2009/11/12
東海大学~全日本大学駅伝まとめ
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シード権との差)
1区早川翼(1年)43分56秒区間4位(4)1分09秒
2区村澤明伸(1年)38分25秒区間2位(4→2)3秒
3区藤本剛士(3年)29分47秒区間18位(2→5)1分19秒(-19秒)
4区刀祢健太郎(2年)43分12秒区間7位(5→6)1分50秒(-22秒)
5区田中飛鳥(2年)35分08秒区間2位(6→5)1分33秒(-47秒)
6区平山竜成(3年)37分56秒区間9位(5→5)2分13秒(-38秒)
7区永田慎介(3年)37分02秒区間8位(5→6)3分09秒(-4秒)
8区金子太郎(3年)61分52秒区間8位(6→9)6分14秒(52秒)
○総合9位5時間27分18秒
(予想7位・言い訳→)5時間27分18秒。てか、7区終了時で5位山学、6位東海、7位駒大だったから、6位7位は当たると思ってたんだが。
駅伝は出来た
とにかく1区2区の1年生コンビが大稼ぎして、3区以降どこまで粘れるかがテーマだった東海大学だが、今回に関しては上出来というところだろう。
1区早川が無理せずに後ろの集団で落ち着いて走り、終盤ペースアップ。同級生で予選会で負けた上野を突き放し、さらに遥か前にいた早大矢沢を一時捉える走り。最後は相手が意地をみせたものの上々の4位で襷リレー。そして2区村澤は風邪気味で調子が悪いながらも4年生の駒大宇賀地と激闘。最後はぶっ倒れる程疲労困憊したが、今大会の最大の見せ場を演出する走り。やはり村澤は強い。4年間東海大を宜しくお願いします、と言いたいところだ。
3区の藤本が区間18位とブレーキになってしまったが、彼は1500が強い選手なので仕方ない。河野や栗原、赤染など力のあるランナーが走れないことに問題があることだ。ここで早くも1年生の貯金をほとんど使い切りこのままずるずる行くかと思われた。
だが、今回はそうでもなかった。昨年と同区間に配置された刀祢、田中、平山が7位以下との差を広げる走り。特に田中は区間2位と大健闘。前回箱根メンバーに入れなかっただけに、いいアピールになったろう。平山も予選会がかなり悪かったが何とか踏みとどまったので良かった。また7区に起用された大器永田も抜かれた山学にずるずる引き離されず流れを壊さなかった。どうもエースの貯金をすぐ食いつぶしてしまうという駅伝が続いていただけに、今回の結果は希望の光だろう。
不調者&選手層の薄さ…どうする?
アンカーの金子が最後に3つ順位を落としてしまったが、区間8位で別にブレーキしたわけでない。すぐ後ろが深津、そして区間2位3位の大石、小林という展開が不運だっただけで、試合を壊したわけではない。堅実には走ったと感じた。まあ金子も含めて、上位陣と絡めたので収穫は多かったのではないか。
ただ、箱根ということを考えるとやはりまだ弱いと感じるのは否めない。河野、栗原、赤染がいないこともそれを助長させるが、層が非常に薄いのである。予選会でも147位斉藤、160位小松、192位与那嶺なので、このあたりを起用するとなるとちょっと現段階では厳しいといわざるをえない。
早川-刀祢-田中-永田-村澤 与那嶺-河野-斉藤-金子-平山
現状、こんな感じだろうか。不調者組みは予選会を出走した河野のみ起用してみた。
ポイント区間に関しては村澤がどの区間になるかでも変わってくる。今回は5区に予想。河野がちょっと任しづらいとなると彼が一番手に上がった。負担をかけてしまうが登りは強いはず。序盤を早川や刀祢(1区2区逆もあるかな?)、田中で耐えられるようならこれでもいいだろう。ただ、序盤になるべく前へというなら2区村澤、5区金子、9区刀祢かなと。
ただ、現状復路はまだ厳しそう。往路頑張っても9区までにフェードアウトしてしまいそうか。まあ、いい材料もある。新居監督のコメントぶりかして予選会は100%には合わせていない感じだったこと。下位の選手などは伸びしろがあると信じたい。上尾ハーフや記録会でそれらが見れればと思うが。
とりあえずはまず栗原や赤染あたりが復活してくれないとシード権への望みは薄いかなと感じる。
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