2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

◇◆箱根駅伝区間予想-上武大学その2-◇◆

それでは区間予想です!

区間予想オーダー

1区長谷川-2区福島-3区石田-4区坂口-5区福山
6区後藤-7区梅田-8区伊藤-9区大塚-10区原

往路にトップ5を全員並べた大胆なオーダーを組んでみた。
以下、詳細(目標タイムは前回の箱根を参照)

1区長谷川裕介(2年) 目標タイム:トップから20秒以内
 先も言ったようにスピードが魅力があるランナー。集団がスローペースになり、終盤までくっついていければ、1500m出身のスパートの力を爆発できる。うまくいけば、区間賞候補にもなりうる。ハイペースになるとかなり苦しい展開になってしまうが、東洋大の飛ばし屋2名が来る可能性はだいぶ低い。長谷川好みの展開になる確率は高いのだ。
 区間賞を取れれば理想だが、それでも区間一桁で繋げたいところである。


2区福島弘将(3年) 目標タイム:1時間11分00秒(総合10位と1分30秒から2分差)
 予選会チームトップの福島を2区に添えて、一番苦戦するであろう区間を耐えたい。といっても、それでも苦しい。何人か抜かれるであろうが、とかく自分のペースを乱さないことが大切だろう。上位の流れで走って力を出すケースもあるが、あまりにも格が違ったり、緊張したりすると、どんどん抜かれてパニックになって、大幅にタイムを落としてしまうこともある。団子状態で中継したら、いきなり最下位になってもいいから、マイペースを刻み、終盤飛ばしすぎて失速してきた選手を1人ずつ交わしていく。そんなレースができればいいだろう。


3区石田康雄(3年) 目標タイム:1時間5分20秒(区間10位)
 この3区4区は総合10位のチームから出来る限り引き離されないようにしていくレースとなる。予選会で上位を占めた選手を中心として上位陣にくらいつきたい。まずは石田。スピードがそんなにあるタイプではないが、20kmはチームで上位の選手だ。2区で落ち込んだ順位を早く挽回したいところだが、焦って追う必要はない。予選会の時のように徐々にペースアップできればよい。お手本となるのは前回の天野(神大)のような走り。藤沢(8km)では区間19位だったが、そこから徐々に上がっていき、最終的には区間11位だった。通過順位も似たようなところになるだろうから、再現できればいい。


4区坂口竜成(1年) 目標タイム:56分20秒(区間一桁)
 本当は1区や3区ともっと主要区間で使ってもいい人材なのだが、福山にいい感じで繋げたいので、この短区間に元気のいい坂口を置いた。ここなら、そんなにプレッシャーなく走れるし、区間一桁で10位との差を詰めることも可能性はあるだろう。ちなみに坂口の1万のベストは29分42秒なのだが、これは前回4区を区間3位で走った、当時1年の池淵(亜大)とほぼ同じベストタイム。今の勢いをそのままに走ってもらえたらかなり面白いだろう。ここで、2区の地点でついた差は出来るだけキープしたい。2分くらいで繋いでくれれば次が楽しみだ。


5区福山真魚(3年) 目標タイム:1時間20分00秒
 さて、上武大の大エース福山である。前回選抜で5区を走り区間3位。卒業生を除くと、一番速いタイム(1時間20分47秒)で箱根の山を駆け上がった。今回はそのタイムを上回ることは勿論、本人も思っているだろう80分切が目標となる。これでいければ、2分から3分ほど挽回はできる。4区までの粘りによっては、往路を一桁順位で終えることも可能。というか5枚全て使い切っているので、往路一桁で終えなければならない。これでだめならシード権はほぼ絶望的。確かに、復路も予選会通りの走りをすれば、逆転は可能なのだが、単独走や前を追うなど、駅伝の経験値が絶対的に不足しているので、難しいだろう。ここで見せ場は作りたいところである。





6区後藤祐一(4年) 目標タイム:1時間00分30秒
 さて復路の出だし、全くもって予想のつかない区間だ。とりあえず、記録会に出場していないスピードランナーの後藤を配置してみた。下りの適性は全くもって不明なのだが、本来持っているスピードを活かせば、このくらいのタイムは可能か。往路一桁で終えていたなら、ちょっと面白い展開だろう。


7区梅田大輔(2年) 目標タイム:1時間6分00秒
 ここから、常連校の脅威を感じながらひたすら粘るしかないだろう。梅田は箱根予選チーム5番手の選手。至近の記録会ではかなり調子を落としているようなタイムであったが、戻ってくれば貴重な存在となる。ここで順位を落とさないようなら満点だろう。


8区伊藤彰(2年) 目標タイム:1時間7分30秒
 伊藤は予選ではチーム11番手だったが、その後調子をあげてきているので起用。ここのとこ目標タイムは前回の区間10位を参考にして設定しているのだが、どうだろうか。力を出し切ればクリアできるはずのタイムだと思うが、どれだけ力を出せるだろうか。他校を気にしたら、間違いなく舞い上がらので如何に自分のペースを刻めるかがポイントだろう。


9区大塚良軌(4年) 目標タイム1時間12分30秒
 ここは他校に比べるとだいぶきつい区間になる。5枚を全て使い切るのはここで大きく響くはず。シード狙っている大学など9区10区を重要視してくるからである。6番手以下しか残っていない上武大には厳しいところだが、ここは2年連続キャプテンを務めている大塚に任せたい。これは6区から8区までの選手にとっては励みになる。何とか大塚キャプテンにと踏ん張ることもできるかもしれない。ここで一体総合何位になっているだろうか。シード争いかもしれないし、最下位争いかもしれない。とにかくは襷をしっかりと繋げたい。


10区原茂明(2年) 目標タイム:1時間12分00秒
 アンカーに配置したのはチーム7番手の原。トラックの持ちタイム低いのでロード型なのかなと勝手に判断した。何度も書くが、舞い上がらずに冷静に。それだけを心がけて走ってほしい。予選のタイムをそのまま出せば、決して他校には引けをとらないはず。地に足をつけて、大手町のゴールに母校の10人が汗をしみこんだ襷を運んでほしい。




まとめ
 何もかも上手くいけば、シードの可能性はあり、というところだが、実際にはそんなに甘くないだろう。至近の例では77回大会の國學院大学が被る。他校の取りこぼしもあり、初出場ながら予選3位で突破。しかし、戦力的に劣る2区で大きく常連校から引き離され、単独走を強いられた3区からはほとんど区間最下位に近いタイムとなり、全く勝負をさせてもらえなかった。まあ、この時は強い向かい風で下位の大学ほど不利な展開だったのだが、初出場はこんなものなのだ。ただ一つ当時の國學院と違うところがある。それは福山の存在。たとえ2区で遅れても福山までと思い、モチベーションが切れはしない。これだけでも、今までの初出場の大学とは違うところなのである。…といってもその福山もチームとなって自分の力を出せるかどうかは分からないのだが…
 とにかく、これから箱根常連校に成り上がる為にも、多くのことを経験し吸収し、初の箱根路を終えてほしいところだ。


コメント

非公開コメント

プロフィール

hakonankit

Author:hakonankit
FC2ブログへようこそ!

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR