明 治 大 学
しまった…1区の順位の順だったのに…
卒業生
山田速人28分35秒76≪4年:箱6区7位、全6区6位、2年:全7区5位、出4区9位≫
文元慧28分39秒40≪4年:箱5区6位、全1区17位、3年:箱1区4位、全1区4位、出6区6位、2年:箱1区2位、全1区5位、出3区5位≫
大六野秀畝28分40秒88≪4年:箱2区5位、全8区1位、出1区、3年:箱2区5位、全8区4位、出3区12位、2年:箱2区12位、1年:箱1区6位≫
有村優樹28分41秒09≪4年:箱3区2位、全3区1位、出2区、3年:箱8区2位、全4区6位、2年:箱7区3位、全5区1位、出1区21位、1年:箱8区3位≫
前野貴行28分56秒31≪3年:箱9区14位、2年:出2区11位≫
松井智靖29分18秒75≪4年:箱4区3位、全4区6位、出4区、3年:箱7区8位、全5区2位、2年:箱9区18位、全6区4位≫
八木沢元樹30分57秒67≪3年:箱3区2位、全2区11位、出2区1位、2年:箱4区7位、1年:箱4区2位≫
すごいスカウトだったんですよね。その中で皆勤したのが大六野選手。ハイペースの1区でしっかり走っていたのは印象的でした。2年時からは完全にエース区間となり初の2区は二ケタに終わりましたが、そこからじわりじわり力はつけてきました。4年時にインカレ等でも結果を出すと全日本アンカーでまさかの区間賞獲得。一気に評価が上がった箱根は区間5位ながら67分台と堅実かつ高レベルの走りをしました。
その大六野選手がエース区間になってから1区を任されていたのは文元選手。2年時3年時と区間3位前後の好成績を残していましたが、時折他区間での好走もありました。最終学年はけがで出遅れ全日本でブレーキになった後、まさかの志願5区驚きました。
有村選手と松井選手は2年時にそれぞれ苦難のレースを味わっているのですよね。有村選手は期待されて起用した2年出雲でまさかの1区関東だけでなく全体での区間最下位。その後1か月経たない全日本5区で区間記録まであと1秒の区間賞を獲得したのはある意味話題になりました。それ以降後半区間が多かったですが、最終学年は往路へ。3区62分台で走り切りました。松井選手はロード中心に鍛え、箱根デビューは9区。ハイペースが祟ったのか終盤に脱水症状に。フラフラで順位を落としてしまった。その後のレースは堅実にまとめ、最終学年はやや予想外の往路4区で区間3位の成績であった。
最終学年怪我で出れなかった八木沢選手と前野選手はどちらも1500が得意なスピードランナー。八木沢選手は5千でも13分26秒を出すなど話題になりましたね。往路のスピード区間の登場でした。前野選手は2年時に出雲出た後、5千13分台1万28分台ハーフ62分台で秘密兵器に。3年時に箱根登場もやや消化不良の9区14位。最後に1万チームトップの山田選手。ずっと期待されながらあと一歩箱根に届かなかったですが、最後の箱根に登場。6区で59分台をマークしました。
現役世代
【1万上位10人】
横手健④28分38秒73≪3年:箱1区3位、全5区1位、出3区、2年:箱5区19位、全3区6位、出5区3位、1年:箱8区9位≫
牟田祐樹④28分43秒20≪3年:箱8区13位、2年:出4区11位≫
木村慎④28分50秒47≪3年:箱9区2位、全2区4位、出6区、2年:箱5位、全7区1位、1年:全4区7位、出5区5位≫
山田稜④28分56秒93≪3年:全7区3位≫
江頭祐輔④29分16秒14
江頭賢太郎③29分25秒78≪2年:箱10区10位≫
吉田楓③29分37秒65
皆浦巧②29分39秒31
小川誉高④29分41秒46
藪下響大③29分46秒78≪2年:出5区≫
1万平均:6位29分15秒4
【その他在校生】
櫃本隼和③29分52秒59
荒谷房之介③30分01秒56
齋田直輝④30分17秒23
渡邊智裕②30分20秒97
射場雄太朗③30分38秒08
末次慶太②≪1年:箱7区14位≫
白地慶信③
【新入生】
坂口裕之13分57秒41≪都1区3位、高1区5位、国5千5位≫
田中龍太14分10秒45≪都1区9位、高3区7位、国5千26位、IH5千16位≫
東島清純14分16秒81≪都1区34位、高1区19位、国5千16位、IH3障6位≫
角出龍哉14分17秒44≪高4区15位≫
竹山直宏14分26秒97≪高2区16位≫
山口竜矢14分27秒05≪高5区6位≫
岩本隼弥14分32秒41
【今から考える予想オーダー】
坂口-横手-木村-牟田-山田
藪下-田中-小川-末次-江頭賢
あれだけの卒業生がいた。さすがの戦力ダウンは免れないと思われる。とはいえ、面白い選手がいるのは確か。まずは名実ともに明大のエースに成長した横手選手の名前が挙がる。箱根1区で激しいバトルを演じるとその後の上尾で61分37秒の好タイムを出した。2番手には木村選手があがる。箱根9区2位の好記録で走ると熊日30㎞で優勝する等覚醒。新4年に頼れる選手が2人いるのは大きいだろう。
後はやや力の差があるか。故障や安定感に難があるものの、登りに強いと噂の山田稜・小川選手や、箱根区間二ケタだったものの、その後に好記録を出している牟田・末次・江頭賢選手、秘密兵器と言われつつまだ出番のない藪下選手らがあげられるか。彼らがこのまま主力となるか否かでは上位もあるが、シード権ギリギリも…というのはあるかもしれない。
そんなチームに強力な1年生が入る。諫早高校より5千13分台の力のある坂口選手が入る。冬の駅伝は1区で安定、その後のクロカンでもしっかり見せ場を作っていた。チーム事情を思うとできれば早く大学の環境に慣れればいいなと思う。2大エースを1区に使わなくていいような存在に秋になってくれれば最高だ。後は田中選手あたりも駅伝成績を見ると面白いか。ちょっとこのところ下級生の台頭が少なくなっているので、その部分の克服をしっかり努めたい。そして上位陣に留まってチャンスをうかがえる体制に整えてほしい。
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