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2013年度前半戦を終えて

さて、前半戦が終了しました。
インカレ・全日本予選を経て皆さんの評価は変わったでしょうか?
ここまでのチーム状況を三大駅伝出場チーム中心に見ていきます
オーダー予想ぽくなっていますが、区間に当てはめた方が状況が分かりやすいと思ったのでしてあります。

○日本体育大学
出雲:本田-山中-矢野-勝亦-鈴木-服部
全日本:山中-本田-勝亦-服部-鈴木-甲斐-加藤-矢野
箱根:勝亦-本田-山中-加藤-服部  鈴木-小泉-奥野-矢野-甲斐

 箱根後は矢野選手の躍進が目立ちましたが、新年度になってからは再び服部選手が活き活きとしていました。インカレやユニバでの積極的な走りが印象的でした。これに本田選手で3本柱でしたが、他にも鈴木・甲斐選手も見せ場あり、4年生が強力になってきました。また、2年生から山中選手がブレイク。怪我していた勝亦選手も徐々に回復。ここまでは非常に強力で、出雲や全日本は面白そうだ。
 ただ、10人となる箱根はまだ駒は揃っていないのかなと感じる。区間2位が3人いなくなるのは結構な穴。山が2人とも残っていて、候補の山中選手が伸びてきているのでそこは非常に強み。監督が、主力とそうでない選手の温度差が少しある、と話されていましたが、夏にもう一度締め直す事ができるのかが鍵。

○東洋大学
出雲:田口-服部勇-設楽悠-服部弾-高久-設楽啓
全日本:田口-設楽啓-服部弾-服部勇-高久-大津-淀川-設楽悠
箱根:田口-設楽啓-服部勇-服部弾-上村  定方-淀川-大津-設楽悠-日下
 インカレも去ることながら、1万の持ちタイムの伸びが凄まじかった。双子で27分台となった設楽兄弟に、ロードで強さを発揮する大津・田口・服部勇選手が28分半ば。他にも駅伝経験者の高久・淀川・延藤・定方選手(ハーフ)で頑張ったし、初出場を狙う日下・上村・今井選手、新入生では服部弾選手が期待され、故障で出場がないが佐久間選手もいる。他にも誰が出てくるか分からない。
 現状でオーダー考えても誰をどの区間にするかいい意味で悩む。主要区間に入る選手が繋ぎ区間に回っている感じ。欲を言えば全日本までに田口選手以外で1区の選手が出てくれば、更にオーダーの幅は広がりそうだ。最も、箱根の『山』はまだよくわからない。主力を投入するか、以前から言われている上村選手ら登場となるのか。前年度全て2位の悔しさを晴らすチャンスは迎えているので、山の人選に注目。
 

○駒澤大学
出雲:西山-油布-村山-中谷-大塚-窪田
全日本:西山-村山-油布-中村-中谷-黒川-大塚-窪田
箱根:西山-中村-村山-油布-黒川  岸本-中谷-馬場-窪田-西澤
3年生の躍進が目立ちました。まず中村・村山選手は共にユニバ代表。特に中村選手は各大会で大活躍していました。また、黒川・西澤選手の成長もあり、繋ぎ区間での目途は立ったか。4年生は窪田選手がインカレ前あたりから回復し、海外遠征で奮闘中。油布選手も不調ながら踏ん張った。ひとまず村山・中村・窪田・油布選手が主力でひっぱっている。
 ただ、上2校からすると破壊力不足は否めない。2年生以下がどれだけ盛り立てられるかがポイントではないか。2年生は其田・馬場選手が力をつけつつあるが、駅伝で力を発揮できるか。期待度が高い1年生は、西山選手が4月早々に故障。中谷・大塚選手は4月の記録会でよかったが、その後微妙。今回は西山選手が復活したとして1区に入れてありますが、回復しなかったらどうするか…。彼らの戦力アップが待たれます。

