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中央学院大学~第89回箱根駅伝徹底解剖!

往路13位復路5位
総合10位:中央学院大学
(予想:往路11位復路8位総合7位 区間:3区間(2区5区9区)のみ※star fieldさん6区間的中)


5区が落ちてしまった分少しずれましたが、一応シード権当てることができて良かった。1区潰滝選手を読めずに、主要区間しか当てることができませんでした

区間名前(学年)区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区潰滝大記(1年)64分13秒区間8位(8)41秒差
2区藤井啓介(4年)71分29秒区間9位(8→7)1分42秒差
3区塩谷桂大(1年)68分41秒区間18位(7→13)5分46秒差
4区沼田大貴(3年)58分07秒区間4位(13→9)4分39秒差
5区田中瑞穂(3年)87分35秒区間14位(9→13)9分50秒差[2分13秒差]

6区岡本雄大(3年)59分32秒区間6位(13→11)9分49秒差[1分55秒差]
7区木部誠人(2年)66分26秒区間12位(11→11)11分22秒差[1分23秒差]
8区及川佑太(2年)67分30秒区間8位(11→10)11分49秒差[-26秒差]
9区室田祐司(4年)71分44秒区間6位(10→10)13分07秒差[-37秒差]
10区山田侑紀(2年)72分17秒区間6位(10→10)14分08秒差[-54秒差]
【敢闘賞】沼田大貴&岡本雄大…高校時代5千15分台の選手が区間最上位&冷静に反撃の狼煙をあげる
【殊勲賞】及川佑太…総合10位に浮上、室田選手の前に10位以内に
【技能賞】室田祐司&山田侑紀…区間6位で走りきり、他大の猛追を凌ぐ

点数(80点で予想通り)
※貢献したかとかではなく、
あくまで自分のシュミレーションとどのくらいズレたかということ
90 75 75 95 65
80 85 90 75 85
潰滝・沼田選手好走もちぐはぐだった往路
ここ数年成績が下がり続けていた中央学院大。しかし藤井というエースが確立し、チーム力は向上。4年ぶりシード権を目指したが、序盤はまずまずの位置で走りでした。

1区はやや驚きの1年生の潰滝選手。本来は1区岡本6区潰滝選手の予定だったが、岡本選手の調子があがらず入れ替え。1万28分台は出したもののスタミナに不安でどうなるかというところ。何とか上位集団で粘りきり2区エース藤井選手へ。その藤井選手は向かい風の中、集団を引っ張る展開が多く区間9位に留まったが、強豪校のエースと同等と渡り合った。この時点で総合7位ということで序盤で大きく後退していたここ数年とは違う様子をみせた。

ただ、流れには乗り切れない。3区塩谷選手が終盤に大きく失速。1年生ながら都道府県駅伝でエース区間を担った事がある選手。今回は11月以降の調整がうまくいかなかったらしい。最も、これは沼田選手が取り戻した。序盤から快調なペースで飛ばし、区間4位の力走でシード権内に押し上げる。昨年、急遽の出場で結果を残した彼が再び爆発した。

しかし、再び苦しい走りになったのが5区。3年連続で、今年は故障無くしっかりと結果を残していた田中選手が中盤以降大きく後退。小柄で寒さが苦手という彼にはかなり酷な条件だった。何とか走りきったものの、往路13位でフィニッシュ。シードラインとは2分13秒離れてしまった。



岡本選手が好発進、冷静に追い上げ室田選手までにシード権内に
ただ、駒は残っていた。9区に、藤井選手に次ぐ存在だった室田選手が控えていた。そこまでに何とか詰め寄りたいところだった。大事な復路の出足に、2年連続託された岡本選手が良かった。序盤はちょっと心配するほど区間順位が低かったが、後半ぐぐっとペースアップ。区間6位の走りで一気に総合11位に浮上。上昇ムードを作った。

その後は順調に流れた。7区木部選手が序盤から積極的なレースを展開。途中で苦しくなる場面があったが、10位との差をつめると、8区及川選手が頑張った。じりじりと10位のチームに詰め寄っていき、遊行寺の坂を越えたあたりで捉える。川崎監督が復路走り出す前の各ランナーに直接声をかけにいったそうだが、そのシードへの執念は、柱の室田選手の前に10位以内に入るという形になった。



来期への展望


○主な在校生
潰滝大記(2年)28分44秒60≪1年:箱根1区8位、予選153位≫
塩谷桂大(2年)28分59秒55≪1年:箱根3区18位、予選69位≫
岡本雄大(4年)29分31秒35≪3年:箱根6区6位、予選24位、2年:箱根6区8位≫
及川佑太(3年)29分34秒84≪2年:箱根8区8位、予選54位≫
田中瑞穂(4年)29分35秒61≪3年:箱根5区14位、予選21位、2年:箱根5区10位≫
山田侑紀(3年)29分37秒04≪2年:箱根10区6位、予選96位、1年:箱根9区15位≫
芝山智紀(3年)29分38秒20≪1年:箱根1区20位≫
松下弘大(3年)29分42秒20
李(2年)29分51秒58
大蔵孝典(4年)29分52秒43
霜田幸宏(4年)29分53秒67
沼田大貴(4年)29分55秒28≪3年:箱根4区4位、予選70位、2年:箱根7区10位≫
木部誠人(3年)29分56秒79≪2年:箱根7区12位,予選122位≫
鈴木宏弥(4年)30分00秒03
谷口真一(4年)30分10秒05
高品純也(2年)30分43秒37


○主な新入生
村上優輝14分10秒06≪高校6区7位≫
吉岡大輝14分27秒43
海老澤剛14分28秒47≪都道府県4区6位、高校6区4位≫
蘆田恵伍14分31秒78≪高校3区38位≫
木下翼14分32秒94≪都道府県5区34位、高校1区31位≫
海老澤太14分39秒55≪高校3区13位≫
雲類鷲佑典14分51秒03≪都道府県5区42位、高校4区12位≫

○今から考えるオーダー
出雲:潰滝-村上-沼田-芝山-山田-塩谷
箱根:岡本-潰滝-沼田-村上-田中 雲類鷲-木部-及川-塩谷-山田
卒業生2人も共に柱 過去最高レベルの新入生とともに『粘りの駅伝』の真骨頂を
少し荷が軽くなった9区10区。それでも分からないのがシード権争い。後ろのチームが9区10区を区間4位5位で猛追。そんな中でも崩れなかった。9区室田選手が区間6位、アンカー山田選手は、後ろの情報を聞き、懸命の逃走。これもまた区間6位。落ち着いた襷リレーで、野武士軍団がシード権をもぎ取った。

4年ぶりとなったシード権を大事にしたい来期。卒業生の穴は2人だが、共に2区9区を走った柱。新2年生の潰滝・塩谷選手他、沼田・及川・岡本選手など成長してきたランナーはいるが、基本的には総合力で勝負するという従来のスタイルで、ひたすら粘るというところになりそうだ。

ただ、以前に比べればトラックで走れるランナーが増えた。1年生にもいい持ちタイムを持っている選手が入部予定。ひとまずは全日本予選の通過に全力を注ぐ形になるか。柱が抜け、耐える年ではあるものの、その力を身に付けるために、三大駅伝に全て出場し、上位勢と戦う気持ちの強さを養っていきたいところだ。

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