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第91回箱根駅伝区間オーダー予想~日本体育大学



 日 本 体 育 大 学

エントリー選手独断ランク付け

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手

5点:エース区間で区間上中位でいける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
勝亦祐太③29分08秒01≪3年:全日8区8位、2年:箱根3区17位、全日1区10位、1年:箱根1区7位、全日1区7位≫
奥野翔弥③29分15秒76≪3年:出雲4区、2年:箱根8区5位≫

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
木村勇貴④29分15秒39≪2年:箱根4区5位≫
山本航平②29分56秒08≪2年:全日7区7位、1年:箱根7区13位≫

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
加藤光④29分13秒97≪4年:全日1区16位、出雲1区1位、3年:全日5区6位、出雲4区4位≫
周防俊也③29分34秒32≪3年:全日6区9位≫
吉田亮壱①29分19秒19≪1年:全日3区15位、出雲2区、全国5区9位、高校3区7位、IH5千15位≫
小町昌矢①29分16秒03≪1年:全日2区16位、出雲3区、全国5区26位、高校3区21位≫
富安央①29分24秒16≪1年:全日5区10位、高校3区18位≫
柿本昇忠①29分42秒99≪1年:全日4区16位、全国4区30位、高校1区26位、国体5千16位≫
城越勇星①29分41秒88

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
富田祥平④29分39秒14≪3年:全日7区8位、出雲2区5位≫
近並郷④29分54秒09
大手敬史②29分45秒80
秋山清仁②29分43秒03≪2年:出雲5区≫
小野木俊②29分29秒84
 
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
 
 
上位10人合計:26点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
11位14分13秒3-12位29分21秒6-*9位63分44秒6
 前々回王者が苦境に立たされている。夏から故障したエースの山中選手がついに間に合わずエントリー外れたのはまだ想定内だったが、前回4区坂本選手、力のある3年生小泉選手までもが外れてしまい、更なるパワーダウンしてしまった事だ。苦しくなったがそれでも3年生の勝亦・奥野選手が伸びてきて、前々回優勝メンバーの木村選手が復活してきた。若手で出場した全日本以降の収穫もある。10区間繋ぐオーダーを考えたい。
 
区間オーダー予想
勝亦-奥野-富安-木村-小町
秋山-加藤-柿本-山本-周防
 何が何でも流れから遅れないようにしなければならない。現在のツートップを1区2区に並べる。昨年の不調からようやく脱した勝亦選手は全日本アンカーで踏ん張る走り。自信を持って1区を走り2年前以上の区間順位を刻んでほしい。奥野選手は上尾ハーフで62分台をマーク。ロードに強い選手なので、権太坂以降の粘りを期待。うまくいけばトップ10付近でいく事も可能なはずだ。
 
 続く3区にはルーキーの中で一番ハーフの持ちタイムが良い富安選手とする。全日本5区何とか走った後、その後の上尾でまずまず。元々走力の高い選手なので期待を込めての起用。次の4区がポイント。63分強の木村選手を2年前と同じ4区。2年前の事を考えると風に強いのかなと思う。ここでしっかり順位を上げていきたいと思う。
 
 ところで5区と6区に関してはそこそこ自信があるのか、情報が出ており、5区に1年小町選手、6区に2年秋山選手の起用が濃厚になってきているとか。あまり適性などは分からないが、トータルでしっかり走りきれれば。やや未知数なので次の7区に加藤主将。持ち前のスピードで流れを取り戻してほしい。
 
 ここからはロードで結果を出した選手。全日7区の粘走と上尾ハーフで63分台のタイムで山本選手の9区は適任だと考える。また全日6区好走で3年生の周防選手が10区、あとは上尾で富田・小野木・近並・柿本選手が横一線だが、将来性という事で柿本選手に。
 
 一部区間の入れ替えはあるだろうが、本当にミスなく繋いで繋いで…というレースになりそうだ。今年何とか耐えれば、次年度楽しみな選手も多い。万全な状態に仕上げてきてほしい。
 
