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第86回東京箱根間往復大学駅伝競走

第86回東京箱根間往復大学駅伝競走も終わりましたね。
昨年のように1校1校詳しくフリーダムに評論していくつもりですが、トップ用の記事です。


1位東洋大学11時間10分13秒

 V2おめでとうございます!!いや~、東洋の優勝は危ないと何度も書いていたのがとてもバカらしく思います。柏原の爆走は勿論ですが、個人的には1区宇野があのハイペースに対応したことがポイントだったと思います。自分の予想は宇野が対応できないとしてのものでしたので、のっけから計算が狂ってしまいました。とにもかくにもそれで流れに乗り、4区終了時で昨年の順位を上回る。柏原であっさり他校を置き去りにし、しまいには2区を務める力もある高見を2年連続のアンカーに回す余裕(その高見は不調だったようだが)。もうぶっちぎりでの優勝であった

2位駒澤大学3分46秒差

 いやはや、往路を見て復路も厳しいのではないかと思いましたが、復路は力通りの走りをし、なんと復路優勝。東洋大を3分以上上回った。千葉と高林が区間賞を獲得し、他も区間上位であった。どうやら最初の出遅れは、1区候補だった上野が合宿で故障し、更に星が直前で調子を落とし、急遽後藤田が勤めなくてはならなくなったかららしい。故障者が複数でたのは不味いが、前回のように悪い流れを引き継ぐということは無く、終わってみたら王者東洋を倒す力があったのはここだけ。1区候補の故障が悔やまれる。まあ上手く終れてとりあえず良かった。来年は若手主体でちょっと厳しくなるだろうが
いずれまた頂点を極めるだろう。

3位山梨学院大学5分33秒差

 復路の戦力からして面白いかと思ったが、7区小山で流れが止まってしまった。ハートは熱く、頭は冷静にいきたかったが、そういう走りは想像以上に難しいということでしょう。9区中川まで失速してしまうとは思わなかった。それでもモグスが1年の時以来のトップ3入りで、日本人の力は非常に上がっているという事も証明。コスマスや後藤の不調など、ちょっと惜しい面もあるが、力は出し切った。こういう育成が続けば、暫くシード権は保っていられそうである。

4位中央大学5分47秒差
 そつなく繋いで復路からじわじわ浮上してくるのかと思ったら、思った以上に往路で早く浮上。復路タイプの多い中大が失速するわけなく、往路の順位をそのまま保ち、最後はトップ3にあと少しまで迫る大活躍。山下は転倒しながらも昨年同様60分切りだし、最後の箱根となった高橋や辻も踏ん張った。今年の中大の特長が最大限に発揮されたレースだった。

5位東京農業大学6分29秒差
 2区外丸が作った流れを途切れさせずに往路は5位。復路は6区に細谷や川内でなく、松岡という驚きの配置もあったが、危なげなく襷を運び、8区まででも順位を落とさず、昨年の悪夢を考え配置した9区10区の主力選手へ。2人とも少し飛ばしすぎの感があったが、きっちり役割を果たし、14年ぶりのシード権を獲得した。

6位城西大学7分40秒差
 何度挑んでも、どうしても打ち破れなかったシード権の壁をようやく突破。復路、三田が走れずヒヤリとしたが、代わりの岡本がしっかり繋ぎ、7区石田が昨年のリベンジを果たす区間2位。その後も恩田と田中がきっちり『駅伝』を行い、アンカー八巻が城西大のランナーで初めて笑顔でゴールテープを切った。


7位早稲田大学9分51秒差
 1区矢澤は最高の出だしをしてくれたが、それを全く活かせず。全日本で出た課題がそのまま露呈し、優勝争いにすら絡めなかった。色々と言いたいことがあるが、2区尾崎の不調、5区急造、6区9区故障上がり、4区7区8区実績の少ない選手が走らざる終えなかったということを考えるとよく7位でまとめたのかもしれない。

