手。4年生の中で持ちタイムが一番良かった選手がV戦士に入れなかったのは無念。下級生のころは距離対応に苦戦していたが、2年生時にスクランブル発進の6区で好走した。しかし3年生の時は直前の胃腸炎で無理やり走るも区間最下位。その成績から奮起。苦手だった長い距離を克服し、平地の4区予定。しかし、またも胃腸炎に。走れないことはなかったが、チーム状況が良かったのが逆にはじき出る形となった。それでもこの1年間の努力が次に繋がると思いたい。
 
 留学生のベンジャミン選手は1年生のころは日本人のエースに勝てなかったが、それでも全日本4区で区間賞など長いロードの適性はみせていた。威力を発揮し始めたのは2年生から。特に全日本では3年連続アンカーで区間賞。逆転でシード権を保持し続けていた。箱根では2年時は区間2位だったが、4年生では強い向かい風の中粘り強い走りで区間賞を獲得。12人抜きでチームをトップに導いた。ぜひともマラソンで成功してほしい。
 また、唯一の三大駅伝皆勤となった早大・平賀選手もマラソン頑張ってほしい選手の一人。区間賞は2年時の出雲だけだったのはほぼ全てエース区間を走っていたため。本当に外さない選手でチームへの貢献度は計り知れない。
 
 最後に誰もが注目していたスーパールーキーと注目していた村澤選手。下級生の頃は期待に違わぬ、いやそれ以上の走りを見せていた。箱根予選でトップをとり、箱根2区2位。次の年は2年時では初となる66分台をマーク。17人抜きの離れ業を見せた。3年時は日本選手権1万2位に入り、今後の日本長距離界の救世主となるかと思われた。しかし、少し無理が祟ったのだろうか。3年生の秋からやや故障がちになった。4年時は1万27分台マークしたものの、制裁を欠くレースが増え、夏にやや大きな故障。大黒柱を欠いたチームは箱根予選を突破することはできなかった。最後の箱根が給水で50mのみとなるのは予想できなかったが、これもまた箱根史の歴史の1ページとなっていくのでしょう。卒業後は米国を拠点にする新たなチャレンジをするとのこと。また元気な姿を見たい。
 

 
箱根出走人数とのべ回数
6人:青学(16)、早大(12)、中大(12)、順大(11)、日体大(10)
5人:駒大(18)、城西(10)、山学(9)
4人:上武(11)、神大(10)、日大(9)、農大(9)、拓大(8)、東洋(7)、國學(7)
3人:明大(10)、東海(8)、中学(6)、専大(5)、帝京(4)、法大(4)、大東(3)
1人:亜大(2)、国士(1)、平国(1)、松蔭(1)、麗澤(1)
何となくまとめてみました。6人も出走したのが5チームもありましたね。出岐世代の青学はさすがに多い。順大もスカウトが多かった。中大・早大はいろいろなレベルの選手が走った印象。また主将を出してもらえなかった日体大も6人出走。最後の年に走ったのは3人だったが、争いは激しかった。
 だが、のべ回数的には駒大がさすが。上野・千葉・久我・撹上・後藤田選手が1年生のころから主力として働いていましたから当然だろうか。

 以上、総勢99人のランナーでした(※留年した青学大・小林選手は前年度にいれてあります)。実業団に進むランナー、進まずに走りは続けるランナー、競技を終えるランナーとさまざまいますが、この後の人生に繋がればと思います。
 
 
最後に
卒業おめでとうございます!!
 
 

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