 
次から優勝候補の登場となります。

[日本体育大]2014年4月-9月の結果

 
 

7/19 六大学対抗

○日本体育大学
5千
2位花田太一①14分26秒61
8位富田祥平④14分41秒04、11位白永真彦①14分57秒24
 
7/6 網走
小松巧弥②14分09秒44★
 
 
6/28 男鹿駅伝(http://www.city.oga.akita.jp/index.cfm/13,6611,c,html/6611/20140701-113312.pdf)
優勝:勝亦・小泉・柿本・奥野・吉田選手等出場
 
 
26.6.14-15 日本体育大長距離記録会
5千
 勝亦祐太③14分15秒42
山中秀仁③14分18秒33、大手敬史②14分18秒53★、小泉雄輝③14分18秒92★
山本航平②14分22秒15★、小町昌矢①14分22秒56、小野木俊②14分23秒11★
小松巧弥②14分26秒02、白永真彦①14分27秒55★、木村勇貴④14分28秒91
 
冨安央①14分32秒66、秋山清仁②14分34秒26、柿本昇忠①14分35秒09
坂本新②14分35秒75、吉田亮壱①14分38秒16、奥野翔弥③14分51秒41
 
5/31 世田谷記録会
5千
小松巧弥②14分15秒19★
大手敬史②14分24秒44★、柿本昇忠①14分29秒84、秋山清仁②14分43秒63
孕石健太④14分46秒88、平田健四郎③14分46秒96、高林拓哉②14分48秒27
城越勇星①14分48秒52
 
 
 

5/16-17.24-25 関東インカレ 1部

1500
3位加藤光(日体4)3分52秒54 +6

1組3位加藤光④3分49秒69
3組7位吉武陸④4分01秒97

1万
23位勝亦祐太③30分09秒65
27位冨安央①30分25秒22
33位木村勇貴④31分16秒73

3障
1組8位小野木俊②9分19秒20
2組8位白永真彦①9分13秒59
2組13位花田太一①9分28秒12

ハーフ
17位坂本新②66分48秒
26位奥野翔弥③68分03秒
27位小泉雄輝③68分05秒

5千
9位加藤光(日体4)13分57秒54
18位山中秀仁③14分19秒53
35位吉田亮壱①15分59秒96
 
 
 
 
5/11 仙台国際ハーフ
1位JOHANA MAINA61分43秒
2位佐野広明62分40秒
近並郷④66分49秒
 
 
 
4/26-27 日体大記録会
1万
山本航平②30分23秒32、近並郷④30分46秒64、松下拓磨③31分06秒59
孕石健太④31分23秒84
5千
加藤光④13分49秒68★、小野木俊②14分28秒15★、小町昌矢①14分29秒78
木村勇貴④14分32秒16、柿本昇忠①14分34秒67★、大手敬史②14分38秒38
高林拓哉②14分43秒29★
 
 
 
 
4/19 四大対抗
1500
1位武藤健太(国士3)3分51秒82
7位吉武陸3分57秒56
8位佐野貴洋3分58秒46
5千
1位加藤光④14分18秒99
吉田亮壱①14分26秒73
柿本昇忠①14分33秒18
小町昌矢①14分36秒23
8位富田祥平④15分04秒93
1万
木村勇貴④29分29秒44
勝亦祐太③29分30秒81
1位小泉雄輝③29分32秒54★
坂本新②30分03秒03
5位奥野翔弥③30分07秒61
冨安央①30分38秒35
3障
1位高木登志夫(東海3)9分00秒21
3位小野木俊②9分01秒86
本田瑛人①9分10秒40
花田太一①9分17秒99
6位白永真彦①9分19秒36
大手敬史②9分25秒33
 
 
 
4/13 焼津ハーフ
1位小泉雄輝③63分26秒
坂本新②64分01秒
6位奥野翔弥③64分11秒
木村勇貴④64分58秒
19位勝亦祐太③66分33秒
山本航平②67分01秒
 
