というわけで、ああいう感じ。2位から10位は流動的です。ちなみに正確ではないです。早大のライバルになりそうな所はどうしても下がってしまうので、東洋は本当は入っていないです。ただ、さすがに前回の上位3校が一つも入らないのはと思い、東洋のみいれた、ということをちょっとだけしたということを付記しています。
さて、他のチームをざっとおさらいします。
○駒澤大学
カルテット卒業でどうなるかと思ったが、期待の2年生がぐっと力をつけてきた。来年以降も考えてエース区間に積極的に起用したいですね
出雲:油布1-撹上2-上野2-湯地1-千葉2-久我2
全日本:撹上2-上野2-油布1-久我2-井上3-飯田4-窪田1-千葉2
箱根:撹上2-上野2-油布1-渡邉4-井上3 千葉2-郡司1-後藤田2-久我2-飯田4
出雲は、下級生のみ。でも13分台5人いる。油布は基本的に負担軽めと思っているけど、最近の出雲の1区は非常にハイレベル。そんなに長い距離ではないので起用してほしいなと思う。全日本は13分台の2年生4人を1区2区4区8区の重要区間に投入したい。箱根も同じ。ただ、4年生2人くらいはと思っている。5区井上は、登りの8区をスイスイ走ったので、ということ。
○山梨学院大学
戦力ダウンは割と大きい方。コスマスと高瀬、松枝あたりを軸にしてどこまで喰らいつけるか。また、秋以降に選手が大きく成長するチームなので、それにも期待したいところ。
出雲:松枝3-田口3-高瀬4-鳥羽2-福島4-コスマス3
全日本:松枝3-コスマス3-鳥羽2-田口3-福島4-中村3-中原4-高瀬4
箱根:松枝3-コスマス3-田口3-鳥羽2-高瀬4 伏島2-赤峰4-中村3-福島4-松森4
出雲に関しては優勝候補の一つと考えていいのでは。昨年の3区までのトータルを充分上回る可能性がありますし、日大ダニエルいなくなりますしね。全日本はいろいろ考えた末、先手必勝で2区コスマス。コスマスもこのくらいの距離が一番力発揮できるのではないでしょうか。箱根は5区候補が出てこない限り、若干不安だけど2区コスマス5区高瀬でしょうか。他は復路はやっぱり4年生中心。赤峰でぐっと再度流れを引き寄せる作戦でどうでしょうか
○東京農業大学
前半戦はちょっと箱根までの勢いがなくなってしまいましたか。松原、田村、木下が中心で2年生にロードに強い選手はいるが、中堅層が足りないのが現状という感じ
出雲:松原3-田村4-木下3-山本1-花田2-木村2
箱根:松原3-田村4-木下3-市川4-貝塚4 川内4-瀬山3-花田2-木村2-横山4
出雲は下級生に駅伝をさせることが目的で組んでみた。全日本や箱根予選が無いので、距離が短いとはいえ大事にしたいところ。箱根は理想は1区市川2区田村3区松原9区木下と思っているが、現状は3本柱を投入し、それを何とか最後まで持続させるといった流れでしょうか。
○城西大学
春先から5千で自己ベストを連発。櫛部さんが監督になってから、安定感が出てきた。初の三大駅伝出場権を獲得し、今年は更に上位に浮上してもおかしくない勢いになってきた
出雲:中原2-橋本3-田中4-山本4-山口1-田村3
全日本:中原2-田中4-平田1-橋本3-山口1-石田4-吉元2-田村3
箱根:中原2-田中4-橋本3-平田1-田村3 三田4-玉澤3-甲岡4-石田4-八巻4
出雲は5千のタイムは上々なので、ダークホース的な存在になりうる。中原、橋本、田中らスピードランナーを投入して、序盤から流れを作りたい。全日本も基本的に似たような感じ。せっかくだし、山口、平田の期待の1年生も起用してみたい。箱根は八巻らの復調度合いもあるが、だいたいこんな感じかなと。往路はスピード、復路はスタミナとはっきり分かれての配置だ。
○日本体育大学
野口・出口の世界クロカンや服部の入学など明るい話題が目立ったが、肝心な試合で今ひとつという結果が続いている。底上げなど進んでいるか
出雲:服部1-本田1-野口4-谷永2-早川2-出口4
全日本:出口4-服部1-本田1-野口4-吉村1-谷野4-早川2-篠崎4
箱根:出口4-野口4-谷野4-福士2-服部1 岩間2-谷永2-佐藤4-篠崎4-小柳津4
出雲は、優勝を目指せる戦力はあるけどもう思い切って試すのも面白いんじゃないかな。服部と本田には全日予選のリベンジを早めにしたい。全日本は勝ちもだいぶ意識してみました。4年生を効果的に使いたい。箱根は4年生中心にいけるだけいく。5区は服部が興味があるようなので置いてみました
○明治大学
戦力ダウンは非常に大きいが、鎧坂がエースに成長。また2年生の菊池や大江らも頑張って上がってこようとしており、有力新人も加入。また、昨年不調だった選手も戻ってきて、駒は揃っている。鎧坂と2番手の差が問題か
出雲:菊池2-細川雅3-鎧坂3-松本4-北1-大江2
全日本:菊池2-鎧坂3-細川雅3-大江2-北1-松本4-田中2-小林4
箱根:菊池2-鎧坂3-大江2-近藤3-小林4 細川雅3-北1-渡辺2-田原3-松本4