8位青山学院大学11分12秒差
 ビッグサプライズがここ。往路の9位は1区出岐2区米澤の流れで取ったので復路は厳しいだろうと思っていたが、復路も6区小川7区市岡が好走し再び流れが。監督が厳しいと言われていた9区川村も耐え、アンカー鈴木が1つ順位をあげてほとんど誰も予想していなかった41年ぶりのシード権小林剛、辻本という主力が走れなかったにも関わらず、素晴らしいチームワークであった。

9位日本体育大学11分32秒差
 んー、残念無念。往路に主力を投入し3位と高位置につけるも、6区高尾が64分台の大ブレーキ。一気に10位まで順位を下げてしまい、以降その10位の流れに甘んじてしまった。それでも復路に篠崎、谷野がいて良かった。ずるずるいかずにすんだ。3年生カルテットが残る来年こそ上位を取りたい。

10位明治大学11分44秒差
 結局主力の松本昂や中堅の小林が出ず、復路は1年生3人という非常に苦しい陣容。それでも大江と菊池が結果を残し、一時は4位まで回復。しかし昨年の失速区間9区10区でまたもや失速してしまい、最後は10位まで転落。3位を狙える戦力を誇っていただけに、故障者が悔やまれる。


以下、シード権外

11位帝京大学14分39秒差

 んー、1区大沼が出遅れ、一人旅になってしまい2区3区の主力が力を出せなかったのが痛い。復路は板垣や河野、佐藤といった4年生が素晴らしい活躍ができただけに、往路でもう少し上位につけていればと悔やまれる。


12位東海大学15分33秒差

 村澤を使って往路12位。復路は厳しいと思われたが、赤染や田中を中心に意地を見せて追い上げた。が、ラストで駒が尽きてしまった。平山らがエントリーできなかったのが結局響いた結果だった。

13位中央学院大学16分28秒差

 塚本、大野、渡邉と全日本瞬間首位の立役者となった選手がエントリー漏れ。そのせいか、彼らも故障だったのか1区三浦2区小林が大失速。以後、木之下が区間賞を獲得するなど、次第に順位をあげていったが、届かなかった。

14位上武大学18分01秒差

 長谷川が大失速し、残念ながら往路終了時でシードは厳しく。せっかく絶好調の福島をアンカーに置いておいたのだが、捨て駒になってしまったのが残念。


15位日本大学18分35秒差

 やはり、以前から懸念されていた日本人の弱さが露呈。2冠どころか往路でシードが厳しい状況に。そんな中行われた復路は井上以外全く力を発揮できず。復路の要に置いた丸林は最後まで駅伝で結果を残せなかった。


16位関東学連選抜19分24秒差

 復路に強力なメンバーがいたが、その要だった梶原が脚にアクシデント、佐野が欠場で大きくシードラインから後退。良かったのは神大勢くらいなものだった。


17位専修大学19分38秒差

 五ヶ谷を1区にして超前半型のオーダーが実らず。安島、星野が実力を発揮できず、松尾が欠場で大きく順位を下げた。9区10区でロードの強さが観れたことが救いである。


18位大東文化大学22分40秒差

 往路とは全く違い、復路は大変順調で、一時は11番手に浮上する活躍。秋山がエントリーできず、往路を戦えるメンバーが少なくなってしまったことが敗因だろう。

19位法政大学23分09秒差

 経験者3人を復路に置いて勝負をかけたが、9区福島が力尽きブービーに。それでも往路は若手に経験が出来、復路も繰り上げにかからず、アンカー奥田は区間10位。来年に繋がるか。


20位亜細亜大学30分54秒差

 主力を全て往路に注ぎ込んだにも関わらず、下位争いにさえ加われなかったため、復路で大きく後退。屈辱の繰上げにもあった。せめて岸本を9区に投入できていたら良かったのだが…


 こんな感じでしょうかね。信頼できる選手がいるチームは、それ以外の選手も安心して走れるようで、そういうところがいるチームが勝ったという印象でした。ちなみに予想で当たったのは多分10位明大だけ。こんなアホな管理人ですが、またこのブログを宜しくお願いします(笑)


 それでは、各大学の詳細はまたのんびりやっていこうと思います。

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