 
4/6 日体大中大対抗
1位加藤光④3分51秒32
5位吉武陸3分57秒27
富田祥平④3分59秒46
 
4/5 世田谷記録会
吉田亮壱①14分11秒11★、柿本昇忠①14分28秒84、小町昌矢①14分33秒31★

第90回箱根駅伝からの来季戦力分析【日本体育大学】

 
往路4位復路3位
総合3位:日本体育大学
 唯一総合順位予想が当たりました(苦笑
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区山中秀仁②61分24秒区間賞☆(1)-12秒差
2区本田匠④70分57秒区間10位(1→6)2分19秒差
3区勝亦祐太②65分56秒区間17位(6→7)5分36秒差
4区坂本新①56分10秒区間10位(7→7)6分31秒差
5区服部翔大④79分17秒区間2位(7→4)6分32秒差
6区鈴木悠介④58分51秒区間2位(4→4)6分19秒差
7区山本航平①65分29秒区間13位(4→4)8分21秒差
8区奥野翔弥②66分07秒区間5位(4→4)9分53秒差
9区矢野圭吾④68分29秒区間賞☆(4→3)8分58秒差
10区甲斐翔太④71分10秒区間5位(3→3)11分00秒差
今季絶好調山中選手区間賞も…その後少しずつ誤算で大差の往路4位
 一瞬、日体大がいってしまうのかと感じた。1区に入った山中選手は出雲で3区2位、全日本2区区間賞と今季の成長株。それを買って、ハイペースが予想された1区に投入されていたが、そこでまさかの区間賞。5区には服部選手が控えており、山が強い日体大がやっぱりくるのだろうか、とも思われた。
 
 懸念は2区から4区。3年連続2区ながら故障明けの本田選手、今季ずっと今一つの3区勝亦選手、昨年好走の木村選手がエントリーから外れた4区。どれだけの差に留める事ができるかだったが、残念ながら悪い方向に出てしまった。出だしは良かった本田選手だが中盤前からズルズル後退し一気に6位でトップと2分差。勝亦選手は波に乗れず悔しい区間17位。既に5分半の大差がついてしまった。
 
 思えば、前回は1区勝亦選手が区間一桁で踏ん張り、2区本田選手が最後に集団から抜け出して波に乗ったのだが、今回は逆の結果に。難しいものだ。4区坂本選手から襷を貰った服部選手も12月中旬に怪我するなど万全の状態では挑めず。意地で3人抜きしたものの、区間賞を逃してしまった。往路4位でトップとは6分半、連覇は絶望的だった。

矢野選手中心に総合3位へ 復路はほぼ力を出し切る
 ただ、それでも総合3位だけは確保したかった。前回王者の意地は勿論だが、もう一つ目的がある。全日本駅伝の出場権の確保だった。全日本はこの時アンカーだった矢野選手が脱水症状で大失速しシード権を逃した。ただ、箱根3位以内に入れば推薦されるのだ。3位早大とは1分半の差だった。
 
 6区力をつけた鈴木選手が昨年より40秒以上早いタイムで区間2位の好走をするもここは早大も区間2位で差が変わらず。7区1年生山本選手が区間二ケタでやや引き離される。8区奥野選手は途中で明大に交わされるも終盤粘りを見せて区間5位。3位とはぴったり2分の差で注目の矢野選手へ。
 
 その矢野選手が激走を魅せる。横浜駅から区間賞ペースになり区間記録にも迫る走りで一気に差を詰める。そして中継所直前で早大を交わして総合3位へ浮上。個人でも最終的に68分半を切る歴代2位のタイムで走り切っていた。全日本の事がありなんとなくドラマ性を感じてしまう。アンカー、最初で最後の箱根路となった甲斐選手が粘る早大を突き放して総合3位。復路は総合力で戦えたと思う。
 
山中選手を5区に置ける選手層を構築できるのか!?
 ただ、3本柱と言われた服部・本田・矢野選手だけでなく、鈴木・甲斐選手と力を持っている4年生が多い。戦力ダウンは否めず、1万平均タイムは10位と、現時点ではシード権争いと見た方がいいのだろうと思う。
 
