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出雲から全日本へ~早稲田大学

さて、残るはいよいよ"3強"となります

早稲田大学

 
出雲駅伝成績
総合3位2時間11分13秒
1区大迫傑(2年)23分01秒区間3位(3)13秒差
2区矢澤曜(4年)16分32秒区間6位(3→2)5秒差
3区山本修平(1年)23分09秒区間2位(2→1)-3秒差
4区三田裕介(4年)18分42秒区間2位(1→2)3秒差
5区前田悠貴(3年)19分24秒区間3位(2→2)25秒差
6区平賀翔太(3年)30分25秒区間6位(2→3)30秒差
 史上初の3年連続を2冠を狙った早大の目論見はその初戦の出雲で崩れ去った。スタートはまずまず。エースに成長した1区の大迫選手が留学生に喰らいつき日本人トップの区間3位。本人いわく調子は悪かったそうですが、それでもこの成績なのはさすが。今後の駅伝でも頼りになりそう。
 
 ただ、伸びない区間が出ましたね。不調が伝えられていた矢澤選手は2位に浮上したものの、東洋大と大きく差を詰められました。東洋に抜かされた後の5区の前田選手は中々追いつかず焦って終盤リズムを崩してしまい差を開けられ、6区平賀選手も本来の動きが出来ず、逆に駒大に逆転を許してしまいました。前回の優勝メンバーが全員残っていたのにタイムを1分以上落として順位を下げてしまったのは首脳陣ともども年間スケジュールに反省が必要だろうなと思う。
 
 その中で3区山本選手4区三田選手は収穫。山本選手はロードで非常に粘りのある走り、区間賞は逃したもののこの時点でトップへ。三田選手は前半戦の出場が無かったですが、だいぶ戻りましたね。主将として負けられないという気迫がテレビ画面を通じて伝わってきました。ゴール後病院に運ばれる程に力を出し切りました。意地は見せてもらいました。今後も一応各大会連覇はかかりますが、チャンレンジャーな精神でいってもらいたいところです。
 
エントリーメンバー紹介
4年
矢澤曜(4年)28分45秒56
≪11出雲2区6位、11箱根3区6位、10全日本1区9位、10出雲1区1位≫…関カレ5千1万でダブル入賞するなど短めの距離は高いレベルで安定している。出雲はやや不調
三田裕介(4年)28分58秒80★ ≪11出雲4区2位、11箱根7区2位、09全日本5区12位、09箱根4区1位≫…長距離ブロックの主将。今年の出雲で今季のレース初出場、区間2位だった
安永陽(4年)29分39秒86…力をつけかけている選手
大串顕史(4年)29分03秒86★≪10箱根4区11位≫…故障がちだったが今季ブレイク。早大の一般入試組としては初の5千13分台のランナーとなった
亀山翔平(4年)30分01秒06…10月上旬の5千で自己ベスト
 
3年
平賀翔太(3年)28分41秒42
≪11出雲6区6位、11箱根2区4位、10全日本8区3位、10出雲6区1位≫…長いロードで安定して力を発揮するランナー。昨年はすべてエース区間を走った。今年は故障の影響で昨年ほどの成績ではない
前田悠貴(3年)28分54秒34★≪11出雲5区3位、11箱根4区2位、10全日本7区2位、09全日本7区13位≫…今年の箱根、丸亀ハーフと好走。早大の主力の一人となった。熱くなりすぎてペースを乱さなければかなり走れる
佐々木寛文(3年)28分58秒47≪10全日本4区1位、10出雲4区1位、10全日本3区2位≫…次期主将。ロードになった途端高レベルの走りをする。今年は故障が多い
市川宗一郎(3年)29分22秒03★…一般入学から今季ブレイクした選手の一人。今年の関カレハーフで4位に食い込み、長いロードに強いと思われる
 
2年
大迫傑(2年)28分35秒75
≪11出雲1区3位、11箱根1区1位、10全日本2区3位、10出雲2区3位≫…今年の春から夏にかけて一気に学生エースに成長した。ユニバー1万金メダル、1500m日本インカレ優勝、今年の箱根で区間賞と1500mから20㎞までこなすマルチなスピードランナー。
志方文典(2年)28分38秒46≪10全日本5区1位、10出雲5区5位≫…昨年の全日本で東洋を引き離し優勝に貢献。夏合宿中に故障した模様
 
1年
山本修平(1年)28分38秒15
≪11出雲3区2位、09都道府県4区6位≫浪人してまで早大に入った選手。日本インカレ1万で入賞して以降、非常に調子が良い
田口大貴(1年)31分19秒70★…彼も浪人して入ってきた。10月上旬に5千で自己ベストを更新している
 
 
主なエントリー漏れ
八木勇樹(4年)13分43秒49≪11箱根9区2位、10全日本3区3位、10出雲3区1位≫
 一応出雲よりは数段良くなってきている模様。大迫選手は勿論として、山本、三田選手は好調を維持、矢澤・平賀選手は1万で29分一桁と出雲よりはいい走りができそうか。心配される佐々木、志方選手はとりあえずエントリー。まあ、状態は分からないのだが…。ひとまず主要区間は埋まるようになったので、少しでも優勝の可能性を探っていきたい。

区間オーダー予想
矢澤-大迫-前田-山本-大串-三田-市川-平賀
 1区は、1区が得意な矢澤選手に戻します。調子的に主導権を握るのは厳しいだろうが、選手についていくのは得意なので何とかトップと少差でまとめられるかなという期待で。そして2区にエースの大迫選手。優勝するなら37分台で走って抜け出したいですね。東洋・駒大とはできればすぐに追いつけない30秒以上の差はつけたいところだが、どうだろうか。
 
 ここからはもう逃げて逃げて逃げまくるのみ。3区は出雲で失敗レースだった前田選手。ペースをきっちり刻めればそんなに大きくは縮まらないはず。4区はチームで一番乗っている山本選手。先日の記録会で28分56秒でまだ余裕があったということで、その調子でガンガン行ってほしいところだ。5区はトラックのスピードがある大串選手を起用する。ただ、3区と5区あたりは佐々木、志方選手が回復していれば起用される可能性もあるかなと思う。2人ともロードが得意なので起用できれば期待したい所だ。
 
 6区には新たに1万28分台に突入した三田選手でもう一度勢いを付けたい。出雲でぬかされたリベンジを。7区は新戦力の市川選手。ロードで強いと思われるので、その粘りに期待だ。アンカーはやや不調とはいえ、今20㎞をしっかり走れるのは平賀選手しかいないだろう。今の調子なりにまとめたいところだ。
 
 まあ、今のチーム状況じゃ目論見通り2区で抜け出してもどっかで捕えられそうかな。捕らえられたらちょっと優勝は厳しいと思います。とにかく現状のメンバーでしっかり力を出し切って箱根に繋げたい所です。
 

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