2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【奇跡を起こせ!】第92回箱根駅伝予選会戦力分析その1



亜細亜大学(1万上位10人平均:⑯30分05秒0)

B:25位以内候補(5点)
佐久間祥④29分09秒64≪3年:箱10区7位相当、予36位≫

C:50位以内候補(4点)

D:75位以内候補(3点)

E:100位以内候補(2点)
工藤隼人③29分36秒91
加藤風磨②29分56秒37≪1年:予192位≫

F:150位以内候補(1点)
丸尾尚史④29分41秒96≪3年:予275位、2年:予214位≫
関口海月③29分55秒25≪2年:予410位≫
石井龍麻④31分08秒59
古川 舜①31分44秒97


G:200位以内候補(0点)
渡辺晋史④29分36秒99≪3年:予202位、2年:予168位≫
今井慎吾④30分38秒20
田村惇③31分11秒34
今関拳人②30分59秒25
須佐郁也②31分04秒56
服部純哉②
梅本龍太①31分05秒76

上位10人得点:13点 (参考:前回10位22点)
 
 世田谷記録会5千でまずまず走れていた亜大。一人飛び抜けた実力を持つ佐久間選手は勿論の事、そのほかの選手の底上げが非常に大事だ。学生ハーフで64分台の好走を見せた工藤・丸尾・石井選手や好調の若手加藤・古川選手、練習強い関口選手、800mをやりながらメンバーを勝ち取った服部選手ら、ここ数年よりはメンバーが集まったのは確か。また、一時記録会で結果を出しても、本番に肉体的・精神的にピークを合わすのが苦手な印象だったが、佐藤新監督がうまくメニューを組ませてやれているかどうかにも注目だ。




平成国際大学(1万上位10人平均:⑰30分07秒6)

B:25位以内候補(5点)
柴田拓真③29分16秒21≪2年:予40位、1年:予187位≫

C:50位以内候補(4点)


D:75位以内候補(3点)


E:100位以内候補(2点)
坂野敬一③29分37秒97≪2年:予109位≫

F:150位以内候補(1点)
佐藤玲④29分54秒69≪3年:予160位、1年:予228位≫
粕谷拓人④29分50秒92≪3年:予118位、2年:予282位、1年:予273位≫
東山知弘③30分27秒55≪2年:予164位、1年:予182位≫
吉田和也②29分44秒12

G:200位以内候補(0点)
佐竹信哉④30分37秒33
下山哲史④30分49秒80
大石光希③31分03秒72≪2年:予271位≫
渋谷晃輝③31分35秒36
滝口 諒②29分56秒45
鈴木悠太①30分43秒64
賀澤拓海①30分59秒89

上位10人得点:11点  (参考:前回10位22点)
 前回大幅に伸びた柴田選手は1万でも今年記録を出しており、予選での好成績が期待される。また、1年時に29分台マークの坂野選手が調子を取り戻してきてここの目途が立つ。問題は中間層で、ハーフ64分台&29分台を持つ佐藤・粕谷・吉田選手は先月末の記録会でやや失速。また、他にも65分台経験の選手がエントリー漏れで、あわよくば100位以内を狙える選手が少なくなったのが難点。逆に大きく伸びたのは1年鈴木・賀澤で若い選手の勢いに期待したいところ。 





麗澤大学(⑳30分43秒4)



C:50位以内候補(4点)
村瀬圭太④29分56秒73≪3年:箱7区10位相当、予42位、2年:予193位、1年:予288位≫

D:75位以内候補(3点)

E:100位以内候補(2点)

F:150位以内候補(1点)
中尾祐輝④29分45秒08≪3年:予107位、2年:予171位、1年:予203位≫

G:200位以内候補(0点)
高越 涼④30分29秒40≪3年:予207位≫
三郷一輝④30分49秒97≪3年:予231位≫
菅野 葵④30分34秒93
青木章悟③30分37秒10
藤村 穣②≪1年:予214位≫
大道聖斗②31分29秒92
西澤健太①31分02秒03
田中 匠①31分06秒64
村瀬佳樹①31分22秒41
市川 駿①31分31秒99
など

上位10人得点:5点 (参考:前回10位22点)


 前回学生連合で通過順位ダントツ最下位の中、しっかり走り切った村瀬選手が最終学年。まずはどんな走りを見せるか。また、4年生には前回107位の中尾選手を初め、高越・三郷選手といった1万チーム上位の選手が多い。予選初出場ながら1万30分中盤の青木・菅野選手らもどこまでいけるか。他、1年生が数多くエントリー。7月に士別でhalfを経験済みでどこまでいけるか注目だ。


流通経済大学(⑱30分28秒7)

D:75位以内候補(3点)
酒井真乃補④29分40秒99≪3年:予93位、2年:予147位、1年:予235位≫

E:100位以内候補(2点)

F:150位以内候補(1点)
山本大輝③30分17秒20≪2年:予131位、1年:予181位≫
出田優斗②30分21秒98≪1年:予151位≫
古屋勝博④30分10秒48≪3年:予198位≫

