2011/11/15
全日本駅伝回顧~青山学院大学
総合9位青山学院大学5時間27分55秒
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シードラインとの差)
1区福田雄大(2年)44分48秒区間13位(13)1分10秒差
2区出岐雄大(3年)37分43秒区間賞☆(13→3)26秒差
3区大谷遼太郎(3年)28分32秒区間8位(3→7)1分45秒差
4区高橋宗司(1年)42分54秒区間8位(7→7)3分43秒差(25秒差)
5区小嶺篤志(3年)36分08秒区間12位(7→9)5分36秒差(57秒差)
6区井上尚樹(2年)38分22秒区間11位(9→9)6分59秒差(2分08秒差)
7区佐藤研人(1年)37分48秒区間12位(9→9)9分24秒差(2分55秒差)
8区横山拓也(3年)61分40秒区間8位(9→9)12分09秒差(4分11秒差)
デキのデキがデキすぎた再び
今回の青学大はとにかく出岐選手の快走に尽きるだろう。1区が13位と出遅れてのたすきリレー。すぐ前には早大・大迫選手がぶっ飛ばしていたがそれには付いて行かずマイペースで刻んで一人ずつ着実に前の選手を抜いていく。後半になってぐんぐん加速、なんと10人抜き3位浮上、区間記録まであと5秒という走りだった。ここまではちょっと想定していなかったですね、38分一桁くらいまでならと思っていましたが。ちなみに1万の持ちタイム29分02秒の出岐選手ですが今回のタイム10㎞換算28分34秒。28分前半は少なくとも出せそうな感じです。他チームのエースが調子を落としている事もあり、本気で箱根2区区間賞狙えるかもしれません。
また、4区に抜擢された1年生の高橋選手が区間8位の健闘。テレビ放送で地震でお姉さんを亡くされたというエピソードが話されていましたが、その中での粘走で多くの方を引き付けたのではないでしょうか。ここまではシードラインに絡む走りを見せていた。
他選手は高島平の疲れか伸びず
ただ、5区小嶺6区井上7区佐藤選手と3連続区間二桁でシードラインからずるずる後退。高島平20㎞で好記録が出ていた事で結構注目が集まっていたのですが、総合9位でシード権獲得はならなかった。
ただ、原因はどうやらその高島平20㎞ロードにあった模様。横山選手以外高島平でチーム上位の選手がそのまま出てきていたのでどうやらガチの選考会だったっぽい。頑張ったのは良かったが、どうやら力のある出岐選手以外疲弊してしまったみたい。1区の福田選手が関東チームで一番最初に先頭集団から遅れたが、多分自分の状態を見極めて抑えたのかなと感じる。この時期の調整の仕方というのは来年の課題となりそうだ。
出岐選手以外の仕上がり具合はどうなるか
まあ逆に言えば万全じゃない状況での結果ということで、うまく調整することができれば、非常に強さを発揮する可能性はあるということだ。また、故障者も徐々に戻りつつあるのでその点もうまく融合できればという感じだ。
現時点で考える箱根オーダー
福田-出岐-高橋-大谷-小嶺 竹内-佐藤-井上-横山-川村
1区2区は力のあるこの2人でいいかな。本当はラスト爆発力のある大谷選手を1区に置きたかったのですが、現状スタミナ面にやや不安を感じましたので。5区は経験者の小嶺選手と松田選手ともに不調だったので高橋選手の抜擢も考えましたが、回復の兆しのある小嶺選手にします。また、経験者が抜けた6区は下りが得意ということでレース復帰間もない竹内選手を置いておきます。
まあ、総合力をしっかり発揮することですかね。昨年は2区4位だったのに往路16位、だけど総合9位とまさに総合力を発揮しシードラインに浮上してきました。今年もその総合力を発揮できるかどうかが鍵となりそうです。
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