2010/06/20
神奈川大学~全日予選展望
続いて神奈川大学
4組:25位久門大輔(神大3年)29分33秒68、26位坪内武史(神大3年)29分35秒09
3組:8位小杉新太郎(4年)29分32秒03、15位吉川了(2年)29分44秒04
2組:9位福田健太(2年)29分42秒19、20位小嶋直耶(3年)29分58秒10
1組:2位森悠太(3年)29分37秒46、36位高橋俊光(3年)※14分36秒57
補欠:木村祐一郎(4年)29分28秒24(4組23位相当)、菅原貴行(4年)29分54秒84(1組8位相当)
上位8人平均:7位29分38秒45(ボーダーから3秒49)
選手紹介&分析
4組:坪内はハーフ63分台を持っている選手。関カレは1万にエントリーしていたが欠場。じっくり調整してきている可能性はありそう。久門は今季チームトップの1万のタイムを出している。ここの組はかなり厳しい感じだが、それぞれ力を発揮できるか
3組:現在の実質エースと思われる小杉が3組。5千のタイムはチームの中で抜けており、神大数少ないスピードランナーである。関カレ5千も入賞まで後少しであった。吉川は逆に長い距離に強いタイプ。後半じわりとあげていける選手だ。
2組:福田はどちらかというと短めの距離が得意。20kmではまだ結果を出していないが、こういう場でしっかり粘りたい。小嶋は今シーズンに入って、ぐっと力を付けてきた選手。つい最近29分台を出した
1組:森は4月の記録会で4組の久門や坪内と秒差でゴール。ハーフで少し調子を落としていたが、1組なのでしっかりと走っておきたい。高橋は先日5千で自己ベスト。1万以上の実績はないが、勢いを買われたか
補欠:団栗の背比べであるが、今回エントリーで1番持ちタイムのいい木村が補欠にいる。また菅原も29分台。2人とも昨年の箱根予選を走っている選手だし、調子が落ちる選手が出たら、交替の可能性は充分にある。
3組までに1分の貯金を
今回のエントリーで上位8人の1万のベストは29分28秒から29分54秒…。エース不在と言われているチームはいくつかあるが、これだけ固まっているのも珍しい。1組2組あたりは誰が走っても対応可能だが、逆に4組は誰が走っても苦しい戦いということが言える。
なので3組までできる限り貯金をすることが求められる。エース格の小杉が4組ではなく3組に配置されたのはそういう意図があるのかもしれません。3組までにできる限り貯金を作って、何とかボーダーラインから逃げ切るという形か。一つの目安として、昨年エース不在ながら予選突破した中大は3組終了時に1分13秒の貯金を作り、1分詰められたが突破した。中大のこの時の4組の合計タイムは11番。今回の4組の自己ベストを合わせた神大のタイムは12番目。なので、1分の貯金を作れるかポイントかもしれません(拓大とかにはもっと必要ですが…)
神大は2年前苦い経験をしている。2組終了時でダントツトップに立つも。3組4組でうっちゃられてしまったことがある。チーム構成的にまたやられてしまうかもしれないので何とか防ぎたい。ただ一ついいデータ出すと神大はロード型と言われているが、全日予選は結構うまく戦えていることが多い。昨年よりはチームは見違えるほど成長しているので、そこにも期待したい。
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