G:200位以内候補(0点)
福留大樹②30分36秒56≪1年:予354位≫
藤山省吾④30分48秒72
森口広也④31分08秒91
稲富智希②31分19秒91
渡邊晴樹②30分35秒86
谷野稜弥②30分35秒56≪1年:予選248位≫
藤崎真伍①30分53秒60
など

上位10人得点:6点 (参考:前回10位22点)

 エースが抜けた中、底上げがなされているかどうか。関カレで健闘していた前回93位の酒井選手は充分にいけるはず。そのほかの選手の伸び率が如何か。前回3年生の山本選手は元気に試合出場しているが、1万30分台を記録している現2年出田・福留・渡辺・谷野選手がどんな成績となるかは今後を占う意味でも非常に重要になってくる。他、初出場の4年生の成績にも注目だ。






駿河台大学(⑲30分36秒7)




E:100位以内候補(2点)
平賀喜裕③29分41秒03≪1年:予228位≫
松枝啓太④29分37秒12≪3年:予74位、2年:予195位、1年:予315位≫

F:150位以内候補(1点)
岩嵜 誠②30分27秒88≪1年:予168位≫
田中健太④31分14秒71≪3年:予247位、2年:予292位、1年:予293位≫

G:200位以内候補(0点)
山重雅矢④31分08秒05≪1年:予298位≫
青木勇歩④31分13秒70≪2年:予239位、1年:予305位≫
鈴木侑太郎②30分45秒88
親崎達朗②31分12秒64
藤岡勇樹②31分21秒06≪1年:予221位≫
西沢晃佑②30分48秒87
河口昂平③30分15秒24≪1年:予283位≫
 

上位10人得点:6点 (参考:前回10位22点)
 前回、箱根出走まであと一歩までいった松枝選手と最近になって1年時の勢いを取り戻しつつある平賀選手が主力。これに前回予選2番手の岩嵜選手に、ハーフ65分台の田中選手あたりか。河口選手あたりが長い距離も走れるなら嬉しい。他、親崎選手あたりが好調か。徳本監督が1㎞×15本など日本では特殊なトレーニングをしていた。記録会で微妙だったが、本番でその成果が出てくるかどうか。











筑波大学(㉑30分48秒0)



E:100位以内候補(2点)
勝谷徳仁③29分54秒34≪2年:予152位、1年:予178位≫
吉成祐人④29分48秒18≪3年:予163位、2年:予211位、1年:予317位≫

F:150位以内候補(1点)
津田修也④30分35秒00≪3年:予295位、2年:予185位、1年:予307位≫

G:200位以内候補(0点)
森田佳祐②30分36秒76≪1年:予215位≫
河野誉②30分33秒81≪1年:予256位≫
永田 衛③30分51秒53≪2年:予244位、1年:予306位≫
才記壮人③30分59秒42≪2年:予280位≫
小林航央①32分08秒35

上位10人得点:2点 (参考:前回10位22点)

 今年から就任した弘山コーチの効果か、5千では結果が出ていた。それ以上の距離でどうなるか。まずは1万29分台で前回連合に選ばれた勝谷選手と、年々予選の成績を上げている吉成選手が注目。2人で争って二ケタ順位にはいきたい。また、3障で大活躍中の津田選手が最近自己ベストを大幅更新。2年以上の成績を期待。そのほか、森田・河野選手らが調子をあげてくれば、予選の順位アップも可能になるだろう。





第92回箱根駅伝予選会エントリーをみて




第92回箱根駅伝予選会エントリー(http://www.kgrr.org/event/2015/kgrr/92hakone_yosenkai/92_yosenkai_entry.pdf)です

今回は、エントリーは当ブログには記載しないとお話ししましたが、結構な波乱があったみたいですね。軽く有力校の雑感をします。

IN⇒夏前は顔を見せる事が少なかった主力等
OUT⇒外れたのが驚き!


帝京大学:OUT内田直斗③
 学生ハーフ62分台の一人が外れたのは残念。ただ、選手層は予選校の中では厚いし、20㎞ロードならそれなりに仕上げる実績もあるから大丈夫かな?

順天堂大学:IN田中孝貴④、OUT花澤賢人②、馬場スタン恵①
 春全く出てこなかったエースの田中選手が入ったものの、軌道に乗ってきたと思われた花澤選手が外れましたか…まあ、言っても1人。チームとしての予選への対応がしっかりできているかどうかかな。

日本大学:メンバーはほぼ万全
 主力~中堅で外れた選手はいませんでしたね。ここは稼げる選手がしっかり走れるか、それと選手層の薄さが改善されているかどうかが問題

國學院大學:IN吾妻佑起④、内田健太②、向 晃平②、OUT蜂須賀源③、畑中大輝③、坂本航平④
 前半不調だった吾妻選手、それと期待の2年内田・向選手が2人とも入ったのは注目ですね。ただ、一番稼げる蜂須賀選手が外れたのはちょっと痛い。

日本体育大学:IN辻野恭哉②、OUT勝亦祐太④、大手敬史③、三浦洋希①(退部:山中秀仁、柿本昇忠)
 大波乱と言えるのはここ。山中・柿岡選手らが退部したのは知っていますが、まさか勝亦選手らまでエントリー外れるとは思いませんでした。監督初年度の箱根予選というのも不安要素だが踏みとどまれるか?