●主な在校生
山中秀仁③28分26秒03≪2年:箱根1区1位、全日2区1位、出雲3区2位、1年:箱根3区6位、全日5区2位≫
勝亦祐太③29分08秒01≪2年:箱根3区17位、全日1区10位、1年:箱根1区7位、全日1区7位≫
木村勇貴④29分15秒39≪2年:箱根4区5位≫
奥野翔弥③29分21秒13≪2年:箱根8区5位≫
加藤光④29分23秒63≪3年:全日5区6位、出雲4区4位≫
坂本新②29分27秒75≪1年:箱根4区10位≫
児玉瑞樹④29分29秒09
周防俊也③29分34秒32
小泉雄輝③29分35秒59
富田祥平④29分39秒14≪3年:全日7区8位、出雲2区5位≫
上位10人平均:10位29分20秒0


大手敬史②29分45秒80
滝沢優也④29分55秒40
オセイ ダニエル④29分59秒32
山本航平②30分14秒35≪1年:箱根7区13位≫
秋山清仁②30分18秒30
中岡昇平②30分27秒20
孕石健太③30分27秒60

●主な新入生
辻野恭哉14分07秒26≪高校1区4位、IH3障9位≫
吉田亮壱14分15秒22≪全国5区9位、高校3区7位、IH5千15位≫
小町昌矢14分21秒72≪全国5区26位、高校3区21位≫
富安央14分27秒07≪高校3区18位≫
柿本昇忠14分29秒03≪全国4区30位、高校1区26位、国体5千16位≫
住田優範14分31秒28≪全国5区34位、高校4区18位≫
花田太一14分37秒72≪全国4区23位、高校7区8位、IH3障13位≫

●オーダー組んでみる
辻野-勝亦-加藤-木村-山中 児玉-山本-吉田-奥野-坂本
 エースは勿論、山中選手になるのだが、2番手の選手とはやや差があるのが実情だろう。同じ3年生には駅伝経験のある勝亦・奥野選手に、ハーフでタイムを持っている周防・小泉選手と有力選手が多いので盛り上げていきたいところ。他、新入生のスカウトがまずまずで、特にメンタル強そうな辻野選手と高校・全国共に区間一桁で走った吉田選手あたりは即戦力だろうか。
 
 何とか上がってきてほしいのは新4年と新2年か。どちらもスカウトに苦戦した世代だ。2年はともかく4年生が今年1年どうなるか。駅伝経験は木村・加藤・冨田選手があるがまだ安定感に難がある印象。どこまで逞しくなれるかは重要だろう。
 
 勝手に思う大目標としては1年時からずっと希望している山中選手を5区に置ける選手層を構築できるかどうか。序盤3区間を担える選手が不足していると思う。高校駅伝で活躍した辻野選手や、箱根後のハーフでタイムを伸ばした勝亦・加藤選手が候補にあがっているが、1年かけて総合力をあげて山中選手を活かせるチームにしたいところだ。

【ラスト!】第90回箱根駅伝展望~日本体育大学


負けたくないから勝ちたい想いへ 復路の穴を埋め連覇へ
日 本 体 育 大 学

エントリー選手独断ランク付け

8点:ジョーカー的存在
服部翔大④28分22秒79≪4年:全日4区2位、出雲1区2位、関カレ5千4位・1万4位、3年:箱根5区1位、全日4区1位≫…2年連続主将で前年度の総合優勝の立役者 箱根5区で大暴れした 今季は夏に故障しているが、少しずつ調子をあげてきている

6点:エース区間、山をしっかり任せられる選手
山中秀仁②28分26秒03≪2年:全日2区1位、出雲3区2位、日カレ1万3位、関カレ1万12位、1年:箱根3区6位、全日5区2位≫…
今期の成長株 出雲も全日本共に前半の主要区間を走り区間賞やそれに準ずる生成器を残している 箱根5区を強く希望している
本田匠④28分46秒38≪4年:関カレハーフ1位、3年:箱根2区4位、全日2区9位、予選5位、2年:箱根2区8位≫…2年連続箱根2区を走り前回区間4位 今年夏に故障し前哨戦は回避したが上尾ハーフで62分台で復帰した 競り合いが強い

