2010/06/18
日本体育大学~全日予選展望
さて、全日本予選まで後まもなく1週間となりますね。他地区では決まっているところもあるようです。
何となく時間が余ってしまっていますので、1チームずつ戦力分析をしてみようかと思います。
エントリー順に日本体育大学から予想していきます。
※順位は組内の持ちタイムランク
4組:2位出口和也(4年)28分34秒02、16位服部祥大(1年)29分19秒99
3組:1位野口拓也(4年)28分30秒06、24位鈴木悠介(1年)29分54秒66
2組:1位谷野琢弥(4年)29分08秒63、2位福士優太朗(3年)29分16秒78
1組:4位谷永雄一(2年)29分47秒73、6位早川智浩(2年)29分51秒25
補欠:筱嵜昌通(4年)29分15秒11(3組6位相当)、本田匠(1年)30分51秒66(1組28位相当)
上位8人平均:2位29分12秒95
チーム状況分析
4組:1万28分30秒台の野口、出口が4組に来るだろうと思われたが、野口が3組。4組は1年生の服部が抜擢された。出口は箱根時はあまりよくなかったが、トラックシーズンに入って調子をどんどんあげてきており、磐石な状態。服部は脚の手術の影響でトラックシーズンは無理させないということだったが、思ったより早く調子をあげてきたということなのか。ここは逸材と言われるだけある感じだ。
3組:出口とは逆に箱根の時期良かったが、現在下降線の野口は3組。ただ、不調とはいえ3組に28分30秒というのは脅威すぎ。持ちタイム2位とは30秒、10位とは1分以上離れていますから、ほとんどの選手は勝てないでしょう。それからもう片方の鈴木は高校駅伝で3区9位の選手。ですが、現時点で日体大の中では上の方というわけではない。調子は上がり気味なのでしょうか。
2組:ここは持ちタイムではなんとワンツー。ただ、この2人は不調から上がってきている途中。谷野は関東インカレにエントリーできない状態から先日の記録会で何とか30分前半まで持ってきたところ。福士の記録は高校時代のものですから、タイム通りワンツーとはどうかという感じ。ただ、ざっと眺めて負けそうなのは東海大の選手くらいなものか。
1組:先日の日体大記録会で30分10秒台を出していた谷永と早川がそのままエントリー。選考会だったのかな。ここの学年がもう少し上がってきていないので、ここできっちり結果を出してほしい。この組では申し分のない持ちタイムである
補欠:筱嵜は非常に持ちタイムはいい。3組まで対応できるし、先日の記録会も上位の方。何も問題なければ3組の鈴木と変更しそうな気がする。ただ、野口と谷野が今ひとつなので、そこと変わる可能性も無きにしも非ずですが…。本田は関東インカレ5千で13分台を出したが、先日初挑戦した1万で失速。一緒に出場した日体大の選手の中で12番手だったが、潜在能力を代われての補欠エントリーというところだろう。
通過は濃厚、後は1番or2番通過か?
1万の持ちタイムの平均は2番。1番の東海とはわずか1秒差。更に3位とは12秒、4位とは20秒以上離れているので、落ちるということは余程のことがない限りは考えられない。野口、谷野が調子を落としているが、3組、2組あたりのレベルなら貯金の役割ができそうだし、筱嵜はまずまずで推移、服部が調子をあげてきているので、彼らの貯金を無駄にする可能性は少なそう。1組がここまで大きな実績を残していない選手なのが不安材料ではあるが、これはトップ通過できるかどうかの話で、通過に関しては他に強力な選手が何人もいるので大丈夫だろう。
で、トップ通過のライバルの東海だが、データ上非常にきわどい勝負という感じですかね。ただ、自分は若干日体大有利かと思っています。層の厚さは東海より日体大の方が上な感じがするので3組終了地点では多分リードできるのではと。で、4組の選手の自己ベストを足すと、日体大57分54秒01、東海57分31秒60。その差約23秒。順調に行けば3組までに23秒以上は付けれるかなとね。
もちろん、不安材料も多々ありますけどね。谷野が復調しきれるかとか、日体大のチーム自体浮き沈みがやや激しいタイプだったり、そもそも通過濃厚なら4組は安全策で行く可能性もあったりとか、ま色々あげればキリはないのですが。
まあ、いずれにせよ4年生に強いランナーが多いので、本戦でも期待を抱かせるような成績で通過してほしいですね
こんな感じで予想してみました。
全日予選をまともに予想しようとしているのは今回初めてかも。変なトコもあると思いますが、こんな感じで1校1校なるべく沢山予想していきます。
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