拓殖大学OUT新井裕祟③、西 智也②、大中亮矢③
 選手層がどちらかというと薄い中、前回の箱根経験者新井・西選手の2人と、ハーフ64分台の大中選手がいないのは地味に痛い気がします

神奈川大学OUT中神恒也③、東 瑞基③、浅利宗一郎②
 中堅を担うはずの中神・東選手らが姿見せられないのは残念。ただ、選手層と過去の井野拓哉④予選会の実績からすると大丈夫かな?

上武大学:IN:東 森拓④、OUT田林希望④、三好慎平④、河崎裕史③
 夏前に東選手が復帰しましたが、今年主力といってもいい存在の田林・三好・河崎選手が抜けるとは、、、もともと予選巧者なチームなのですが、今年に関しては当確ランプを押せる程ではないか。

中央大学OUT藤井寛之④
 スピードのある藤井選手が抜けたのは残念ですが、あとは多くの主力は入っているイメージ。最も、町澤選手など心配な選手も一部いるのが懸念されるところです。

創価大学OUT新村健太④、江藤光輝②
 昨年箱根7区8区を走った2人が抜けましたが、あとはまずまず。問題は山口・大山選手らの主力の調子かな。

東京農業大学OUT小澤洸太④、畠山泰成③
 小澤選手が抜けたものの、あとはほぼ万全と言えるメンバーをそろえる事はできた。

法政大学OUT細川翔太郎②、藤井孝之④、木村優志③
 ボーダー付近の実力と思われた法大だが、これは痛い。エースといっていい細川選手が外れました。ハーフの平均タイムがそこそこあるのが望みか。

東京国際大学OUT安藤大地④、荒井大輝②
 ここまでは昨年ほどの勢いは感じませんが、それでも外れた選手は少ない印象。さて、初出場なるか。

国士舘大学:OUT戸澤 奨①、藤江千紘①
 春先伸びていた1年生が外れたのはちょっと意外でしたが、例年以上にいい選手をそろえる事ができたのかな?4年生次第と思う。

専修大学:OUT加藤 平④、森 夏樹④、風岡永吉②
 4年生の主力が一部抜けたのは少し痛いかな。ただ、ここはうまく調整ができるかどうかでかなり順位が変わりそうです。

例年以上に主力や故障者が多く、どうも本命がない戦いになりそうな予感??

その中で一応トップ争い候補は帝京・神大・日大・順大か??

他の前回出場校は日体大を初めちょっとどうなるか分からない印象。

逆に厳しいかもと思われた農大・国士とか、あとは東国・平国などの新鋭チームが
ここまではまずまずな感じ。

来週以降から、本格的に(とはいっても多忙のため縮小)戦力分析してみますが、、、
みなさんのご意見を聞かせて下さい!!







【16日スタート♪】非強化&強化下位校の箱根予選&連合挑戦応援企画~2015年度






ご無沙汰しています。

何とかやりくりする目途が立ちましたので、この企画をしていきたいと思います。

私情の山を9月下旬から10月上旬にかけてと見て、開始を早くした上で、一部の強化校も途中に入れて、27日の平成国際大記録会(日体大記録会中止で代替)の予選参加チーム決定して、ひとまず終了となります。

以下が予定です。
なお、今回はこの記事に追加するのではなく、Partごとに3つの記事に分けていきます。


PartⅠ
■ルーキー躍動
1年生に目立つ選手がいる大学に注目!
8月16日【前回予選30位】本格強化へ!5千14分25秒の大谷など獲得!
8月17日【前回44位】高校時代5千14分台徳岡・山田2人入部!
8月18日【前回46位】14分46の1年古林と3年安藤選手のコンビ!
8月19日【前回28位】PB連続更新の1年轟木VS前回62分57秒大西&内田ら

■連合への挑戦~まずは16番手へ!
核となる選手がおり、総合でも前回より上を狙える大学!
8月20日【前回27位】ハーフ65分~66分台!国吉・岡田・四方ら狙うか!?
8月21日【前回38位】枡川&澤畠の5千14分台コンビがチームをけん引!
8月22日【前回32位】下川・板橋選手ら1万31分台4人!再度上昇へ!
8月23日【前回37位】秋山&張の3度目の挑戦はどこまで!?
8月24日【前回35位】1万30分台小林・須賀の最終学年!

■躍進候補
主に卒業生が少ないor皆無の大学、過去最高へ!
8月25日【前回29位】2年目の挑戦!ラザラスのスピードと育成具合は!?
8月26日【前回40位】1500m日本IC標準突破杉原と曲直瀬ら躍進の2年生!?
8月27日【前回41位】5千15分00秒湊に前回学内上位の2年生が続くか!?
8月28日【前回43位】卒業生皆無!14分台4年菊地に、急成長柿沼・三好ら

◇世界陸上の記事◇

PartⅡ
■総合力強化を!
卒業生の穴がやや大きい大学にエールを!
9月3日【前回39位】5千15分01急成長の2年今村選手、今季主力佐藤選手で!
9月4日【前回34位】前回予選上位5名が卒業、柘植選手らで再スタート
9月5日【前回36位】800m関東IC標準突破大木選手他、成長は!?
9月6日【前回45位】1年生が多く入部 岩田・衣斐らがひっぱれるか

■巻き返せ!強化校下位チームへ
復活に向けて、強化に向けて息切れしている大学にエールを!

