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◇◆箱根駅伝区間予想-亜細亜大学その1-◆◇

故障者続出も底力の見せ所

8年連続32回目
亜細亜大学
08年箱根5位、08年出雲12位


 高校時代、実績がない選手を4年間かけて強くなっていくのが特徴の亜細亜大。82回大会はIH出場者が僅か1人というオーダーで総合優勝を果たした。今年はこれまでチームを率いてきた岡田監督が勇退され、小野新監督を迎えて、新たな船出に出た。今年は前監督の意志を引き受けつつ、スピード強化にも取り組んだ。だが、故障者も出てまだ成果が発揮されていない。得意の長い距離で、連続シード権を確保できるか。



一次エントリーメンバー

選手名長所や特徴短所や悪い情報どちらともいえない、その他

S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手

前回:小澤

B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手


 神山卓也(4年)故障明け?初出場

前回:菊池、与那覇、宮田

C(2点):繋ぎ区間で区間上位が期待できる選手

 筒井雅那(4年)主将
 三船将司(4年)下り×?
 吉見忠亮(4年)初出場
 山中宣幸(3年):不調?
 池淵智紀(2年)スピード型プレッシャー×
 濱崎達規(2年)
 宮川尚人(1年)



前回:吉川、益田、池淵、小川、緒方


D(1点):繋ぎ区間で区間中位で繋ぐ選手

 田口健人(4年):初出場
 田ノ上尚吾(4年):初出場
 瀬口啓太(2年):初出場
 塚本幹矢(2年)
 岸本彬(2年)


E(0点):繋ぎ区間でも苦しいであろう選手

 嶋大介(2年)初出場
 安部秀保(2年)初出場
 折田拓也(1年)初出場
 橋本俊樹(1年)初出場

前回:三船

※チーム(ほぼ全員)スタミナ型、ロード○


上位10人平均:1.9点  16人平均:1.3点
(参考)前回10位校:1.9点 前回の戦力:2.3点

◆ワード説明

スピード型
…スピードに魅力がある。又は前半の飛び出しが強い
スタミナ型
…長い距離に真価を発揮する(※スピード型がついている選手以外)
ロード○
…ロードになると持ちタイム以上の力を出す

神山
…至近の記録や出場回数から故障明けと判断
下り×?
…下りが苦手?
プレッシャー×
…主要区間などプレッシャーに弱い
不調
…やや調子を落としている

初出場
…出場すれば3大大学駅伝初出場


戦力分析
 やはりというか主力3人がエントリー漏れしても、シード権が充分狙える位置につけているのは亜細亜の底力というやつか。繋ぎで区間上位から区間中位で走れる可能性のある選手が沢山揃っている。特に復路ではやはり脅威なチーム。ここ4年間はずっと往路の順位を復路の順位が上回っている。今年も復路でジワリジワリ順位をあげていくことになるだろうか。また、小野監督は山に自信を持っており、ここで順位アップを測っている。ちなみに宮川が6区に立候補しているらしい

 問題はまずは序盤を乗り切れる戦力がないこと。元々エース不在のチームの上位3人が更にダメになったのだから、2区で順位がガタ落ちするのが目に見えている。池淵が立候補しており、心の弱さを直したいといっている。20km以上で結果が出ない池淵だが、現状彼に任すしかないか。更に亜大の得意とする9区10区もどうも人材が不足しているような…。エース区間は耐えて、繋ぎで勝負か。ただ、8区終了地点で10位以内に上がっておきたいところ。

 それと箱根経験者が少ないことも怖い。前々回まで入れて僅か3人。これは前回の順天堂の状況に似ている。まあ、昨年の順大より戦力はあるし、初出場の4年が粘走するのが亜大の伝統だからそこまでは影響は出ないとは思うのだが。現状のオーダーで組んでみよう。


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