○帝京大学
出雲:早川-難波-熊崎-小山-阿南-蛯名
全日本:熊崎-蛯名-難波-早川-柳原-阿南-杉山-小山
箱根:熊崎-蛯名-早川-難波-小山  柳原-田中-堤-竹本-杉山
 トラックでの自己ベスト更新が少なく、さすがに箱根の勢いは止まったかという感じはした。それでも自力はあった。蛯名選手を中心に故障者が続出(蛯名選手はそれでも要所の大会は締めていましたが)した中で迎えた全日本予選は全員が踏ん張っての通過。小山・難波・早川・熊崎選手の他、駅伝未経験の杉山・柳原・堤・阿南選手が踏ん張ってのことだった。これに他箱根4位メンバーで田中・高橋裕・千葉・猪狩(は3障で結果残す)選手といる。層は厚くなっていることは伺えます。
 オーダーは蛯名選手が全快したとしてエース区間に添えますが、他は駒数が多くてまだまだ読めないですね。最もここの所好走のない1区は悪い意味で決まらないですが…。経験者の田中選手は勿論、3年生の早川・熊崎選手あたりが区間上位で走り切る力がつけば、充分前年度の成績以上は望める。その前、戦力が整っている今年は出雲・全日本から攻めたい所だ。
 
○早稲田大学
出雲:大迫-高田-田口-武田-柳-山本
全日本:武田-大迫-高田-田口-平-柳-三浦-山本
箱根:高田-大迫-武田-平-山本  三浦-柳-臼田-田口-田中

 最終学年となった大迫選手、ついに世界陸上の切符を手にしました。持ちタイムも5千13分27秒、1万27分38秒と日本トップレベルに。世界選手権楽しみです。ただ、関カレでその大迫選手以外で得点獲得できなかったのは冷や汗もの。山本選手は箱根後うまくいかなかったそうですが、かなり厳しい現実を突きつけられました。その後、記録会で自己ベストを出す選手は結構多く、何とか強さに繋げてほしいところ。
 その記録会良かった田口・高田・柳・武田選手は積極的に前半区間や主要区間で起用してみたい。出雲・全日本で彼らが粘ることができれば、箱根もある程度希望が持てる気がする。ルーキーの平選手の復活も待ち遠しい。箱根一本に合わせるということですが、経過を見守りたい。

○順天堂大学
出雲:松枝-的野-西郷-小澤-岩崎-松村優
全日本:的野-松枝-小澤-松村優-岩崎-稲田-松村和-西郷
箱根:的野-松村優-松枝-聞谷-西郷  小野-田中-稲田-小澤-松村和

 戦力低下が囁かれながらも粘っている印象。松村優選手が一時の勢いを取り戻しつつあり、小澤・西郷選手も順調に推移、松枝選手が箱根後に急成長、これに息を吹き返してきた的野選手が加戦し、全日本予選はギリギリで通過を果たした。これまでくすぶっていた稲田・松村和選手の好走も見逃せない要素だ。ひとまずは形にはした前半シーズンだった。
 とはいえ全日本予選で順番からすると13番。駅伝、とりわけ箱根を考えると駒数は現時点でギリギリ。松村優・西郷・小澤選手はロードでしっかり走る。松枝・的野選手がけがなく順調に距離対応できるかどうかは結構重要だ。1年生の聞谷・森選手の成長もチェックする要素か。以前にようにはならないチーム力はあるが、もう少し力強さを付けられるか。
 
○明治大学
出雲:文元-八木沢-有村-横手-山田速-大六野
全日本:文元-大六野-横手-有村-八木沢-牟田-北-木村
箱根:文元-大六野-横手-八木沢-有村  廣瀬-北-櫃本-木村-松井

 3年生の頭数が元々多いチームですが、その中から大六野選手が少しずつ抜け出し始めている。持ちタイムなら1区に強い文元・爆発力のある有村選手も似たり寄ったりですが、関カレでのダブル入賞が光る。順当なら昨年同様彼がエース区間だろうから成績の比較が楽しみだ。他、前半は1500に専念した八木沢選手に、記録会で頑張っていた山田選手にロードに強い松井選手と本当に豊富。2年生も元々強い横手選手他、牟田・木村選手が伸び盛りで、まだまだ成長を期待できるチームだ。
 その中で4年生が存在感を示せるかどうか。廣瀬選手は山下りがあるが、北選手頑張ってほしい。主力の一角のはずですし、意地をみせたい所。チーム的にはなぜか苦手な出雲駅伝から強豪校に食って掛かりたい所。そこから豊富な駒数を活かして箱根制覇も視野に入れたいところだ。
 
○青山学院大学
出雲:一色-藤川-神野-小椋-鈴木-久保田
全日本:小椋-一色-川崎-神野-藤川-遠藤-三野-久保田
箱根:一色-久保田-小椋-遠藤-秋山  竹内-藤川-高橋-神野-橋本

