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東京農業大学-箱根駅伝フリーダムに評論-

往路11位復路15位
総合14位:東京農業大学
(順位予想:往路14位復路7位総合11位 区間予想:1区2区3区6区7区9区10区)
 
 往路が2区木下選手や4区横山選手の走りが予想以上で上回ってきました。ただ、復路に駒を残していたので、復路の方がいい成績になると思っていたのですが… 区間予想は前田監督が戦前に松原、木下、田村の3本柱を並べて使わないというコメントをされていたので、それで予想がしやすかったですね。

 
1区松原健太(3年)64分30秒区間14位(14)2分08秒
2区木下潤哉(3年)68分20秒区間8位(14→8)2分38秒
3区市川貴洋(4年)64分21秒区間11位(8→10)3分14秒
4区横山裕己(4年)55分52秒区間5位(10→7)4分00秒
5区津野浩大(1年)83分25秒区間17位(7→11)6分38秒(9秒)
6区川内涼(4年)61分26秒区間14位(11→13)8分42秒(46秒)
7区瀬山直人(3年)66分19秒区間15位(14→15)11分00秒(1分41秒)
8区大工谷秀平(3年)69分25秒区間20位(15→15)13分45秒(3分45秒)
9区田村英晃(4年)70分27秒区間3位(15→14)14分09秒(2分47秒)
10区木村翔太(2年)71分38秒区間10位(14→14)15分52秒(2分20秒)
【優秀選手】田村英晃…シードが厳しくなった中、懸命な追い上げ
【敢闘賞】木下潤哉…役目以上を果たし6人抜き
【カムバック賞】横山裕己…1年生以来の箱根で好走
 
木下、横山の好走で昨年に迫る
 4年もの間、箱根に出場できないレベルからシード権を獲得できるところまでチームを引き上げた外丸世代が抜けた中、どこまで戦えるかということに焦点が集まった東京農業大学。
 
 序盤はまずまずの滑り出し。1区松原選手がすし詰め状態の給水で転倒するアクシデントがあったものの、2区に起用された木下選手が快走。正直、スタミナ型で70分くらいでまとめてくるくらいに思っていたのが、良コンディションとはいえ68分前半で走るのは恐れ入った。本人は青が山学院の選手についていかなかったこと、もっと行ける感覚が残ったと悔やんでいたが、成長が楽しみだ。
 
 その後は4年生リレー。3区市川選手が順位は落としたが差なくつなぐと、4区横山選手が激走をみせる。1年生の秋に1万29分半ばを出し期待されていたのだが、その年の箱根では壁に跳ね返された。以後芳しい成績はほとんど無かった。が、最後の最後で調子が上がってきて区間5位の走りで順位を3つあげ、7位。昨年の成績に迫る勢いをここまでみせていた。
 

負の流れにはまり、田村の好走及ばず
 ただ、3年連続5区を走る予定だった貝塚選手が前日に脚を痛めてしまった。代わりの津野選手を責めるのは酷だが、結果的に流れが潰えたかな…。6区川内選手がじりじり引き離されると、7区瀬山選手は完全にオーバーペースだった。集団に追いつくまでは良かったが、そこで休まずに前に出てしまった。おそらく次の大工谷選手が3障が専門で長い距離の経験が浅かったので貯金を作りたかったのでしょうが、積極策が裏目に出てしまった。
 
 その大工谷選手もペースを乱してしまい、ペースダウン。いわゆる負の流れというに完全に嵌ってしまったという感じだろう。ここで4分近くボーダーから離れてしまい事実上の終戦。9区10区に強い選手を残していたが捨て駒になってしまった。ただ、9区田村選手が4年生エースとして名に恥じない区間3位、アンカーの木村選手も中盤まで区間5位ペースで走るなどして次につなげてくれたのが救いだ。

 
来年までにはチーム力は戻ってくるはず
 戦前、前田監督は「1番から10番の選手が順番にきっちり揃えば面白い戦いが出来る」とコメントされていたが、裏を返せば…という感じったのかな。貝塚選手を合わせて2人故障者が出たそうだが、ベスメンでなくてはきつくなるチーム力というのを見越されていたのかもしれないです。1年では卒業生の穴は埋まらなかったのでしょう
 

 
○卒業生出走メンバー(抜けるメンバー)
市川貴洋3区11位、横山裕己4区5位、川内涼6区14位、田村英晃9区3位

○在校生出走メンバー
松原健太1区14位、木下潤哉2区8位、津野浩大5区17位、瀬山直人7区15位、大工谷秀平8区20位、木村翔太10区10位

○補欠メンバー(+α)
内藤寛人、花田昌之、佐藤達也、藤代晃司、青木優(山本、竹内、浅岡、島田など)
 ただ、次年度は面白いですよ。新4年の松原、木下選手をはじめ、各学年に主力となるランナーがいる。そして前回にシード権を獲得した影響か、スカウトが大成功。これまでを大きく越える新人が入ってきます。ひとまず、全日本予選や箱根予選でトップ通過候補に挙がっても不思議ではない、そうなる可能性は充分秘めている来年度だと思います。
 
 
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