9月7日【前回22位】連合6区出走の古川に続くランナーが出てくるか!?
9月8日【前回23位】スピードある細田、連合あと一歩の林の3年コンビ!
9月9日【前回24位】前回初めてダウン 井上・吉村選手らが上へ行く!
9月10日【前回25位】年々後退中 好調の長瀬・宍戸らで歯止めかけるか!

◇日本インカレの記事◇

PartⅢ
■連合への挑戦~16番手より上へ
前回予選でハイレベルな走りをした選手がいる大学に注目!
9月14日【前回--位】前回62分40秒で連合入りの山田、4年田中奥山も狙うか!?
9月15日【前回33位】前回63分09秒の4年山口はどこまで!中根・矢澤選手らも期待!
9月16日【前回26位】前回当時1年で62分55秒記録の桜庭!チームの総合力もアップ?
9月17日【前回31位】5千14分21秒大型新人近藤VS前回62分51秒の4年渥美!
9月18日【前回42位】連合9区出走の松井!持ちタイムも上昇、集大成へ

■箱根予選エントリーへ、あと一押し!
連続出場、久々の予選出場ライン突破が手に届く位置にいる大学!
9月19日[5年ぶりへ]あと3人、17分以内に14人!青木・鴨作らが引っ張る!
9月20日【前回47位】あと1人、外山・山森・鈴木らの成長見れるか!
9月21日[初出場へ]あと2人、佐久長聖卒の黒川ら1年生牽引!突破者出るか!
9月22日[6年ぶりへ]あと3人、標準引上げから届かず 久保田・稲毛らの出場は…!
9月23日[17年ぶりへ]あと4人、14分55の1年細田が加入 若い力で突破なるか!
9月24日[3年ぶりへ]あと5人、竹澤選手ら1年生が突破 他に走れる選手はいるか!
9月25日[10年ぶりへ]あと1人?確定?、3障9分11秒の小野らひっぱり、悲願達成か!?
9月26日[15年ぶりへ]あと4人、佐野・澤らの力で77回大会以来!? その他紹

9月27日平成国際大記録会5千本番

興味ある方は御付き合い下さい



以降の予定です

10月9日までに
     他、記録会結果
■10月10日
     出雲駅伝区間エントリー予想
■10月11日
    [奇跡起こせるか!?]亜大・麗澤・流経・駿河・筑波

    出雲駅伝エントリー発表&順位予想
■10月12日
    出雲駅伝本番(※夜に録画みる予定)
■10月13日
    [どこがトップ通過!?]帝京・順大・國學・神大・日大
■10月14日
    [連続出場なるか!?]上武・日体・拓大・中大・創価
10月15日
    [リベンジ&初出場か!?]農大・法大・東国・平国・国士・専大
■10月16日
    箱根予選順位予想
■10月17日
    箱根予選本番(※夜に録画みる予定)


※なお、今回の出雲駅伝エントリー&箱根予選エントリーは記載しません。
ご了承ください
※予定は、予告なく変更する場合があります(チーム状況や私情による)。ご了承ください






第91回箱根駅伝から第92回箱根駅伝へ





別記事として移動します

第91位回箱根駅伝~勝手に表彰!~

第91回箱根駅伝で好成績を残したと思われる選手を学年別と総合で10人選び、勝手にオーダーにして表彰します!
なお、2区などエース区間に偏り過ぎないよう、区間賞者を優先している場合がありますのでご了承ください。


1年生
田村(青学)-川端(東海)-工藤(駒大)-大山(創価)-春日(東海)
大野(神大)-市谷(山学)-安井(早大)-菅(城西)-富安(日体)
 4区区間新の田村・工藤選手に、箱根2区68分台の川端選手は大きく目立ちましたね。それ以外には8区のルーキーたちが活躍しました。








2年生
町澤(中大)-一色(青学)-中谷(駒大)-服部(東洋)-菊地(城西)
秋山(日体)-西山(駒大)-大塚(駒大)-海老澤剛(中学)-安藤(青学)
 一色・中谷選手は大きな活躍を見せましたね。駒大はそれ以外にも3人選出と層が厚いです。他、町澤・海老澤剛選手は区間二ケタですが主要区間健闘ということで選出。



3年生
保田(青学)-服部(東洋)-横手(明大)-塩谷(中学)-神野(青学)
三浦(早大)-小椋(青学)-高田(早大)-キトニー(日大)-木村(明大)
 ここが勝つでしょうね。2区と5区区間賞は3年生(服部・神野)選手から。それ以外にも1区出走の久保田・横手選手、主要区間2位のキトニー・木村選手に、6区区間賞の三浦選手も忘れてはいけない。


