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2011/10/27
出雲から全日本へ～東海大学
続いて
東海大学
出雲駅伝成績総合4位2時間12分07秒
1区早川翼(3年)23分10秒区間5位(5)22秒差
2区石川裕之(1年)16分44秒区間8位(5→6)26秒差
3区刀祢健太郎(4年)23分45秒区間7位(6→6)57秒差
4区中川瞭(1年)18分57秒区間5位(6→6)1分15秒差
5区小松裕紀(4年)19分51秒区間6位(6→5)2分04秒差
6区村澤明伸(3年)29分40秒区間2位(5→4)1分24秒差
2本柱と両角監督の初陣ということで注目された東海大は全員が区間8位以内と安定した成績で4位。元村選手が走れないなど、2区から5区の間がどうなるのかなと思っていたのですがまとめる走りができた感じです。
まず1区と6区の2本柱はそこそこでしょうか。欲を言えばもうちょっと行きたかったか。まあ、早川選手はエースが集う中、日本人トップと約10秒差で安定感を出しました。村澤選手は前と離れていたし足の状態もあったので箱根程は追い込まなかった感じなのかな。また全日本上がって来るかなと思います。
で、2区から5区。石川選手は積極的に先頭に追い付こうとしていましたね。最後バテた感じですが、思い切り走れたのかな。3区は刀祢選手が最初あっという間に2人に抜かれてハラハラしていたのですが、時々後半すごい上がる選手ですね。ただ、使いどころに悩みそうな…。一番頑張ったのは中川選手。駒大の油布選手に喰いついていたのは良かったですね。その後の記録会でもいい感じなので主要区間に抜擢してみたい。5区の小松選手はおそらくもっと長い全日本・箱根で貴重な選手となるでしょう。層の薄さが解消できる兆しが見たのはいいことだと思います。
エントリーメンバー紹介
4年
刀祢健太郎(4年)29分01秒42≪11出雲3区7位、11箱根1区20位、10全日本3区5位、10予選68位≫…1年の頃から長いロードに 対応していた選手。成績はやや不安定だが、後半勝負だといい走りをする傾向がある
小松裕紀(4年)29分33秒08★≪11出雲5区6位、10全日本6区6位、10予選67位≫…ハーフ64分台などロードで安定。駅伝も無難にこなしている
海老原匠(4年)29分41秒05≪10箱根10区20位≫…箱根出走経験あり。3年生の春に勢いがあった
栗原俊(4年)29分59秒09★≪09箱根1区18位、08全日本3区6位、08予選59位≫…出場できれば1年の箱根以来の三大駅伝3年
村澤明伸(3年)28分00秒78★≪11出雲6区2位、11箱根2区1位、10全日本8区2位、10箱根2区2位≫…学生長距離界のエース。箱根では日本人史上3人目となる2区66分台をマークした。トラックも日本選手権1万2位に入り、アジア大会にも出場した。少し脚に違和感があるようだが…
早川翼(3年)28分41秒26★≪11出雲1区5位、11箱根5区5位、10全日本1区2位、10予選3位≫…村澤選手の後を追って成長。昨年の箱根予選日本人トップ、そして今年の関東インカレ1万優勝、ユニバーハーフ銅メダルと着実に階段を上っている
松谷公靖(3年)29分54秒02…1万29分台を出した事がある。その時の状態に少し戻ってきた
2年
元村大地(2年)29分25秒25★≪11箱根3区3位、10全日本4区11位、10予選51位≫…柱の一人に成長しかかっている選手。夏合宿で張り切り過ぎて故障したが、先日1万29分台を出した
小泉稜(2年)29分50秒77★≪10予選159位≫…9月の記録会で1万29分台を出した
上原将平(2年)29分53秒31★…9月の記録会で1万29分台を出した
1年
中川瞭(1年)29分41秒90★≪11出雲4区5位、11都道府県5区24位、10高校3区18位≫…今年の東海大ルーキー1番手。故障で出遅れていたが出雲駅伝に出場して調子を上げてきている
石川裕之(1年)29分44秒02★≪11出雲2区8位≫…春先に高校時代のベストを更新。1年生の中では試合に一番出ている。出雲は積極的に走った
吉川修司(1年)30分40秒65★…タイム的には1年生で一番伸びている選手。ただ、秋以降試合出場が無い
主なエントリー漏れ
田中飛鳥(4年)28分40秒96≪10全日本5区13位、10予選94位、10箱根9区5位≫
野中久徳(3年)30分23秒69≪10予選105位≫
その兆しをしっかり力に変えられるかどうか試させる全日本駅伝。早川、村澤選手は心配なしとして他のメン
バーが距離が伸びてどうなるか。明るいニュースは元村選手がなんとか1万30分切れる状態になってきた事と、1年生で一番実力のある中川選手が好調になってきた事か。彼らは主要区間に使ってみたい。それから栗原選手が久しぶりのエントリー。出雲前の東海スポーツでは全日本は厳しいとあったが調子は果たして？出雲の4位に続けて高順位を狙っていきたい所だ。
区間オーダー予想
中川-村澤-刀祢-元村-石川-小松-松谷-早川
中川-村澤-刀祢-元村-石川-小松-松谷-早川
まず1区に中川選手を持ってきました。8区間あるので2本柱を使うのは早すぎる、元村・刀祢選手は一人でも走れるタイプなので中盤以降に回したい、ということで抜擢してみたい。スピードもありますのでハマれば非常に面白いし、箱根もオーダーの幅が広がると思うのですがどうでしょうか。
最もちょっと未知数な部分はあるので、今回は村澤選手の方を2区に持ってきて何かあった時の為のフォローができるようにしておく。村澤選手個人には37分台はいってほしいと思っています。多分2区は他大のエースが来るだろうから今年箱根同様勝てるか注目。そして最短の3区には昨年も走っている刀祢選手を入れる。これでひとまず流れは作れるのではないでしょうか。中盤の要4区には2年連続で元村選手。故障明けですが、繋ぎ区間にする余裕がある程選手層はまだ厚くなっていないかなぁと。ひとまず区間一桁で乗り切ってくれればと思っています。
5区6区7区は人選迷いましたが多分小松選手は入ってくると思う。ここの所崩れずに安定感があります。昨年走った6区でいいかと。5区は至近の記録会1万31分台と不安だが出雲も走った石川選手、7区には最近上り調子の松谷選手を入れました。ただ、9月に1万29分台を出した栗原、小泉、上原選手や合宿好調という吉川選手も可能性があり分からないですかね。アンカーは早川選手で万全を期してゴールを目指す感じかな。
どうだろう。まだ発展途中という感じなので現実的にはシード権確保がしっかりできればひとまずいいのかな。昨年は7区終了地点で9位だったので、今年は6位以内でアンカーに入れるようにするのがいい目標かもしれな
。このくらいのチーム力があれば更に上も目指していけるだろうし。箱根でもしっかり戦えるようにするためにも全日本駅伝を乗り切っていきたい。
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