5点:エース区間で区間上中位でいける選手
矢野圭吾④28分47秒79≪4年:全日8区18位、出雲6区5位、関カレ5千8位・1万8位、3年:箱根9区2位、全日8区3位、予選6位≫…3年の秋に急激に伸びてきて主力の一人に 後半の伸びが持ち味 全日本でまさかの大失速となったが、直後の上尾ハーフで62分半ば

4点:主要区間で区間上位でいける選手
鈴木悠介④29分01秒80≪4年:全日3区5位、関カレハーフ4位、3年:箱根6区7位、予選60位≫…前回の下りで粘走を見せる 関カレハーフで入賞するなど今季は平地の力も伸びた

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
勝亦祐太②29分08秒01≪2年:全日1区10位、1年:箱根1区7位、全日1区7位、予選19位≫…
今期は全般的に不調が続いていたが、上尾で63分半ばと持ち直してきた
奥野翔弥②29分21秒13…トラックよりロードが得意 上尾で63分半ば
甲斐翔太④29分24秒79≪4年:全日6区5位、出雲5区4位、関カレハーフ8位、3年:全日6区7位、予選32位≫…出雲・全日本・箱根や全日本の予選で下級生の頃から名前を聞くが箱根にメンバー入りしたことはまだない
坂本新①29分27秒75≪高校3区16位≫…秋になって調子が上がり1万29分半ば 上尾ハーフで63分半ばをマーク

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
木村勇貴③29分15秒39≪2年:箱根4区5位≫…大きく波がある選手だが、最近の1万でベストに近い走りをした
加藤光③29分23秒63≪3年:全日5区6位、出雲4区4位、関カレ1500m9位≫…1500のスピードを活かして出雲と全日本を無難に走った
小泉雄輝②29分35秒59…秋になって少しタイムをあげてきた 11月以降に試合出場がない
山本航平①30分14秒35≪高校1区36位≫…上尾ハーフで64分少しで走った

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
周防俊也②29分34秒32…
上尾ハーフで64分半ばで走った
石若大武④29分45秒93≪4年:関カレ1500m≫…スピードがある選手 上尾で64分後半
滝沢優也③29分55秒40…上尾で64分前半で走った

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

上位10人合計:43点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)

5千上位10人平均-1万同-ハーフ同
*5位14分02秒0-*5位28分59秒8-*6位63分34秒4
 出雲は途中まで第一中継車に移り続けての3位だったが、全日本では8位。アンカーの矢野選手のアクシデントはあったものの、それまでに優勝争いに絡む場面はなく2強から水を空けられてしまった。ただ、直後の上尾ハーフで矢野選手に、怪我で出遅れていた本田選手が復活を遂げるレースをした。服部選手に今年大きく成長した山中選手と強力な4本柱が完成した瞬間だった。他、駒大や東洋に比べて層は薄いものの、甲斐・鈴木選手ら4年生や他新戦力も台頭してきている。そして何と言ったって山は非常に強力。平地20㎞では2強に敵わずともここを起点にすれば…連覇を狙っていきたい。

区間オーダー予想
本田-山中-勝亦-坂本-服部
鈴木-加藤-奥野-矢野-甲斐

 まず出足なんですが、これまで1区起用が多かった勝亦選手を変えて、柱の1人の本田選手をいきなり投入するのはどうでしょうか?ちょっと勝亦選手が伸び悩んでいる気がしてるんです。上尾の63分37秒は今回の条件の中では決して良かったとは言えないのではと。全日本同様にハイペースとなった時に対応するのは難しいのではないかと感じたのです。
 
 なので、故障上がりながら上尾62分台で復調した本田選手を起用した方がいいいのかなと。過去3年の駅伝を見ても競り合いに強いのは明らかで、更に前回2区は最後に強烈なスパートも放っている。2強の1区の相手によるだろうが、トップ付近で流れは作れると思う。
 
