2011/09/09
2011日本インカレ1500m結果
今日から3日間、熊本にて日本インカレが開催されます。当ブログでも長距離の結果はすべて載せていきます。
まずは今日の昼から夕方にかけて一気に決勝まで行った1500mです
予選1組結果
Q=着順通過
q=タイム通過
1位大迫傑(早大2年)3分51秒39 Q
2位今崎俊樹(立命3年)3分51秒69 Q
3位丹治史弥(筑波4年)3分51秒70 Q
4位八木沢元樹(明大1年)3分51秒80 Q
5位小山俊之(京大M1年)3分52秒04 q
6位坂庭大輝(慶大2年)3分52秒02 q
7位山西大貴(神戸M1年)3分52秒40
8位樋渡翔太(富士4年)3分54秒31
9位山内琢矢(東海1年)3分57秒83
10位原田祐輝(上武2年)4分01秒45
11位田中匠瑛(青森2年)4分02秒95
DNS八木勇樹(早大4年)
立命・今崎、早大・大迫、東海・山内選手などが400m63秒のまずまずのペースで通過する。終盤になっても集団はばらけず、明大・八木沢、慶大・坂庭、筑波・丹治選手などで接戦。わずかに大迫、今崎選手が抜け出してゴール。後数人ほぼ一線となった。
予選2組結果
1位岡崎達郎(早大4年)3分50秒35 Q
2位監物稔浩(環太3年)3分50秒51 Q
3位的野遼大(順大1年)3分51秒02 Q
4位平田啓介(城西2年)3分51秒18 Q
5位池谷竜(鹿体3年)3分51秒55 q
6位梅木侑介(流経2年)3分52秒00 q
7位森口亜希人(創価2年)3分52秒17
8位山崎亮平(明大4年)3分52秒41
9位宮本剛志(立命APU4年)3分54秒64
10位久保佑介(立命2年)3分55秒82
11位木村直也(北教3年)3分57秒94
12位木村孝志(広経M1年)4分02秒87
DNS黒坂豪士(新潟3年)
2組
北海道・木村、立命・久保選手などが引っ張って400m64秒ほどで通過。環太・監物、順大・的野、早大・岡崎も前の方。中盤過ぎ立命APU・宮本選手など入れ替わりが多い。最終的には岡崎選手がトップ。監物、的野、城西・平田選手が続いた。
Qまたはqのついている選手が決勝進出です。
そして
1500m決勝の結果
1位大迫傑(早大2年)3分45秒06
2位岡崎達郎(早大4年)3分45秒17
3位監物稔浩(環太3年)3分46秒91
4位平田啓介(城西2年)3分47秒70
5位的野遼大(順大1年)3分49秒09
6位今崎俊樹(立命3年)3分51秒07
7位梅木侑介(流経2年)3分51秒17
8位丹治史弥(筑波4年)3分51秒51
9位坂庭大輝(慶大2年)3分54秒84
10位八木沢元樹(明大1年)3分56秒67
11位小山俊之(京大M1年)3分57秒55
12位池谷竜(鹿体3年)4分03秒44
レース展開
スタート直後、順大・的野選手が飛び出し、それについたのが早大・岡崎、早大・大迫、城西・平田、環太・監物選手。この5人が400mを60秒で通過、他は2秒ほど離れる。残り1周までに平田選手が離れて4人に、最後は大迫、岡崎の早大2人のデットヒート。胸の差で大迫選手が勝利した。3位以下は監物、平田、的野、立命・今崎と続いた。
★早大勢でデットヒート、学生長距離界のエース・大迫が制す!
関カレ優勝の早大・八木選手が欠場し、誰が優勝かと思われたが、その関カレで入賞に甘んじたチームメートの大迫・岡崎選手の死闘となった。レース1周60秒と早いペースでサバイバルとなったが、この2人はしっかり付く。そしてラスト勝負はこの2人の争いに。最後は8月ユニバー1万で金を取った大迫選手が今度は日本インカレで1500のタイトルを獲った。1500m~20㎞までこれほど高いレベルで走れる選手はかつていただろうか(法大・徳本選手とか…?)。一応日本学生トップは村澤選手という位置付ですが、これは今シーズンどこかで直接対決が合った時、ガチで勝利可能ですよ。駅伝シーズンはこの爆発力が楽しみです。その前に明日の5千(連戦できついですが…)もどこまで食い込めるかですね。2位の岡崎選手は関カレに続いて2位、しかも違うチームメイトに負けて非常に悔しいでしょうね。ただ、4年生としてどちらもしっかりチームに貢献したと言えるでしょう。
★地方勢も健闘、環太平洋・監物が3位に食い込む
普段大学長距離は駅伝でほとんど関東チームに話題がわく。その他の地区はたいてい苦戦するが、事日本インカレに関しては関東勢が力を入れていないのが多いので地方勢が目立つチャンスである。この1500では監物選手が3位に食い込む健闘を見せた。一昨年10位、昨年6位で着実なレベルアップを見せていて好感が持てる。順調なら出雲駅伝でも姿を見せてくれる(中四国選抜)はず。専門外の距離になるので厳しいだろうが、持ち前のスピードを活かしてほしい。また、立命のスピードランナー今崎選手も3年連続となる決勝進出。今回が最上位と元気な姿を見せてくれた。全日本駅伝でも前半の主要区間を受け持つだろう。その他、関東だが長距離有名校ではない流通経済、筑波、慶大の選手が決勝で頑張ったのも印象的だった。
★明暗が分かれた1年生的野、八木沢
もう一つ、1年生のスピードランナー、順大・的野、明大・八木沢選手がどのくらい食い込めるかも注目していた。的野選手は決勝でレースを引っ張る積極性をみせ、終盤も失速を最小限に食い止め5位入賞。20㎞にどれだけつながるか分からないが箱根予選でもチームの戦力になりそうだ。逆に八木沢選手はあまりいいところなく10位。得意分野で失速しましたが、駅伝はどの区間に配置されるのか??他、城西・平田選手が4位に食い込む健闘。長い距離も無難にこなす選手なので箱根予選、全日本駅伝の走りに注目だ。
youtubeに動画があがり次第、動画も追加します
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