4年生
中村(駒大)-村山(城西)-村山(駒大)-有村(明大)-及川(中学)
西澤(駒大)-大六野(明大)-高橋(青学)-藤川(青学)-寺田(城西)
 村山兄弟に中村選手はずっと注目されていましたね。それからこの世代大量補強の明大からは2名の選手となりました。後は、5区3位及川選手や区間賞者の寺田選手は戦前良い意味で予想していなかった活躍でした。


総合
1区中村匠吾(駒大4)*1区1位  6区三浦雅裕(早大3)*6区1位
2区服部勇馬(東洋3)*2区1位  7区村山紘太(城西4)*2区2位
3区村山謙太(駒大4)*2区4位  8区大六野秀畝(明大4)*2区5位
4区一色恭志(青学2)*2区3位  9区ダニエル ムイバ キトニー(日大3)*5区2位
5区神野大地(青学4)*5区1位  10区藤川拓也(青学4)*9区1位
 67分台が5人いた箱根2区からは5人選出。少し偏りますが、村山兄弟・一色・大六野選手は入れるべきかと。5区は神野選手とキトニー選手は高レベルのタイムにより選出、また、他区間賞からレベルが高いパフォーマンスの1区6区9区から選出。終わってみると凄い豪華なメンツとなりました。




第92回箱根駅伝に向けて!~持ちタイムなどからみる戦力分析

5千と1万とハーフ、それぞれの上位10人の平均タイムや箱根駅伝での戦いぶりから、私なりの戦力分析を10段階で評価させてもらいました。なお、★一つで1点、優勝争いが10点から9点、シード争いが6点から5点、通過争いは4点から3点くらいとなっています

シード校
青学:*2位-*1位-*1位…★★★★★ ★★★★★
駒大:*1位-*8位-*3位…★★★★★ ★★★★
東洋:*6位-*6位-*4位…★★★★★ ★★★
明大:*4位-*5位-*7位…★★★★★ ★★
早大:*3位-*3位-*2位…★★★★★ ★★★★
東海:*7位-*4位-*6位…★★★★★ ★★★
城西:13位-22位-14位…★★★★
中学:15位-11位-12位…★★★★★ ★
山学:*5位-*2位-*5位…★★★★★ ★★★
大東:17位-21位-25位…★★★


シード落ち
帝京:22位-10位-*9位…★★★★★
順大:*8位-14位-16位…★★★★★ ★
日大:12位-12位-20位…★★★
國學:18位-*9位-11位…★★★★★
日体:*9位-*7位-*8位…★★★★★
拓大:25位-27位-17位…★★★★
神大:11位-17位-13位…★★★★★
上武:23位-24位-18位…★★★★
中大:10位-18位-10位…★★★★★ ★
創価:24位-19位-24位…★★★


予選落ち上位10校
農大:16位-16位-15位…★★★★
法大:19位-20位-19位…★★★
東国:21位-13位-21位…★★★
平国:26位-26位-27位…★★
国士:14位-23位-23位…★★★
麗澤:31位-32位-31位…★
専大:20位-15位-22位…★★★
流経:29位-28位-28位…★
駿河:28位-29位-29位…★
亜大:27位-25位-26位…★★
 今の所、青学大が一強ですかね。早大や駒大、それと山学大が対抗になりうるかどうかという所でしょうか。これに東洋・東海大を含めて一応6強として良いと個人的に感じます。
 シード権争いは明大と中学大は今の所大丈夫かと思ってますが、予断は許されない。箱根予選組では順大や中大は戦力が高いと見ます。帝京・日体・國學・神大も今後次第かなと。

 出場争いは上武は本戦での戦いが厳しいが予選は今の所大丈夫。拓大や日大や創価あたりが今年出場チームではボーダー。予選落ち組では農大が最大の戦力か。初出場を狙う東国大や復活を期す法大・国士・専大も虎視眈々。他、星2つを含めた27校までが出場争いに絡むと見ます。

【10区】第91回箱根駅伝を振り返る



最後に10区

【蒲田5.9㎞】
2位安藤(青学)17分28秒①
7位黒川(駒大)17分44秒②10:12(3分00秒3)
4位淀川(東洋)17分33秒③11:34
6位江頭(明大)17分38秒③11:34
14位田口(早大)17分52秒⑤12:19
8位土屋(東海)17分45秒⑥16:18
12位兼子(山学)17分51秒⑪21:33[7]16:38
2位寺田(城西)17分28秒⑧18:50[8]17:39
9位聞谷(順大)17分46秒⑫23:19[9]17:59
19位多田(中大)18分16秒⑨19:26[10]17:59(3分05秒8)
4位堤(帝京)17分33秒⑬23:44[11]18:24
10位久保田(中学)17分47秒⑦18:24[11]18:24
1位湯川(國學)17分26秒⑱28:06[13]19:16(2分57秒3)
11位植木(大東)17分49秒⑩20:39[13]19:16
15位富安(日体)17分57秒⑮27:06[13]19:16(3分02秒5)
12位河崎(上武)17分51秒⑯27:27[16]19:30
16位大門(日大)18分00秒⑭24:27[17]20:32
OP佐久間(亜大)18分00秒(20)29:25[17]20:32
17位中神(神大)18分00秒⑲28:22[17]20:32
17位櫻井(拓大)18分00秒⑰27:42[17]20:32

