2009/10/08
出雲駅伝予想~駒澤大学
平成の常勝軍団が今年の箱根で悪夢を見た。
出雲は終盤までトップで2位、全日本は3連覇と順風満帆、
箱根連覇に死角なしと思われたが、結果はまさかのシード陥落。
ゼロから巻き返しを誓い、復活を狙う駒澤大学を予想したい。
○日体大記録会
1万
12組
3位深津卓也(4年)28分57秒42
4位上野渉(1年)28分59秒84
5位飯田明徳(3年)29分11秒58★
17位撹上宏光(1年)29分32秒17
11組
6位久我和弥(1年)29分34秒71
10位藤山修一(4年)29分39秒21★
14位千葉健太(1年)29分47秒85
20位後藤田健介(1年)29分56秒02※途中で靴脱げる
10組
7位手塚佳宏(1年)29分41秒67
15位西澤俊晃(1年)29分44秒83
9組
6位藤原昌久(3年)30分12秒83
5千
33組
4位馬越幹成(2年)14分18秒98★
9位岡本尚文(2年)14分26秒05
31組
11位早瀬祐樹(3年)14分31秒18★
28組
3位玉木達也(3年)14分34秒85★
4位齋藤昌紀(1年)14分35秒11★
8位貝森大地(2年)14分44秒43★
11位山崎康隆(2年)14分46秒02★
22位前田伯(2年)14分54秒92★
○
渡邉潤(3年)1時間8分
見る限り、基本的に1万は箱根予選路線、5千は出雲路線になっているように見える。
1万は故障が噂されていた深津が28分台のタイムを出し、箱根予選は大丈夫だということをアピールした。1年生の上野にも競り勝ち、意地をみせた。もう一人問題の星は姿を見せず、状況は分からない。ただ、箱根予選には期待しない方がよさそうである。1年生は例の7人が全員出場し、全員30分切りを果たした。全員が箱根予選会を走るわけではないだろうが、かなり多く出走しそうな雰囲気がある。その他、飯田、藤山が好記録をマークした。間違いなくメンバーに入りそうである。
5千は岡本以外が自己記録更新して、充実ぶりをアピール。馬越、早瀬は今季はともかく、来期に期待がかかるタイムである。出雲には出てくるだろう。後、一人なぜかハーフに出場していた渡邉は撃沈。どうも良いときと悪いときの差がかなり激しい傾向がある。箱根予選には多分出場してくるだろうが、通ったとして、本戦ではまだ使えなさそうだ。
出雲エントリー
名前/秋以降の動き、≪今までの実績≫
4年
宇賀地強/日カレ5千4位13分57秒37、1万欠場、≪2区6位。1万28分23秒62≫
高林祐介/日カレ5千7位14分08秒94、≪8区1位。ハーフ1時間2分36秒≫
3年
藤原昌久/1万30分12秒83≪ハーフ1時間4分25秒≫
早瀬祐樹/5千14分31秒18★
2年
岡本尚文/5千14分26秒05≪5千14分12秒45(高校)≫
馬越幹成/5千14分18秒98★
藤岡幸太郎/≪5千14分27秒53≫
1年
撹上宏光/1万29分32秒17≪1万29分21秒96≫
手塚佳宏/1万29分41秒67≪5千14分10秒95≫
久我和弥/1万29分34秒71≪5千14分15秒87≫
主力は4年生の宇賀地と高林のみ、やっぱり本気メンバーではこなかった。過去、出雲、箱根予選、全日本、箱根の4レースに出場することになったチームで大東大と東海大は全部本気で臨むということをしたのだが、全部消化不良に終わっている。やっぱり出雲は新戦力を試すのが無難だろう。ただ、三大駅伝皆勤がかかっている宇賀地をどうするのか気になる。宇賀地の性格的には走りたがりそうな気がするのだが。その他、1年からは撹上と手塚、久我がエントリー。春からずっと調子のいい撹上ははコネ予選と読み、2人くらいは使いたい。後は、記録会で良かった選手でも使うのだろう。
んー、あまり予想する意味はないのだろうが、一応やってみた。1区宇賀地にしてあるが、もし宇賀地を走らせるならここだろうと。3区で無理に追い上げさせる意味はない。1区で上位で繋いで2区以降にいい経験をさせてやることはできるだろう。
2区は14分18秒を出した馬越にスピードを活かさせたい。3区は1年生で1万の記録が良かった久我。もう一人手塚を次に長い5区に。4区には監督が期待している藤岡を試させる。そしてアンカーは箱根予選にエントリーされておらず、まずまず走れている岡本で繋がせるという感じ。
どうだろう。スピードが活かせれば、3区あたりまでは第1中継車から見える位置でレースを進められるのではないか。駒大は箱根で敗れた原因は選手層の薄さだった。それが改善しているかどうか見どころか。それに奮起すれば、箱根予選出場メンバーが活気付くだろうから、是非頑張ってもらいたいところだ。
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