 その流れで今季絶好調の山中選手に2区を走ってもらう。5区に非常に強い希望を出しているので悩んだのだが、やっぱりこの選手も前回の箱根や今年の全日本見ていると競り合いの方が強いような気がする(あと、服部選手と比べて下りがどうなのかがよく分からないのもある)。もし、東洋や駒大が1区に柱を置かなかったら、後ろから彼らが追ってくるわけだが、途中からなら付けるんじゃないかと思うし、前に行かれたとしても他チームと一緒に追随できるだろうと。そういうことを考え、ここに。
 
 さて3区4区は山まで繋ぐ区間。とはいえ、ムードを下げてはいけない。矢野選手を入れる事も考えたのだが、さすがにここは勝亦選手で。この1区2区で流れは確実にできるだろうから、それを活かして積極的な走りを期待したいところ。4区の人選は非常に悩んだのだが、秋になって調子を上げてきた1年生の坂本選手で。昨年区間5位の木村選手が走れればいいのですが、如何せん波が非常に大きいのが怖い。秋になって成績が上がりながらも安定している坂本選手に繋いでもらいたい。
 
 そして、どうなるだろうか、箱根の山中。ここがあるから優勝候補に名前が上がるんですよね。5区はエースで2年連続主将の服部選手。夏に怪我で前哨戦はもう少しだったが、出雲から全日本にかけて調子は上がっていた。何より下りも得意なのが強みだ。78分前半、あわよくば柏原選手以外達成していない78分切までいきたいところ。4区終了地点で駒大との差は3分程に抑えていれば、東洋は設楽啓選手5区ならしっかり4区まで絡んでいれば、往路優勝は可能だろう。
 
 畳みかけたいのは復路6区。前回59分半ばで下った4年生の鈴木選手は今季大きく成長。苦手と言っていた登りと最後の平地でもしっかりタイムを稼げる走力を養った。58分台は可能な力はあるはずだ。もうさらに30秒から1分程の貯金がしたいところだ。たぶんトップには立てるだろうが、リードがどのくらいなのか…
 
 総合優勝を狙うとなると最後は9区10区矢野・甲斐選手の4年生を残すと思う。7区8区は死にもの狂いでそこに繋いでいく事になるわけだが、7区には出雲と全日本で出走したスピードランナーの加藤選手、8区はこれまで大学駅伝見出走ながら1万以上の距離に強い奥野選手を置いた。他小泉選手らも考えられるか。何とかしてリードを保ちたい。
 
 そして先述の2区間。矢野選手は前回区間2位だが、持ち味の後半の伸びはちょっと出し切れなかった。上尾で目が覚めた走りをしていたので、今回こそ力を発揮してくれるのではと思いたい。アンカーの甲斐選手は、全日本予選・箱根予選に出雲・全日本本戦には出場経験があるが、箱根だけまだない。全力で思いをぶつけてゴールテープを切りたい所だ。
 
*****************************
 
 どうだろう、ちょっと書きかけたけど、矢野選手を3区に置いて、柱全員往路投入するのも手ですけどね。総合優勝の為には往路優勝しなければならないのですが、対駒大で考えると4区までに結構差は開けられそうな気はするし、対東洋で考えてもちょっと繋ぎが弱いかなぁと…。ならもう、往路優勝+大差をつけるのもひとつ面白いのかなと思ったりしました。
 
 それでも、ここ最近山に安心感があったチームが総合優勝を勝ち取る事が非常に多いのは事実だ。やはり魅力はある。幸か不幸か全日本で大敗したことから、逆にチームが引き締まり、良い意味でディフェンディングチャンピョンの気負いは見られなくなったように感じる。チャレンジャーとして大いに暴れまわってほしいと思う。
 

