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世界陸上1日目まとめ

佐伯選手が優勝者を喰っていた件


こんばんは~。とうとう世界陸上が始まりましたね。
陸上関連のブログをやっていることだし、自分の興味ある種目だけでも好き勝手書こうかと思います。

では今更ながら1日目の結果です。


男子100m

○一次予選≪組3着×12+4≫
1組3位木村慎太郎10秒47…☆二次予選進出☆
2組3位江里口匡史10秒38…☆二次予選進出☆
12組2位塚原直貴10秒28…☆二次予選進出☆

3組3位アサファ=パウエル10秒38…☆二次予選進出☆
9組1位ウサイン=ボルト10秒20…☆二次予選進出☆
11組1位タイソン=ゲイ10秒16…☆二次予選進出☆

 陸上の花形種目100mがやっぱり一番注目されているだろう。その中、3強と唄われているパウエル、ボルト、ゲイは3人とも一時予選通過。パウエルは後半力抜きすぎて一瞬まさかの敗退したかと思ったかとりあえず通過してきた。

 日本人3人組も全員通過。タイムはともかくそれは素晴らしいことである。ただ、塚原以外はやっとという感じだった。まあ早大2人は日本選手権のインフレで急に出したわけだからこんなものなのだろう。

○二次予選≪組3位×5+1≫
1組8位江里口匡史10秒45
2組3位塚原直貴10秒15…☆準決勝進出☆
3組8位木村慎太郎10秒54

3組1位アサファ=パウエル9秒95…☆準決勝進出☆
4組1位タイソン=ゲイ9秒98…☆準決勝進出☆
5組2位ウサイン=ボルト10秒03…☆準決勝進出☆

 3強はパウエルとボルトはめちゃくちゃ余裕での通過。特にボルトはトップ争いしていた選手と2人で横を見ながらのゴール。これで日本人には非常にきつい10秒00前後出してくるのだから腹立つ(笑) ゲイに関しては一次でも二次でもスタートが非常にゆっくりなのでそこんところがちょっと心配。加速はさすがだが、脚がよくないのかよく分からない。

 日本人はやっぱり江里口と木村は日本選手権はフロックという感じだった。いくらなんでも10秒5前後は悪い。といっても、2人とも数ヶ月前まではこれくらいがデフォルトだったので、こんなものなのかもしれない。ただ江里口はリレーのスターターを予定されているので、もうちょい走ってほしかったところだ。塚原は北京に続き2回目(世界選手権は初。紛らわしいので追記)の準決勝進出。安定して駒を進めることができるのは前の2人と違って強さが備わっているのだろう。決勝に進んでくれたら最高だが、まずは自己ベストを目指してほしいところだ。


女子3000m障害

○予選1組≪3組、組3着+4≫
9位(全体24位)早狩実紀9分39秒28…予選落ち

 日本人が一番初めに出場したのはこの種目。2005年に採用されてから、3年連続この種目で出場している早狩が出場。いわば第一人者というところだ。彼女は日本人選手の中で最年長(36歳)なので、そろそろ次の日本人選手が出てくれないと困るのだが、まだ彼女だけという状況だ。

 早狩は世界記録保持者と同じ組に入った。1000mから世界記録保持者が仕掛けると、徐々に集団から遅れていき、残念ながら組9位と予選突破ならなかった。4年前は駒を決勝に進めたのだが、今の日本記録のタイム近くで走っても、通過できなくなった。徐々に競技人口が増えていっているから、世界の層が厚くなってきてしまった。日本女子の他のスピードランナーもどんどん挑戦してほしいところである。


女子10000m

1位Linet Chepkwemoi Masai(ケニア)30分51秒24
2位メセレク=メルカム(エチオピア)30分51秒34
3位ウデ=アヤレウ(エチオピア)30分51秒95

7位中村友梨香31分14秒39…☆自己ベスト
9位福士加代子31分23秒49
20位佐伯由香里33分41秒17

 トップは予想通りアフリカ勢の独占。といってもラスト100mの争いは凄まじかった。その争いに最後脚を傷めた選手が出てしまったくらいだ。中盤から集団を引っ張ったマサイ選手がゴール直前でエチオピア勢を刺して優勝。僅か0.1秒差ですごい争いだった。

 日本人トップは北京五輪の結果からマラソン禁止令を出されていた中村が日本人として実に10年ぶりの入賞を果たした。序盤からレースを引っ張る積極的なレースで内容もかなり良かった。福士ですら今まで10位より上にいけなかったのだから、好結果である。この調子でいけばロンドン五輪マラソンでいい結果が出せるんじゃないかと思わせた。その福士は、作戦を変えて臨んだ。いつもならどっかで先頭集団を引っ張ったりしていたが、今回はアフリカ勢をマークするかのように後ろにつけていた。トップ集団が抜け出してからは6位争いを繰り広げたが、結局中村には前にいけず、前回より順位は良かったが入賞に後一歩届かなかった。福士はこれくらいが限度なのかな。てかそろそろ次が出てこないといけないっちゃいけないのだが。とはいっても中村にしろみんなマラソンにいってしまうので次といっても難しい。もう少し頑張ってもらいたいところである。

 ところで、トップ争いとは別に、女子1万がもう一つ盛り上がった場面がある。それが記事の冒頭の一文である。そう、日本の佐伯選手がメディアにめちゃくちゃ注目されたのだ。142cm、32kgという非常に小柄な体型なので、世界のスピードには辛いだろうと思っていたが、案の定一番最初に遅れだし、2周周回遅れとなってしまった。それでも小柄な彼女が一生懸命走っている姿が競技場内を湧かせたのだ。そしてダントツビリで大注目の中ゴール。マスコットキャラ(?)の気ぐるみに抱かれ、地元メディアにインタビュー。しかもまた気ぐるみに抱っこされてだった。(佐伯選手も素直に応じるので本当に子供に見えたw)

 ここまで一番盛り上がったシーンだったんじゃ……。彼女はマラソンがおそらく本職なので、札幌マラソンが楽しみである。かわいいので(?)、何とか次の世界大会出てほしいと思う選手である。

 とまあ、ここが書きたかっただけだろと突っ込まれれば何も返せないw。とにかく次は勝負で注目されてほしい。また、他の日本人女子選手にも福士選手の日本記録を更新するようなのが出てほしいというのも勿論付け加えておく。

400mH

○予選≪5組、組3着+1≫
1組5位成迫健児49秒60
2組3位吉田和晃49秒45…☆準決勝進出&自己ベスト☆

 これはびっくり。為末と争ったことのある成迫が本命ということで、彼に注目していたが、彼が落ちて、吉田選手の方が準決勝に進出。なんか為末のようなレース運びで300mまではトップ。最後はかなり体が固まってしまったが、何とか4位の選手を0秒08差で逃げ切り予選通過。この大舞台でレースの主導権を握る走りをみせ、しかも自己ベストを叩き出すのだから度胸がある。これをさらに更新しなければ決勝にはいけないだろうから、かなり厳しい。だが、この種目は北京金メダリストが予選落ちする波乱があった。何が起こるかわからないからベストを尽くしてほしい。

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