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第90回箱根駅伝からの来季戦力分析【國學院大學】

 
往路18位復路15位
総合17位:國學院大學
 
やはり全体的に届かなかったかなという感じがする

 
区間名前学年区間タイム区間順位(順位変動)トップとの差
1区柿沼昴太④64分19秒区間18位(18)2分54秒差
2区寺田夏生④70分28秒区間7位(18→14)4分44秒差
3区沖守怜③67分11秒区間21位(14→16)9分16秒差
4区牛山雄平④57分06秒区間17位(16→16)11分07秒差
5区大下稔樹③83分32秒区間16位(16→18)15分23秒差[10位まで5分24秒差]
6区湯川智史③60分53秒区間9位(18→15)17分12秒差[10位まで5分25秒差]
7区廣川倖暉②64分38秒区間6位(15→15)18分23秒差[10位まで3分46秒差]
8区蜂須賀源①66分57秒区間13位(15→15)20分45秒差[10位まで4分20秒差]
9区吾妻佑起②74分09秒区間20位(15→17)25分30秒差[10位まで7分02秒差]
10区塚本一政③71分31秒区間9位(17→17)27分53秒差[10位まで6分11秒差]
繋ぎで区間一桁出るも… 寺田選手以外の主力ランナー育たず
 あのゴールお騒がせの寺田選手が最終学年の年と考えるとちょっと感慨深い大会だった。その寺田選手は2回目の2区。18位で襷を貰ったが順調にペースアップ。4人抜きを果たした。思えば、2年生からは主要区間に入っていた寺田選手だが、1年時を合わせて全てチームの総合順位をあげる活躍をしており、本当に欠かせない存在となった。
 
 また、他にも区間一桁が出ている。一番良い順位だったのは7区に入った廣川選手。秋の予選で急成長が確認されていたが、しっかりとシード権獲得へ上昇ムードを作ったのは良かった。3年生で初出場となった湯川・塚本選手も好走。6区は少しずつ対策がうまくいくようになってきました。これは収穫かと思います
 
 ただ、シード権に届かなかったのは昨年に続き寺田選手以外の主要区間が芳しくなかったことがあげられる。1区柿沼選手は前が見える位置で渡したのだが、3区沖守選手が2年連続ブービーと大苦戦。シード権が見えるところまで追い上げた寺田選手の走りをフイに。5区大下選手が昨年以上いけなかったところでだいたい大勢が決まった。シード権へ僅かな可能性をかけた9区吾妻選手は途中から脱水症状で苦しい走りに。チーム初の繰り上げスタートと屈辱を味わうことになってしまった。
 

大物ルーキー加入 精神的強さを身に付ける上級生が出てくるかどうか
 國學院大からすると、今までで一番実績をつけたランナーが入ってくる。全国高校駅伝のエース区間の5区で区間賞を獲得した向選手。駅伝成績はもう少しだったが埼玉栄からくる内田選手あたりは非常に楽しみだ。他のランナーも持ちタイムはそこそこあり、4年間かけて力をつけてくれるか。

 
●主な在校生
沖守怜④29分16秒12≪3年:箱根3区21位、予選71位、2年:箱根1区19位、出雲3区9位、1年:箱根4区13位≫
吾妻佑起③29分22秒53≪2年:箱根9区20位、予選55位、1年:箱根8区6位≫
廣川倖暉②29分25秒19≪2年:箱根7区6位、予選58位、1年:箱根4区14位≫
鮫島紋二郎④29分29秒13≪2年:箱根9区14位≫
鈴木涼太②29分34秒52
中嶋大②29分34秒97
大下稔樹④29分37秒16≪3年:箱根5区16位、予選99位、2年:箱根5区11位、出雲2区7位、1年:箱根7区16位≫
中瀬薫③29分40秒95
池沢健太③29分47秒36
瀬川大貴③29分47秒88
上位10人平均:18位29分33秒6


畑中大輝②29分50秒57
塚本一政④29分51秒62≪3年:箱根10区9位、予選93位≫
蜂須賀源②29分53秒56≪1年:箱根8区13位、予選76位≫
川副智洋④29分54秒04
高橋遼太③29分54秒55
稲毛悠太②29分56秒44

●主な新入生
向晃平14分12秒75≪全国5区1位≫
内田健太14分23秒42≪全国1区27位、高校1区19位≫
軸屋健14分25秒03
小林祐太14分28秒60
田代恭一14分31秒33
小田智哉14分32秒75≪全国4区13位、高校3区31位≫
河野敢太14分44秒63≪全国5区31位、高校6区4位≫

●オーダー組んでみる
吾妻-廣川-稲毛-内田-大下 湯川-蜂須賀-向-沖守-塚本
 さて、それに感化されたい上級生の主力選手。悔しい思いをした沖守・大下選手に吾妻・廣川選手が中心となってくる。ここはトラックの持ちタイムはあまり出ない傾向だがもう少しあげたいところか。スピードからもう少し他校の主力と戦えればと思っている。
 
 それ以外にも人材は豊富。4年生は先の塚本選手他、経験者の鮫島選手に大学から陸上を始めた川副選手がいる。新3年では中瀬選手が吾妻選手らにもう少しという実力。新2年は箱根を走った蜂須賀選手以外にもっと実力があるかもしれない稲毛選手、持ちタイムだけなら鈴木・中嶋・畑中選手が彼らを上回っている。
 
 いわゆる金太郎飴というようなチーム状況と言えそうだ。箱根予選は戦い方は慣れているのであまり心配はしていないが、このままでは通っても出るだけになってしまうかなとういう感じは否めない。チーム力を上げそこから他校の主力と競り合える選手が出てくることを願う。
 

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