20位沼口(創価)18分22秒⑳35:40[21]20:54
 青学・安藤選手が順調に通過。2位駒大・黒川選手とは10分以上の差となった。その後ろはまだ争いが続き、明大・江頭選手に東洋・淀川選手が追いついていた。5位早大・田口選手はスローな入りで少し離れて行った。

 ところで、この定点を一番早く通過していったのは意外な選手で國學・湯川選手。シード権争いの為に調子のよい選手を残しておいたそうで、9区に続く好調。ようやくひとつ総合順位をあげたが果たしてどこまでいけるか。見た目的には上武・河崎選手を交して、日体・富安選手とシード権争いで逃げる立場の大東・植木選手を引き連れている。見た目は7番で総合11位の山学・兼子選手は今は単独走。後の述懐では正直厳しいと思っていた、とにかく自分の個人記録に徹する、という事でここでは抑えている。

 他、総合9位城西・寺田選手がチャージをかけて順大・聞谷選手を付き離して、中大・多田選手を抜き去り総合8位へ。総合13位の帝京・堤選手も中学・久保田選手を追い抜いている。多田選手は脚を痛めたのが5㎞地点と言う事でこの地点ではまだ大きな影響は出ていない。


【新八ツ山橋13.5㎞-5.9㎞=7.6㎞】
4位安藤(青学)22分39秒①
7位黒川(駒大)22分44秒②10:17
2位淀川(東洋)22分28秒③11:23
7位江頭(明大)22分44秒④11:39
3位田口(早大)22分35秒⑤12:15
6位兼子(山学)22分42秒⑩21:36[6]16:41
15位土屋(東海)23分02秒⑥16:41[6]16:41
1位寺田(城西)22分27秒⑦18:38[8]17:27(2分57秒2)
5位堤(帝京)22分40秒⑫23:45[9]18:25(2分58秒9)
16位聞谷(順大)23分05秒⑫23:45[9]18:25
17位久保田(中学)23分29秒⑧19:14[11]19:14(3分05秒4)

9位湯川(國學)22分49秒⑰28:16[12]19:26
9位富安(日体)22分49秒⑮27:16[12]19:26
11位植木(大東)22分58秒⑨20:58[14]19:35(3分01秒3)
18位河崎(上武)23分47秒⑱28:35[15]20:38(3分07秒8)
11位櫻井(拓大)22分58秒⑯28:01[16]20:51
OP佐久間(亜大)22分58秒(20)29:44[16]20:51
11位中神(神大)22分58秒⑲28:41[16]20:51
11位大門(日大)22分58秒⑭24:46[16]20:51
20位多田(中大)25分49秒⑪22:36[20]21:09(3分23秒8)
19位沼口(創価)24分25秒⑳37:26[21]22:40(3分12秒8)

 3位争いは淀川選手がダッシュをかけて制した。酒井監督の「駒大まで行くぞ」の鼓舞で更にペースアップ。その駒大までは1分強の差だ。5位田口選手はこの間は良く、また差を詰めている。このあたりはまだ分からない。なお、この間一番早く走ったのは城西・寺田選手、ここまでスローな中学・久保田選手を総合で交わして7位へ。予選9位からの逆襲シード権が現実味を帯びてきている。

 シード権争いは大きな動きを見せた。脚に異常をきたした中大・多田選手が急失速。植木選手らにも交わされても全く抵抗できずにズルズル後退。拓大・櫻井選手ら繰り上げ組にも後れを取り、見た目20番目で通過。総合も11位に下げ、一気にシード権外に去っていきそうだ。植木選手は、湯川選手らの集団から後れを取ったものの総合9位へ。東海・土屋選手に追いついた兼子選手は総合10位に浮上している。


【田町16.5㎞-新八ツ山橋13.5㎞=3.0㎞】
4位安藤(青学)9分39秒①
14位黒川(駒大)9分44秒②10:22
9位淀川(東洋)9分42秒③11:26
15位江頭(明大)9分46秒④11:46(3分15秒3)
9位田口(早大)9分42秒⑤12:18
1位兼子(山学)9分27秒⑩21:24[6]16:29(3分09秒0)
3位土屋(東海)9分36秒⑥16:38[7]16:38(3分12秒0)
2位寺田(城西)9分32秒⑦18:31[8]17:20
4位堤(帝京)9分39秒⑪23:45[9]18:25
4位聞谷(順大)9分39秒⑪23:45[9]18:25
13位久保田(中学)9分43秒⑧19:18[11]19:18
12位湯川(國學)9分43秒⑰28:20[12]19:30
9位植木(大東)9分42秒⑨21:01[13]19:38
16位富安(日体)9分53秒⑮27:30[14]19:40
OP佐久間(亜大)9分30秒(20)29:35[15]20:42
16位河崎(上武)9分53秒⑲28:49[16]20:52
7位櫻井(拓大)9分40秒⑯28:02[16]20:52
7位中神(神大)9分40秒⑱28:42[16]20:52

