昨日、行われました1500mの結果です。なお、レース展開及び予選についてはトップ(ブログタイトルをクリック)に記載していますのでそちらへ
1部1500m
1位八木勇樹(早大4年)3分53秒14
2位岡崎達郎(早大4年)3分53秒21
3位藤本拓(国士4年)3分53秒32
4位皆川雄太(法大4年)3分53秒46
5位大迫傑(早大2年)3分53秒57
6位川上遼平(東洋4年)3分53秒60
7位中元健二(国士4年)3分53秒60
8位新庄翔太(中大1年)3分54秒48
9位山崎亮平(明大4年)3分55秒82
10位橋形卓磨(中大4年)3分55秒93
11位宇野博之(東洋4年)3分57秒54
12位田中秀幸(順大3年)3分59秒59
動画をあげてくださった方がいます
★優勝は世代1位早大・八木スローペース&実力拮抗から、1位から7位までが0.46秒差と100m並の大接戦となった男子1部1500m決勝は、爆発的なラストスパートを持っていた早大・八木選手が胸の差で初優勝を遂げた。過去も1500mで出場したが、中々決勝で結果を残せなかった。が、一気に壁を破った。スローで彼が得意とすラストのスプリント勝負となった事、そして八木選手自身も集団の中で冷静に待機できた感じがします。
元々世代トップで期待されていた存在。まあ、有力選手は5千&1万に出場しているので、ここで勝たなければ返り咲きとは言えないですが、ホント4年ぶりに周りが納得する結果を残したと言っていいでしょう。来週の5千も頑張ってほしい。
★早大、トリプル入賞!そして、八木に続いて、2位5位にも早大の選手が入りました。2位には中距離専門の岡崎選手。ただ、優勝最有力だっただけに同じチームメイトの八木選手に直前に奪われたのは悔しいか。また、逸材と言われている大迫選手も1500mに出場し、さすがのスピードを見せつけた。スプリントが決して得意な方ではないが、それでも5位に踏みとどまった。大迫選手も5千に出場します。昨年は5千では入賞できなかったので、そのリベンジに期待です。
★昨年5千覇者の国士・藤本は上々、冷静に走った法大・皆川昨年関東インカレ5千覇者で現役日本人学生最高記録を持つ藤本選手が1500にまず出場。予選ではずっと引っ張り続け、3分47秒台を記録。決勝でも残り100m地点でトップに立つなど自慢のスピードを見せつけた。そのままの勢いを5千にも持ち込めるか。
また、予選・決勝共に安定した走りを見せた法大・皆川選手が4位に食い込みました。予選、決勝とも残り1周まで集団後方待機でしっかり順番をあげてきた所に強さを感じます。これで法大のムードが変わればいいですね。
他、昨年も入賞していた川上選手が今年も6位。海外遠征直後で決して万全では無かったようですが、それでも入賞しているのはいいのでは。それから、国士舘は中元選手も入りました。また、4年生が多い中、唯1人1年生で決勝に進んだ中大・新庄選手が8位ながら入賞してきたのは力があるところを見せてくれました。今後に期待です。
★力尽きたか、東洋・宇野、順大・田中逆に入賞を惜しくも逃した選手も悪くは無かった。宇野選手は序盤飛び出した。スローペースを嫌ったのでしょうか。ただ、実力者が揃った今回のレースではうまくいかず、ペースメーカーにされてしまいましたかね。順大・田中選手はハイペースとなった予選3組で3分47秒51というタイムでトップ通過ということがありました。彼らも入賞してもおかしくなかった実力者です。
★明大・大ピンチ!ただ、ちょっとここで悪いお知らせ。関東インカレの数日前、明大の合宿所で集団食中毒が出たというニュースが出ました。これどうやら競走部もモロに影響を受けたようで、1500大注目だった八木沢選手欠場、更にエースの鎧坂選手も通院している状態ということで1万の欠場が発表(URL:
http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20110514-OYT1T00677.htm )、他の種目でもいくつかの欠場種目が出ています。腹痛を抱えながら1500mに出場した山崎選手は残念ながら9位と得点獲得ならず。1部残留2部降格とか言っていられる状況ではないのかもしれませんが、これは非常に厳しい戦いを強いられることとなりましたね。
2部1500m
1位油布郁人(駒大2年)3分48秒27
2位ジョン=マイナ(拓大2年)3分48秒68
3位梅木侑介(流通2年)3分49秒79
4位浅岡満憲(農大1年)3分50秒68
5位岸本朋紘(駒大2年)3分52秒63
6位森口亜希人(創価2年)3分53秒51
7位原田祐輝(上武2年)3分53秒79
8位原田直樹(創価3年)3分54秒08
9位古屋広樹(農大3年)3分54秒96
10位宮川尚人(亜大4年)3分57秒96
11位鈴木優人(青学2年)4分01秒36
12位渡辺季雄(亜大2年)4分05秒59
★駒大・油布、大逆転で2連覇!駒大・油布選手の連覇か、拓大・マイナ選手のリベンジかに注目が集まった男子2部1500mでしたが、ゴール直前にドラマが待っていました。序盤からマイナ選手が引っ張って油布選手が食らいつく展開。中盤にはマイナ選手が独走状態になり、油布選手は一時3位に後退するなどで大勢は決まったと思われた。しかし、残り100m、油布選手が爆発的なスパートで猛追。最後にペースが上がり切らなかったマイナ選手をゴール直前でスルリと交わし、まさかの逆転優勝!
スピードは入学した時から一線級を持っていた選手でしたが、今回は凄かった。youtubeに動画が上がっているので見てほしいが、あの差を逆転するとは…。昨年8位だった5千でもそのスピードを存分に活かしてくれることを期待です。
★マイナは得意距離でファイト!逆に2年連続2位となってしまったマイナ選手。1万27分台だすなどの活躍をしていましたが、それと1500mはそんなに結びつかないというのが分かりましたね。マイナ選手自身も1500mやスピード勝負は得意じゃなさそうな感じ。基本的には1万以上がホームグラウンドですね。今日1万がありますが、そこで持ち味をしっかり発揮してほしいと感じます。
★新星、流経大・梅木選手が3位、農大・浅岡選手4位そして3位4位5位には前回入賞していた選手を押しのけて別の選手が入りました。3位は流通経済大の梅木選手。昨年末から5千で記録を伸ばしていたのですが、ここまで来るのはちょっとびっくり。長い距離も対応知れ来ると面白いか。それと、予選でトップ通過を果たし、一気に注目を集めた農大・浅岡選手は4位。スタミナ型が多い農大にいいカンフル剤になるか。また、昨年決勝で最下位だった駒大・岸本選手が5位にランクアップ。しっかり成長していますね。
また、意外だったのが創価大の森口、原田選手。2部ということでレベルの問題もあるのかもしれませんが、2人が入賞してきました。そういえば、世界陸上代表にもなった久保田満氏がコーチになってましたが、影響もあるか。3障南雲選手もおり、スピード種目は充実していますね。上武大は期待の松島選手が絶不調でしたが、代わりに原田選手が頑張りました。
★入賞に惜しくも届かなかった選手たち他、前回入賞しながら今回は惜しくも届かなかった選手。亜大・宮川選手は最初はマイナ・油布選手に付いていく強気な走りだったが、じりじり後退。最後は10位でした。また、前回3位に入って周囲を驚かせた青学・鈴木選手は序盤から後ろであげることが出来ませんでした。鈴木選手は来年に期待、宮川選手は他種目で頑張ってほしいところです。
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