出雲は迷ったあげく1区菊池3区鎧坂。鎧坂1区の方が波に乗れるだろうが、全日本箱根は2番手以降が1区を走らなければならない。というわけで菊池を置く。というかずっと1区です。全日本や箱根も基本変わらない。菊池、鎧坂、大江を前半の重要区間に起用。そして繋ぎは北ら若手、長距離区間は松本や小林の4年生。こんな感じで戦いたい。
○上武大学
長谷川、坂口に2年生が成長してきて、駒がだいぶ揃ってきた、と思われたが、春先から故障を抱えていたという長谷川が欠場した全日予選はうまくいかなかった。自分達の力を知った彼らが秋に伸ばすことができるか
箱根予選
10位以内:長谷川4
11位~25位:坂口3
26位~50位:原4、園田3、氏原2
51位~75位:平迫2、渡辺2、伊藤4
76~100位:銀山3、船越3
調整や集団走などのコツを掴んでいるので多分大丈夫かと。長谷川と坂口が稼ぎ、集団が50位前後、トップ通過を狙いたい。
○日本大学
有力選手の退部があったりと、内部が中々うまくまとまらなかった模様。底は見ているので後は浮上するのみか。長いロードに弱いというのを予選までにどこまで克服できるかというところだ
出雲:日向野1-花島2-内田1-加賀田1-森谷1-吉田2
箱根予選
トップ争い:ベンジャミン2
10位以内
11位~25位:堂本3、佐藤佑2
26位~50位:田村1
51位~75位:高月4
76位~100位:池谷4、横松徹2、笹崎4、山下3、寺田2
全日本:堂本3-田村1-高月4-佐藤佑2-池谷4-坂下3-横松徹2-ベンジャミン2
箱根予選は頭数自体は揃っているんですよね。ベンジャミンのほか、堂本佐藤田村が確実に50位以内には入っておきたい。IP入れてどうにか通過できるか、というところか。全日本は箱根予選次第でまた代わるが、シード権を狙い、ベンジャミンをアンカーに取っておくオーダーにしてみました
○専修大学
春先勢いがあったのだが、全日予選前に息切れしてしまったか。1年生を多く経験させることができたということで前向きに捉えたい。ロードに強い選手は多い
箱根予選
10位以内:五十嵐4
11位~25位:安島3
26位~50位:松尾4、星野2、住中2
51位~75位:佐藤4、瀬崎4、宮坂1
76~100位:山本4、澤野健1
五十嵐はハーフ62分台。しっかり調整できればその位置でゴールできるはず。その他、期待できる選手はいるので、しっかり100位以内に入っていきたいところ
○法政大学
末山以外の主力や中堅が中々上がれなく苦戦してしまった。彼らの状態が戻ることが最優先事項といったところだろう。
箱根予選
25位~50位:末山3、近藤3
51位~75位:清谷4、益田4、皆川3
76位~100位:鍵谷3、塩月4、神山4
101位~150位:賀上2、山本4
末山と近藤がしっかり上位に。そして、清谷、益田、鍵谷らが全日予選を走ったメンバーをしっかり引っ張るということが重要でしょうか
○亜細亜大学
こちらも故障者や不調者が多かった印象。大きな大会以外、全部5千に出場していたのが特徴である。抜けたのは山中くらいだが、箱根予選では4分違うのは痛い
箱根予選
11位~25位:瀬口4、宮川3
26位~50位:濱崎4
51位~75位:池淵4、折田3
76位~100位:古館3、矢口3
101位~150位:船村4、安部4、上野4
瀬口、宮川、濱崎が昨年以上で走ることは必ず条件になる。後は、底上げがどれだけ進むかどうかか。
○順天堂大学
昨年よりは勢いを取り戻してきている印象。的場、田中、仲間が非常に頑張っている。スタミナと選手層が課題か。
箱根予選
26位~50位:的場3、田中2
51位~75位:仲間4
76位~100位:堀2、石井2、小澤1
101位~150位:大池2、有馬2、大住2、岩崎1
昨年は二桁順位が1人という状況。それは間違いなく脱しそうか。下が踏みとどまれば通過も可能というところか
○拓殖大学
留学生入学で話題になったが、全日予選通過するまでには到らず。日本人選手が気負ってしまったらしい。それでも札幌ハーフではまずまず。岡田監督の指導は浸透しつつあるのだろうか
箱根予選
トップ争い:ダンカン1
10位以内
11位~25位
26位~50位:西山4
51位~75位:那須3、野本2、兼実2
76位~100位:甲斐3、蓮池3、真家3、館石3、梅木3
札幌ハーフで結果を残したのはマイナだが、ダンカンの方が地力ありそうなので。後は3年生を中心とした日本人の集団がどこまで上位にいけるか。西山と谷川が復調すれば心強い
○國學院大学
2年から選抜に出場している仁科が最終学年で勝負の年か。全日予選ではまずまずの戦績を残した
箱根予選
26位~50位:仁科4、荻野3
51位~75位:宮澤3、寺田1
76位~100位:奥4、安藤4、田中4、中山2
101位~150位:当山4、菅谷3
前田監督が昨年故障者が出たことを非常に悔しがっていた。手応えはあるようなので、そこに注意というところか
数日以内にざっとおさらいして、駅伝シーズン入るまでの更新予定をしたいと思います。では
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