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早稲田大学~全日本大学駅伝結果より

さて、それでは1日1校くらいずつで21日(日)の上尾ハーフに間に合うように関東12校を総評していきますかね。(時間あれば予選落ちを含めた箱根予選のみのチームの詳細もしたいですが時間取れるかどうか…)

何も順番は考えずに順位順にいきます。

1位早稲田大学5時間13分02秒大会新★

区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区矢澤曜(3年)43分28秒区間9位(9)46秒
2区大迫傑(1年)37分55秒区間3位(9→2)26秒
3区八木勇樹(3年)27分20秒区間3位(2→3)31秒
4区佐々木寛文(2年)40分23秒区間賞☆(3→1)-1秒
5区志方文典(1年)33分47秒区間新★(1→1)-10秒
6区猪俣英希(4年)36分08秒区間2位(1→1)-13秒
7区前田悠貴(2年)35分37秒区間2位(1→1)-1分22秒
8区平賀翔太(2年)58分24秒区間3位(1→1)-2分20秒

 予想外の出足。1区で実績が充分の矢澤が失速して、これはやってしまったかと思われたが終わってみれば2位以下に2分以上の差を付ける圧勝で2冠達成。まずはその軌跡を振り返りたい。
 
追記:
【注意】早稲田スポーツのコメントを読む前に書いていますので、少しずれている部分もあると思います【注意】
 
主力のブレーキを救った2区大迫・4区佐々木!
 出雲同様に矢澤を1区に持ってきた早大。出雲は彼が区間賞(というか強豪校に対して貯金が作れた)を獲ったことが優勝に繋がったので同じ役割を担うための配置だったのだろう。が、思い通りの走りが出来ずに区間9位と出遅れる結果に。だいぶ体が硬く感じたが、ジュグナが出ると思ったのに出ない、ハイペースなのにそれなりに沢山の選手が付いてきて、しかも一番引き離した東洋が余裕、それ以上の走りをしなければとパニックになった…(あ、これ自分が勝手に憶測で考えたもの、多分早大スポーツにその内本人コメント上がるかと…)とか、まあ色々あるでしょうが、2年前の全日本から担当し続けた1区で最低の成績、つまり三大駅伝では2年前の全日本から出遅れた事は無かったのだが、それ以来のアクシデントだったのだ。
 
 また、3区八木も誤算。出雲で後続の差を大きく広げる走りをしたのだが、今回はどうやら脚を傷めていたらしい。1つ順位を落とし、トップとの差も開いてしまった。理由はともあれ、出雲で大きな働きをした主力2人が計算通り動かなかったということだ。
 
 その逆境を跳ね返し、彼らの役割を担ったのが2区の大迫と4区の佐々木。大迫は1年生ながら他校のエースを序盤で抜き去ると、終盤は東洋の柏原を追い上げる走り。腰高の安定したフォームで出雲とは別人の走り。やはり逸材なんだという思いだった。そして4区の佐々木の頑張り。高校時代チームメートの千葉を置き去りにして、東洋大に迫った。ただ、3秒差になった所で差がつまらなくなる。口も開いて顎も上がった。これは終盤少し置かれるかと思われたが、そこから追いついて、ラストスパート争いも競り勝ったのは驚いた。高校時代からロードは強いが故障が多いのが惜しい、という評価でしたが継続して練習したらここまで強いのかと。何はともあれ、誰かが走れない時に他の誰かが補うということが出来たのが一つ優勝のポイントになったと言える。
 

終盤で踏ん張る力も身につけた
 そしてもう一つポイントはこれです。5区志方6区猪俣の終盤の走り。志方もまた出雲とは別人かと思う綺麗なフォームで東洋との一騎打ちで一歩も引かない。(何度も微妙に仕掛けていたので、最後体力大丈夫かと心配したが、)残り500mから登りで強烈なスパート。一気に10秒離した。そして6区猪俣は中盤に東洋の猛追を受けたが、最後まで追い付かせずに3秒ながら貯金をした。猪俣は叩き上げで駅伝初出場。箱根区間賞経験者相手に大奮闘だった。85回箱根復路での東洋との争いはこう終盤でタイムが離れた事により、競り負けてしまったのだが、これを逆にやれるようになった事は大きなチームとしての成長点と言える。
 
 後は7区で東洋が自滅してしまったのでここでほぼ決定。前田は終盤ちょっと落ちてしまったのだが、昨年区間13位だった事を考えると大きく成長(ただ、終盤の印象で箱根はちょっと微妙か?)。そしてラストアンカーの平賀が59分前半で走れば大会記録という状況で、それを大幅に上回る58分24秒。実は中盤過ぎのチェックポイントの時点では村澤を上回るタイムだったので相当攻めています。なので価値あります。とにかく、今大会に関しては総合力的に抜けていたと言えるか。
 
 
平地の実力はNo.1!序盤と山下りが誰になる
 それにしても2年生2人、1年生2人が予想以上に強かったなという印象でしたね。4年がちょっと弱いが各学年にポイントとなる選手がいるのは大きい。とりあえず、3冠への挑戦権は昨年のように名前だけじゃなく、実力的にもあるというところ。問題点はサブタイトルにあるようなことだ。
矢澤-大迫-八木-三田-佐々木
相原-北爪-志方-平賀-猪俣
 ※各チーム軽く箱根の区間配置予想をしますが、これは全日本をパッと見ただけの印象で、最終予想ではありません。それから現時点での6区予想に関しては突っ込まれても何も返答できないチームも多くありますのでご了承下さい。
 
 とにかく最後まで勝負出来るようにというのを重視して考えました。往路取れれば一番いいですが、基本的には復路追いかけるという事を考えると思います。とりあえずこれだと終盤の3区間は強力かと。後、5区佐々木も全日本を見る限り結構面白そう(登りの部分で前のとの差ぐいっと詰めていました。昨年も1年生ながら1番手候補に上がっていただけあったかなと)な感じしますが、どうでしょうか。
 
 問題は最初と6区ですがどうするかかな。正直、矢澤が今回もびしっと走って、箱根2区に!と思ったんですが…。1区卒業させるべきかもしれませんが、アップダウンで引き離された感じに見えたのが…。今だと大迫が一番ですが、さすがに大迫には負担かかるしどうするか…。平賀も登り苦手だし…八木で凌ぐか??1区2区の人選がまず一つ問題。それと早大伝統的に苦手な6区。最大のライバルになろう東洋は昨年の経験者で、今年1万28分台出した市川を回す余裕があるので、下手するとここで決定的な差付けられる可能性もあるので、どうなるかというところだ。後は決して層が厚いわけではないんで、9番手以下の走力の問題もありますが(優勝するために走力順ベスト8を出してるしチームとして上積みはもう無い)・・・、とにかくここら辺が3冠への障壁。それをどう乗り越えるかがかかってくる、そう思っています。
 

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