ラスト!
往路8位復路18位
総合12位:東 海 大 学
(予想:往路6位復路16位総合8位 区間:2区9区のみ的中)
シード落ち予想にするか迷ったのですが…区間変更予想で往路で全部注ぎ込むということ、早川選手の区間14位が外れたので上の予想にしてしまいました。区間配置は5区元村選手にした時点で外れると思ったいましたが、他もいろいろ誤算あったですかね。
区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差(シードとの差)
1区元村大地(2年)63分21秒区間11位(11)1分18秒差
2区村澤明伸(3年)68分14秒区間3位(11→7)57秒差
3区刀祢健太郎(4年)63分49秒区間9位(7→4)2分03秒差
4区田中飛鳥(4年)56分08秒区間8位(4→8)3分26秒差
5区早川翼(3年)83分22秒区間14位(8→8)10分09秒差(-1分54秒差)
6区野中久徳(3年)60分39秒区間13位(8→8)11分32秒差(-1分07秒差)
7区松谷公靖(3年)67分13秒区間20位(8→12)16分13秒差(1分06秒差)
8区吉川修司(1年)68分40秒区間20位(12→12)20分41秒差(2分29秒差)
9区小松紀裕(4年)72分06秒区間12位(12→12)21分41秒差(2分48秒差)
10区海老原匠(4年)73分42秒区間17位(12→12)25分38秒差(3分32秒差)
【敢闘賞】村澤明伸…捻挫の影響で練習不足の中、区間3位の粘走
【敢闘賞】刀祢健太郎…4回目の箱根路でついに区間一桁、3人抜き
【カムバック賞】田中飛鳥…3年春に1万28分台 その後故障していたが、最後間に合った
点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくま自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
70-70-80-90-60
80-70-50-80-80
3本柱が昨年以下 主力すべて投入で往路8位
前哨戦は出雲4位、全日本7位という成績。層の薄さはやや気にはなったものの、どちらかというと3強崩し候補の一角という評価が大勢をしめていた。昨年総合4位に入っていたことも加味されていたかもしれない。しかし、試練の年となった。
まず往路はメンバーを急きょ変更した。両角監督はかねてから2区3区5区に村澤・早川・元村の3人を並べると話されていた。ただ、1区に相当なメンツが来たということで元村選手をスターターとした。これに関してはあたりだったか。柱持ってきても区間11位だったので、他の選手だったらもっと遅れて万全でなかった村澤選手に負担がかかるところだった。
その村澤選手は全日本後脚を捻挫してしまっていたらしい。練習不足の中、前半はエースの走りらしく順位を上げて行ったが、2位集団に追いついたあたりから苦しくなった。その後はその集団に懸命に喰いついたが、前回より1分以上タイムを落としての区間3位は無念だっただろう。その後の3区4区は4年生の刀祢・田中選手だが、これは粘った。刀祢選手は4度目の箱根でついに区間一桁。ラストスパートも決めて、4位に浮上。田中選手は3年の春頃絶好調だったが、その後故障に苦しんでいた。だが、最後の箱根には間に合わせて、最低限の走りはできたのではと思う。ここまでは一応上位の流れに入っていた。
だが、ここで大きな誤算が起きる。5区に起用された柱の一人早川選手が区間14位とブレーキ。80分ジャストを設定タイムとしていたのだが、そこから3分以上遅れた計算となる。どうも本人いわく冬はどうも練習が積めないらしく、特に今年は練習が途切れ途切れだったらしい。その中で遅れを取り戻そうと最初の平地を突っ込んで入ったが、無念の失速だった。総合順位は保ったものの、東海大の考えられる一番豪華なメンバーを並べての往路8位はズシリと響いただろう。
両角監督の予感的中で総合12位 4年生の好走が救い
実は両角監督、12月10日頃に主務にこんなことをもらしていたらしい。「下手したら総合12位で2人が区間最下位を叩く」と。それがまさに現実のものになった。