18位大門(日大)10分16秒⑭25:23[19]21:28(3分25秒3)
20位多田(中大)11分37秒⑬24:34[20]23:07(3分52秒3)
19位沼口(創価)10分42秒⑳38:29[21]23:43(3分34秒0)

 ここで、前半抑えていた兼子選手が一気にトップのタイムになってきた。粘る土屋選手を付き離して、見た目で6番の位置に浮上してきている。中大・多田選手がさらに後退し、総合11位には順大・聞谷選手と追いついた帝京・堤選手となっている。そういえば、この2校は往路は同タイムだったか。この間4番目と早いペースだが、兼子選手が上回っているために差は2分21秒となっている。

 また、この間他にもいいペースの選手がおり、選抜・佐久間選手が繰り上げ組から抜け出してトップのタイムで走っている。残されたうち、櫻井選手と神大・中神選手は落ちてきた上武・河崎選手と並走しているが、日大・大門選手は急落、創価・沼口選手は最初の定点の段階で大きく後れを取っていた。


【御成門18.1㎞-田町16.5㎞=1.6㎞】
2位安藤(青学)5分09秒①
4位黒川(駒大)5分14秒②10:27(3分16秒3)
7位淀川(東洋)5分17秒③11:34
14位江頭(明大)5分19秒④11:56
7位田口(早大)5分17秒⑤12:26
1位兼子(山学)5分06秒⑩21:21[6]16:26(3分11秒3)
12位土屋(東海)5分18秒⑥16:47[7]16:47(3分18秒8)
3位寺田(城西)5分13秒⑦18:35[8]17:24
5位堤(帝京)5分16秒⑪23:52[9]18:32
5位聞谷(順大)5分16秒⑪23:52[9]18:32
16位久保田(中学)5分22秒⑧19:31[11]19:31(3分21秒3)
14位湯川(國學)5分19秒⑰28:30[12]19:40
12位植木(大東)5分18秒⑨21:10[13]19:47
17位富安(日体)5分34秒⑮27:55[14]20:05(3分28秒8)
OP佐久間(亜大)5分12秒(20)29:38[15]20:45
7位櫻井(拓大)5分17秒⑯28:10[16]21:00
7位中神(神大)5分17秒⑱28:50[16]21:00
7位河崎(上武)5分17秒⑲28:57[16]21:00

18位大門(日大)5分37秒⑬25:51[19]21:56
19位沼口(創価)5分46秒⑳39:06[20]24:20(3分36秒3)
20位多田(中大)6分38秒⑭26:03[21]24:36(4分08秒8)
 トップの青学・安藤選手は初駅伝だが、ポイント練習でまず外す事はなく、結構早い段階でアンカーは決まっていたらしい。練習が現れているように着実にトップに近いタイムで刻んでいく。2位駒大3位東洋もこれ以上は詰まらない様相。後は4位江頭選手に5位田口選手が追いつくかどうか。この地点で30秒差と少しずつ詰まっているが届くかどうか。

 後ろ、10位と11位はやはり兼子選手が調子よく、ジリジリ開く展開に。現在総合9位の植木選手も国学・湯川選手に離されまいと粘る。前に中学・久保田選手の姿も見える。後ろは日体・富安選手が失速気味で落ちていく。日体1年は3人とも終盤に苦しんでいる印象だ。


【馬場先門20.1㎞-御成門18.1㎞=2.0㎞】
1位安藤(青学)6分07秒①
4位黒川(駒大)6分11秒②10:31
8位淀川(東洋)6分13秒③11:40
15位江頭(明大)6分17秒④12:06
9位田口(早大)6分14秒⑤12:33(3分07秒0)
3位兼子(山学)6分08秒⑨21:16[6]16:21(3分04秒0)
15位土屋(東海)6分17秒⑥16:57[7]16:57
1位寺田(城西)6分07秒⑦18:35[8]17:24
4位堤(帝京)6分11秒⑪23:56[9]18:36
4位聞谷(順大)6分11秒⑪23:56[9]18:36
13位久保田(中学)6分15秒⑧19:39[11]19:39
4位湯川(國學)6分11秒⑰28:34[12]19:44
13位植木(大東)6分15秒⑩21:18[13]19:55
17位富安(日体)6分27秒⑮28:15[14]20:25(3分13秒5)
OP佐久間(亜大)6分03秒(20)29:34[15]20:41(3分01秒5)
9位中神(神大)6分14秒⑱28:57[16]21:07
9位櫻井(拓大)6分14秒⑯28:17[16]21:07
9位河崎(上武)6分14秒⑲29:04[16]21:07
18位大門(日大)6分45秒⑬26:29[19]22:34(3分22秒5)
19位沼口(創価)7分10秒⑳40:09[20]25:23(3分35秒0)
20位多田(中大)7分54秒⑭27:50[21]26:23(3分57秒0)
 寺田選手を中心に安藤選手と兼子選手の区間賞争いが非常に激しくなっているが、この間だけで更に上回るタイムを出したのは選抜・佐久間選手。秋になって故障から完全復活してからは順調でしたが、これは恐れ入った。落ちてきた富安選手が眼前に迫っている。