 今年から仕切り直し。関カレ1部で通用したのは久保田選手のみでしたが、全日本予選ではその久保田選手らが故障明けんもかかわらず見事な戦いぶりをみせました。同学年の神野・小倉・橋本選手らが上位に入り盛り立て、ルーキーの一色選手の快走もあり、大きく見せ場を作って通過。昨年と違い自慢のチーム力をみせたと思います。
 駅伝は久保田選手をどこに置くか気になりますが、選手層厚くチーム状況が変わりそうなのでまだ分からない。予選出走者にも藤川・川崎選手らスピードのある3年生、監督から登りの評価が頗る高い秋山選手やロードに強い内田選手、中々整わないが、竹内・福田・遠藤選手ら4年生も大事。夏での成長&復活が楽しみな選手が多いだけに、噛み合えばちょっと面白い予感もする。
 

○法政大学
出雲:西池-足羽-田井-黒山-田子-関口
全日本:田井-西池-黒山-田子-足羽-森永-高梨-関口
箱根:田井-田子-西池-黒山-関口  佐藤-森永-松田-佐野-高梨
 箱根から躍進が続く。西池選手がようやく継続して練習を積めるようになっただけでなく、田井・関口・黒山選手などほかの選手にも波及。また、田子選手の復帰も嬉しかった。その中で行われた全日本予選は1組から危なげない試合運びで2位で通過。ここ2年間箱根さえも出場が叶わなかったチームがいきなり三大駅伝出場を果たした。
順位は勿論、西池選手の配置が見物。5千や1万で記録を狙わせる中、順調にいったとして箱根で2区を走るのかどうか。戦略が大幅に変わってくる。また関口選手のブレイク後の箱根5区を含めた走りも楽しみ。全体的には下級生から足羽選手などが伸びて層が厚くなれば、いいチームになると思う。今年の箱根をフロックと言わせないチャンスが到来している。
 
○中央学院大学
出雲:潰滝-村上-岡本-及川-山田-塩谷
全日本:岡本-潰滝-及川-山田-村上-木部-沼田-塩谷
箱根:岡本-潰滝-村上-沼田-田中  雲類鷲-木部-及川-塩谷-山田
 インカレで活躍が目立った。特に岡本・潰滝選手が直前に28分台を出した勢いそのままに奮闘。岡本選手は5千でびっくりの表彰台に登った。他にもハーフで塩谷選手が優勝、及川選手もベスト。そこがピークになったか、やや下降線となった所で全日本予選は、冷や汗ながら通過。昨年より力がついているのでしょう。もっとも、厳しい川崎監督が褒める筈もなく、夏は過酷となるだろう。
 駅伝では岡本選手もそうだが、やはりメキメキ力をつけてきた潰滝選手に注目だ。今のところエース区間候補だ。やや安定感の面が気になるが塩谷選手に、田中・山田・沼田選手などロードでしっかり走る選手も多い。1年生の村上・雲類鷲選手らが距離対応できれば、充分上位も狙える戦力となった。
 
 

 
・全日本大学駅伝
山学:佐藤-エノック-兼子-森井-上村-阿部-前田拓-井上
大東:片川-市田孝-大西-北村-植木-大崎-平塚-市田宏
日大:荻野-林-石川-竹ノ内-田村-日向野-高松-キトニー

・出雲駅伝
中大:須河-市田-多田-徳永-藤井-永井
 他ダイジェスト。山学は戦力整いつつありますね。エノック・井上選手だけでなくなってきています。大東は市田兄弟が看板になるにつれチームも向上。4年生が復調すれば強力なチームに。日大は個々伸びはじめた選手はいるので起点にしたい。中大は本気で出雲には挑まないと思いますが、一応。
 
箱根予選軽く展望
トップ通過候補:山学大
上位通過候補:大東、國學、拓大
中位候補:日大、農大、上武、城西、東海
油断なければ:神大、中大、専大
ボーダー:国士
ボーダー下:亜大、創価
 枠が拡大されたので主要チームはほとんどいけるとは思うんですけどね。全日本予選を大いに参考にしてみました。山学・大東・國學院は箱根でもシードギリ落ちをそのまま、拓大が良さそうと思い上位候補に。逆に数年前の箱根予選落ちと同じ負け方をした神大や駒が揃わない中大あたりを現時点で下げています。とはいっても夏でガラッと変わりますから、ここまでの印象ということで。

 そろそろ夏にやる企画もぼちぼち発表していこうと思っています 

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