6区野中選手は往路の貯金を少し使いながらも何とか逃げたが、次の2区間で選手層の薄さを露呈。7区松谷選手は区間15位くらいのペースでの集団走だったのだが、それに付いていけず一気に総合12位に後退。8区は全日本2区で頑張った1年生の吉川選手だったが、どうも故障もちだったとか??そういう選手を走らせなければならない程、選手がいなかった。当然ペースをあげることはできず。総合は12位のままだったが、それ以上にまさかの繰り上げスタートになってしまったのが…。さすがに繰り上げまでは予想していなかっただけにショックだっただろう。
苦しくなったところで4年生は頑張った。9区の小松選手は自分のペースをキープして区間12位。アンカーの海老原選手も終盤に力尽きたが、2年前よりは幾分いい走りだった。3区4区の2人もまずまず走っていたし、全日本終了時に両角監督が叱咤したという4年生は一応力は出したのではないかと思われる。
現状層はかなり薄い 両角監督の指導はそろそろ浸透するか
両角監督の船出は前回より8つ順位を落とすという厳しい結果に。両角監督も高校と大学の違いに戸惑っているし、選手も戸惑っているのだろうかね。特に前監督の新居さんと両角監督は指導方針が反対な感じもするので。それと秋から導入されたクロカン等の厳しい練習で故障者もちょっと出ている模様。強化の過程では多少の痛みは付き物ということなのか。
ただ、中川・石川・吉川の3本川トリオは何とかある程度の状態で走らせるようにしてほしかったかなぁ…。現状、村澤と早川選手におんぶにだっこの状態なので、それを脱する為に名称まで付けていたのだけど、走れたのは故障持ちの吉川選手だけ。次期主力にいい経験をさせられなかったのは残念であった。
≪主な在校生≫
村澤明伸(4年)28分00秒78≪箱根2区3位、全日本8区4位、出雲6区2位≫
早川翼(4年)28分41秒26≪箱根5区14位、全日本1区2位、出雲1区5位≫
元村大地(3年)29分25秒25≪箱根1区11位、全日本4区7位≫
中川瞭(2年)29分41秒90≪全日本3区4位、出雲4区5位≫
小泉稜(3年)29分50秒77
上原将平(3年)29分53秒31
松谷公靖(4年)29分54秒02≪箱根7区20位≫
石川裕之(2年)29分44秒02≪出雲2区8位≫
野中久徳(4年)30分23秒69≪箱根6区13位≫
吉川修司(2年)30分40秒65≪箱根8区20位、全日本2区8位≫
松本佳久(2年)30分51秒52
≪主な新入生≫
両角駿14分04秒91
宮上翔太14分10秒28≪都道府県4区4位、高校7区2位≫
冨田三貴14分19秒23≪都道府県4区32位、高校1区39位≫
白吉凌14分22秒94≪高校1区16位≫
見廣雄一14分24秒15≪都道府県1区23位≫
新地司14分43秒01≪高校2区24位≫
油井智也14分44秒46≪高校5区10位≫
今井拓実14分54≪高校7区15位≫
来季の展望は、まずはやはり村澤選手だろう。個人としてはオリンピックを狙うだろうし、更に主将という任務を与えられた。個人もチームもまとめないとならないという競技面以外にも様々な事が求められることになったが、果たしてどういう1年になるか。
そのチームはひとまず全日本予選が山場だろう。大エースの村澤選手は日本選手権があるので出場できるかどうか分からない(でも両角監督だとどちらも出場させる?)。その為他の選手が大事だ。最終組になるだろう早川・元村選手はいいとしてそれまでが悪い意味でメンバーが組めないです。まずこれが注目では。通過できないようでは相当危機感を持って箱根予選を迎えないと、という事になるが果たして。どちみち2本柱が最終学年なので、ある程度チームの整備はしておきたいところだ。
終わったー 何とか目標としていた日本学生ハーフまでには間に合ったー・・・ ふぅ
それにしてもこの時期の連続更新がこんなに精神的にきついとは…
箱根前も連続更新ですが、あの時はわくわく感があるのでそんなに苦にはならないんですが、
終わって、少し気持ちが落ち着いている時だと気持ち切れそうになるw
返信コメもする余裕もなく、1記事に付き、先着5名限定での返信にしていました、すみません。
さて、明日は日本学生ハーフです。
びわ湖毎日マラソンも勿論観ますが、
学生駅伝ファンとしてはこちらも外せません
昨年あたりから公式HPにエントリーが出なくなってしまったのですが、
多分
駒大・明大・青学・國學院・東海あたりは少なくともガチメンバーできそうな感じです。
年度のまとめの試合がどうなるか楽しみです
コメント