2010/01/20
箱根区間予想~帝京大学
往路15位復路6位
(予想:順位→往路18位復路7位総合15位・区間→2区4区…)
ちょっと区間予想について言い訳。実は8区以外9区間当ててたんですが、1区大沼はきついのではと思い色々変更していたら全然違う形に…。あー、悔しい。順位は往路がもう少し上でしたね。
区間、名前(学年)、区間タイム、区間順位、(総合順位)、トップとの差(シード権との差)
1区大沼睦(3年)1時間5分23秒区間19位(19)2分56秒
2区中村亮太(3年)1時間10分00秒区間11位(19→16)4分00秒
3区西村知修(3年)1時間5分38秒区間15位(16→15)6分30秒
4区安藤慎治(3年)59分30秒区間17位(15→15)10分03秒
5区土久岡陽祐(3年)1時間24分17秒区間12位(15→15)12分46秒(5分23秒)
6区板垣辰矢(4年)1時間00分23秒区間4位(15→13)12分14秒(4分33秒)
7区渡邉克則(2年)1時間7分10秒区間16位(13→13)14分28秒(4分32秒)
8区稲葉智之(2年)1時間8分24秒区間13位(13→14)15分56秒(5分09秒)
9区河野健一(4年)1時間11分12秒区間3位(14→12)14分50秒(3分40秒)
10区佐藤健(4年)1時間12分55秒区間5位(12→11)14分39秒(2分55秒)
【敢闘賞】河野健一&佐藤健…意地を見せた終盤の4年生
【技能賞】板垣辰矢…難しい位置からお疲れです
【(激励の)喝】在校生全員…区間一桁無し
残念ながら後一歩シード権に手が届かなかった帝京大だが、一番の敗因は
1区大沼の出遅れだろう。
元々800mの選手で今年何とか20kmに対応できるようになった選手には早すぎるペースで推移。力はほぼ出し切ったものの、
トップと3分近く開いてしまった。往路でガツンといけるチームではないので、これは響いた。
以後、大沼を含め3年生で繋いだ往路は2区中村はエース区間で頑張ったが、前との差が開いてしまい、3区に配置した西村が予想外の一人旅(上武が前にいたが、大きく失速したため目安にならず)で全く力を出せなくなってしまった。3年生2枚看板を使っての15位という位置はチームの士気に大きく影響してしまっただろう。安藤、土久岡も低空飛行で結局往路は15位。それ以上にシード権との差が5分も開いてしまった。84回大会のように復路で逆転してシード権を狙う予定であったが、これはさすがにかなり大きい差であった。
1区は選抜の森本がハイペース宣言をしていたし、西村を1区にもって来るべきだったのではないかと感じる。10位前後の第2集団あたりで繋いでくれていたらちょっとは違ったはずである。勿体無いのは分かるし、スローなら大変有利になる計算はあったのだろうが、1区は軽視するべきではないのだろう。
シード権は非常に厳しい状況になった復路だが、それでも
4年生が意地をみせてくれた。
6区の板垣は2年連続で前回は59分前半で区間2位。大きな期待で力んだが、
序盤の登りを区間新を大きく上回るペースで入ってしまい、前回より1分遅れた。まあ最も、
行くしかない状況だったので、突っ込むのは仕方なかった。順位的には2つあがったので良かっただろう。
その後7区8区がもたついてしまったため、5分ほどの差で終盤。ほとんどシードは絶望的な状況となっていたが、ここから再び4年生が魅せた。9区の河野が点々と前が見えていた状況を上手く利用して前を追い、区間3位の好走。1人で1分30秒もシード権との差を追いつめる走り。そしてアンカーキャプテンの佐藤も攻めの走りを貫き、総合11位まで浮上。復路はほぼ予定通りで6位。だが、往路で開きすぎたため、及ばなかった。それでも、4年生がきっちりまとめ、駅伝をした感じである。
ただ、書いていて一つ気になったのが、
3年生以下に区間一桁順位が無かったこと。厳しい区間の2区5区はともかくとして、帝京大の見せ所の7区8区も区間二桁に甘んじてしまった。4年生3人が区間5位以内に入っているのに、
区間15位以下が4人。これは完全に脚を引っ張ってしまった。箱根予選を走った神田や大城らが出場できなかったこともあったのだろうが、これは頂けない。
予選会から出場になるが、往路のメンバーは全員残る。確実に突破して、今度こそ復活シード権を目指したい。
来期への展望
○卒業生出走メンバー(抜けるメンバー)
板垣辰矢6区4位、河野健一9区3位、佐藤健10区5位
○在校生出走メンバー
大沼睦1区19位、中村亮太2区11位、西村知修3区15位、安藤慎治4区17位、土久岡陽祐5区12位、渡邉克則7区16位、稲葉智之8区13位
○補欠メンバー(+α)
杉山功、神田純也、香川竜一、大城享吾、小林頌幸、中西健太
先ほども書いたように区間5位以内の4年生3人が抜ける。最も、3人は少ない方だし、昨年の予選会でチームワンツーフィニッシュをした中村と西村やその他の予選会出場者や本戦出場者を合わせれば10人以上大きな舞台を経験した選手が残る。現在は全体的に力不足だが、大きく成長してくれる選手が出てくれることを願う。
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