2013全日本大学駅伝~日体大の今後を考える

総合8位日本体育大学5時間23分26秒

区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差 [シードとの差]
1区勝亦祐太②44分29秒区間10位1分51秒差
2区山中秀仁②38分08秒区間賞☆(10→6)1分04秒差
3区鈴木悠介④27分47秒区間5位(6→4)1分20秒差
4区服部翔大④40分32秒区間2位(4→3)2分18秒差
5区加藤光③35分13秒区間6位(3→3)3分13秒差
6区甲斐翔太④37分08秒区間5位(3→3)4分13秒差
7区富田祥平③36分22秒区間8位(3→3)4分47秒差[-2分18秒差]
8区矢野圭吾④63分47秒区間18位(3→8)10分17秒差[1分17秒差]
2区山中選手が区間賞の快走!4区でしっかり3位に
 ひとまず、最初はまずまずだった。1区勝亦選手は区間10位でトップと2分近い差での襷リレーとなったが、調子が上がっている最中で仕方がない。むしろかなり早い段階で後ろに下がってから地道にあげてきた事を考えると、自分の体調を把握してのレースだったように思える。
 
 これを上昇に転じさせたのは同じ2年生の山中選手だ。山学大の選手と競り合いながらどんどんペースを上げていく。最後競り負けたような感じだったが、同タイムで区間賞を獲得。今は本当に調子が良いですね。箱根は2区でも5区でもどちらでもいけるような調子に思えます。
 
 これに4年生が応える。初めて平地区間を出走した鈴木選手が区間5位の粘走。順位も2つあげた。監督が「鈴木は平地も行ける」と話をされていたが、繋ぎとはいえ、スピードが重要なこの区間で中々価値はあるだろう。服部選手は昨年と同じ区間で安定した走り。少し勢いはないように思えて昨年より9秒遅いだけのタイムでとどめ、2強には先行を許したものの、総合3位に引き上げた。
 
7区まで3位キープ ただ、つなぎの区間順位は出雲以下か
 その後は出雲2区4区5区を担当した富田・加藤・甲斐選手が出走した。出雲で監督に合格点をもらえていた彼らだが、今回はどうだっただろうか。3選手とも完全に単独走となってしまいやや走りにくかったか、ちょっとずつ区間順位は落としてしまった。
 
 加藤選手と甲斐選手は個人的にはまずまずだな。甲斐選手は昨年よりは良い成績となっていた。富田選手が終盤に失速してしまったのは印象がちょっと悪いだろうか。1週間前の1万ペース走りでも少し遅れてはいたので、スタミナの問題もあるだろうか。箱根は上尾ハーフ等の結果次第だろうか?

 最終的な結果はご存知通り、アンカーの矢野選手が脱水状態に陥ってしまい、5つ順位を落としてしまい、トップ3はおろかシード権も獲得できなかった。これはアクシデントなので仕方ないが、夏の故障の影響で昨年ほどの状態で箱根を望めない可能性はありそうだ。
 
本田選手次第で状況は大きく変わる 個人的に5区は山中選手
 それでも出雲は2位争い、全日本も終盤まで3位ということで、一定の力はあるということは示している。しかも本田選手がいない状況だ。5区でのプラス要素もある。相当駒大や東洋と差はついているものの、まだ連覇をあきらめる状況ではない。ただ、問題はその本田選手が全く音沙汰なし。さすがにそこから箱根2区走れる状況になるとはちょっと思えない。
 
今考える箱根オーダー
勝亦-服部-鈴木-坂本-山中 加藤-小泉-奥野-矢野-甲斐
 今の所、本田選手は抜いて考えてある。その場合は鈴木選手が3区等平地に回る可能性は出てくるのかなと思ってます。そうしないとちょっと平地の層が薄くなりすぎてしまうかなと。本田選手は接戦に強いのでできれば3区あたりで復帰できればいいなと思います。
 
 また、5区は今の所は山中選手。服部選手ではなく、今日体大で一番勢いはあるだろう彼。今なら服部選手とそんなに走力変わらないんじゃないかと思ってる。それでもって登りは服部選手より得意という話。なので、こちらの方がトータル的に良いのかななんて思っていますがどうでしょうか?
 
 最も、前回はあまり優勝というものを意識しなかったのが結構良かった感じだ。今回も出来る限り自分の力を出し切るということに徹していくのが基本になりそう。その結果、大手町にどんな順位で来るか、楽しみにしたい。

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