 なお、ここで9位と10位が入れ替わり、山学大の2区最下位からのシード権入りがほぼ確定となってきた。植木選手もまだ粘っており、11位との差は2分半以上。ほぼ決まっただろうか。他、14位まで後退した中大・多田選手の後ろ25秒で15位日体、それから19位上武まで1分未満、そこから30秒で連合となっており、まだまだ総合順位は入れ替わりそうだ。


【大手町23.0㎞-馬場先門20.1㎞=2.9㎞】
1位安藤(青学)9分01秒①(3分06秒6)
10位黒川(駒大)9分20秒②10:50
8位淀川(東洋)9分16秒③11:55(3分11秒7)
13位江頭(明大)9分25秒④12:30
8位田口(早大)9分16秒⑤12:48
1位兼子(山学)9分01秒⑨21:16[6]16:21
7位寺田(城西)9分14秒⑦18:48[7]17:37
17位土屋(東海)9分45秒⑥17:41[8]17:41
3位堤(帝京)9分08秒⑪24:03[9]18:43(3分09秒0)
4位聞谷(順大)9分10秒⑫24:05[10]18:45
6位久保田(中学)9分13秒⑧19:51[11]19:51
5位湯川(國學)9分12秒⑭28:45[12]19:55
14位植木(大東)9分31秒⑩21:48[13]20:25(3分16秒9)
OP佐久間(亜大)9分12秒(19)29:45[14]20:52
16位富安(日体)9分42秒⑮28:57[15]21:07
11位河崎(上武)9分23秒⑱29:26[16]21:29(3分14秒1)
12位中神(神大)9分24秒⑰29:20[17]21:30
15位櫻井(拓大)9分41秒⑯28:57[18]21:47(3分20秒3)
18位大門(日大)11分04秒⑬28:32[19]24:37(3分49秒0)
19位沼口(創価)11分05秒⑳42:13[20]27:27
20位多田(中大)12分35秒⑲31:24[21]29:57(4分20秒3)
 青学・安藤選手が最後の区間でトップのタイムで走り、そのまま総合優勝のゴールテープへ。なんと10時間49分27秒という破格のタイムで、しかも楽しそうに駆け抜けていく…記録もチームとしての在り方も新時代に突入していきそう、そう感じさせる青山学院大の総合優勝であった。

 2位には10分以上引き離されての駒大・黒川選手がゴール。全日本7区名手であるが、箱根はこれが唯一となった。続いて2年前より成長した姿を見せた淀川選手がゴール。不本意な全日本4位から何とか表彰台は取り返した。続いて半世紀ぶりの優勝を目指した明大、直後に渡辺監督勇退の錦を飾る事は出来なかった早大がゴール。今回も勝負区間で競り負けた印象だ。

 後ろはやや大きく遅れた後、山学大が見た目6番まで追い上げてゴール。久しぶりの留学生無しの箱根路でチーム力を証明した。続いてやや失速気味の土屋選手を寺田選手が猛ダッシュで交わした。この展開が幸いし、寺田選手は区間賞を獲得。3年ぶりのシード権に華を添えた。東海も4年ぶりに胸をなでおろしただろう。まさかの予選落ちまで経験する激動の4年間だったはずだ。

 続いて、20㎞地点で10位と差がある11位12位の帝京と順大。堤選手が直前にダッシュをかけて総合11位を獲得。最後の2区間で猛烈に追い上げたが、お家芸の4区で波に乗れなかったのが響いただろうか。順大も直前やレース中のアクシデントに泣く形となった。1分ほどあいて、最後にペースアップした中学・久保田選手がゴール。復路は目立たなかったが、往路の貯金から堅実なレースで2年ぶりシード権獲得した。直後にやってきた國學・湯川選手はなんと総合19位から14位に進出。ラスト3㎞だけで3つ順位を上げる。最後の最後まで激しい戦いだ。その後、最後苦しい走りとなった大東・植木選手がゴール。自分でシード権確保できたか半信半疑だったようだが、チームメイトを見てようやく安堵した。主力はいるが、決して層が厚くはない。よくぞ2年連続でシード権を獲得したと思う。

 その後、連合として復活した選抜がガッツポーズでゴール。6区がまずかったが7区以降は力出せたように思う。その後、苦しい戦いだった日体大、続いて上武、予選トップ通過ながら山の連続ブレーキに泣いた神大がゴール。続いて拓大がゴールしたが、総合タイムでは日体大と同時。最高区間順位が日体大の方が上(6区4位)だったため、日体大が15位拓大が16位という結果に。続いて、最後の3㎞が苦しい走りだった大門選手の日大。総合では13位だった。なお13位から19番目の連合まで僅か1分13秒という大接戦であった。20番目にはやはり初出場厳しい結果だった創価・沼口選手がゴール。最後にまさかの大失速となった中大・多田選手が何とか何とか大手町に襷を運びました。復活のシード権はお預けとなりました。4強の序盤の争いからの断トツの優勝、または最下位からのシードなど予選からの下剋上、まさかのブレーキなど、悲喜こもごも残して第91回箱根駅伝が終了しました。

プロフィール

hakonankit

Author:hakonankit
FC2ブログへようこそ!

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR