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関東インカレ2015~各大学振り返る





今年の男子長距離関東インカレの結果(http://www.kgrr.org/event/2015/kgrr/94kanto_ic/27hp/tok004tv.html)を振り返りたいと思います


なお、総合では1部が日本大が優勝、2部は大東文化大が優勝、 降格・昇格争いは東学大・国際武道大が降格、大東・流経大が昇格となっています。


1部■男子長距離5種目合計(1500、5千、1万、3障、ハーフ)
1位日本大学32点(前回7位12点)
長距離種目でも日大が最多得点…となりましたが、キトニー選手とワンブイ選手が得点を稼いだ結果でした。もちろん彼らの能力は駅伝などで期待ですが、日本人は荻野選手が3得点に留まったのがちょっとだけ残念かな。他に1500mで山崎選手、3障で木津選手が惜しかったですが、駅伝で参考になりそうな種目では石川選手くらいで、4番手以降の差が以前大きいのは変わらず。留学生1人しか起用できない全日本予選や箱根予選はまだボーダーライン上な印象です。


2位東洋大学27点(前回3位26点)
 得点を重ねてきましたね。服部兄弟は1500mと5千でそれぞれ加点してますが、1種目ずつでしたので、他の選手に入賞が出ています。今春からから試合に出ていた1500mで堀選手がスピードを存分に活かすと、ハーフで高橋・寺内選手らが善戦し、高橋選手は表彰台に立ちました。1万で入賞が出ませんでしたが、2年野村選手と1年の小笹・山本選手ら新戦力が大舞台に出たことが収穫でしょうか。層が厚くなりそうな気配です。


3位東海大学24点(前回6位12点)
 久々に箱根駅伝でシード権を獲得した東海大が前回より倍の点数を取りましたね。エースの白吉・川端選手が入賞が精一杯でしたが、他の種目がよかったですね。1500mで富田選手が表彰台に立つと3障で宮城・高木・石橋がトリプル入賞。今季はこの2種目が大きな得点源でした。今年の駅伝シーズンを見据えると春日・土屋選手などロード型の選手が出ていたハーフでもう少し入賞ラインに近づけたいところでした。


4位山梨学院大学23点(前回2位35点)
 オムワンバ選手は持ち前のスピードに磨きをかける結果でした。特に1500mで今季世界最高を出すとは…。今季の意気込みには今後とも注目ですね。その他、1500mの秦選手と主力の佐藤選手が得点。ただ、上田・田代・谷原選手といった主力候補は入賞ラインに近づけきれませんでした。総合力は強豪校に対してはもう少しでしょうかね。他、ニャイロ選手の失格はご愛嬌でしょうか。ただ力はありそうです。


5位明治大学22点(前回1位36点)
 エースの横手選手は故障明けで5千のみの出場でしたが、しっかり加点。主役は同じ4年生の木村・牟田選手でした。牟田選手は1500mと5千、木村選手が1万とハーフでがっちり点を取りましたね。他、5千で坂口選手、3障で東島選手とルーキーが次点でしたが戦えたのが収穫。さすがに戦力ダウンしていますが、今は少数精鋭な雰囲気に見えます。


6位順天堂大学17点(前回4位15点)
 前回3障で優勝した村島選手は不調だったか予選落ち、ルーキー續木選手が入賞しましたが6位にとどまりました。今回得点したのは松枝選手。しかも長距離種目の中核の5千と1万で入賞し、5千には日本人トップで表彰台に登りました。今年大ブレイクですね!ハーフでは入賞した聞谷選手以外も栃木・稲田選手が上位。他花澤選手も大崩はしなかった。全体的いい調子。田中・塩尻選手待ちです。


7位中央大学10点(前回5位12点)
 前回より得点は下がりましたが、収穫はありました。復活した三宅選手が1500mと5千でダブル入賞を果たしたこと、それと初日の町澤選手の1万の力走が光りました。ラストスパートで3位をもぎ取ったのは良かったですね。徳永選手がまた盛り返してくれればと思います。また、やや伸び悩んでいる新2年で竹内選手が3障で得点したのはよかったです。ハーフがきつかったのと1万棄権の藤井選手が何事も無ければと思うのですが…。



8位早稲田大学9点(前回8位9点)
 主力に複数故障者が出て苦戦を予想しましたが、何とか後半に得点しました。4年生高田選手が5千で8位に滑り込むと、ハーフで井戸選手が日本人トップの2位に入ると、一般入試から地道に力をつけた三井選手が入賞しました。また5千で永山選手が13分台を出す収穫がありましたね。あまり急がせられないですが、全日本予選戦えるようにチームを整えたいですね。



9位日本体育大学8点(前回9位6点)
 初日が劇的でしたね。4月に9か月ぶりに試合に出場したエースの山中選手が、1万で唯一人留学生の選手についていき、見事優勝を果たしました。これはチームには大いに刺激になったはずです。その後得点なかったのは無念ですが、三浦選手が大崩せず5千出走、ハーフで富安選手が上位に入るなど下級生が頑張りました。奥野・勝亦選手ら4年生が状態を上げたい。


9位筑波大学8点
 3障で日本インカレ優勝経験のある津田選手が、最後の関東インカレで見事優勝を果たしました。終盤は横綱レースでお見事!他にも得点には届かずも3障は才記選手が決勝に残る、吉成選手が1万で19位、ハーフで勝谷選手が14位に入るなど上位校に善戦する場面も見られました。



11位城西大学2点(前回5位12点)
 3障で河名選手が7位入賞した以外は得点獲得なりませんでした。1500mで西岡・平塚・山本選手3人とも入賞できなかったのがかなり意外でした(今回の1部すごくレベル高かった(汗)。他種目はエースの松村陣選手が他行のエースに挑みましたが、跳ね返された印象でした。戦力ダウンはさすがに否めなかったですが、全日本予選で総合力を見せられるか。

国士舘大・法政大など無得点
 法大は残念ながら入賞ラインに近づくことできず。記録会好調だった足羽・細川選手も苦しい走りでした。 国士舘は武藤選手が1500mで9位、また堀合選手が1万で、餅崎選手がハーフで10位台に入る健闘があったのが良かったですね。





2部■男子長距離5種目合計(1500、5千、1万、3障、ハーフ)
1位青山学院大学47点(前回1位43点)
 最初1万の入賞が中村選手にとどまり、安藤・田村選手が苦戦したので、あれ?と思いましたが、その後は得点重ねましたね。1500mでは茂木・吉永・梶谷選手が2位3位4位でトリプル入賞、3障で山村選手が靴が脱げるアクシデントがありながら3位、5千で一色選手以外に伊藤選手が入賞、ハーフではエントリー16人に名前がなかった池田選手がまさかの総合優勝を果たしました。優勝メンバー以外で存在感を示すところに競争の激しさを感じました。



2位駒澤大学30点(前回2位35点)
 2種目出場したエースの中谷選手が合わせて1得点にとどまったのがちょっと心配ですが、なんだかんだで得点重ねてきましたね。1万で主力に成長した工藤選手が積極的なレースで2位、ハーフで馬場・大塚選手が入賞を果たしました。失礼ながら意外だったのが3障で宮下選手が優勝、井上選手が入賞に食い込む、これまで陽の目を浴びることが少なかった4年生が意地を見せていましたね。チームが乗っていければと思います。


3位東京農業大学19点(前回4位19点)
 4年生のダウンが大きいといわれるチームですが前回と同じ得点まで積み上げました。エースの戸田選手がW入賞し特に5千で2位に食い込んだ他に、ルーキーが頑張りましたね。滋野選手が3障で見事2位に入ると、小山選手が5千で14分03秒の好記録を出して入賞。いいムードですね。総合力が心配ですが、1万で佐野29分台、ハーフで3人とも20位以内と、上昇傾向は見えた結果となりました。


4位拓殖大学17点(前回6位10点)
 新留学生のワークナー選手がどのくらいの力があるのか注目しましたが、大きな得点源となったのは日本人エースの金森選手で1万3位、5千4位に入る大活躍を見せました。拓大でこれだけトラック戦えたのは久々では?ワークナー選手も無難なデビューでした。彼ら2人がどれだけ引っ張れるか。ルーキー馬場選手などは今後に期待といったところでしょうかね。



5位中央学院大学16点(前回3位20点)
 潰滝選手強し!5千1万共に優勝で2冠達成しました。ラスト1㎞の爆発的なスパートは凄まじく、測った人によると2分30秒台前半とか…。これは誰もついていけないはずです。今季のこれからの主要大会が楽しみですね。得点は彼だけでしたが、海老澤剛・森田・新井・村上・大森選手らが惜しいところまでいき、総合力の戦いに期待が持てる結果でした。


6位上武大学11点(前回11位6点)
 井上選手が孤高のエース…というような存在になってきてますね。1500mで後ろを3秒も突き放しての優勝は驚き、5千でも6位に食い込んだのは目覚ましい成長を感じました。ただ、それに続くはずの坂本・三好・山岸選手などが苦しい結果になったのは無念でした。1500mの熊倉選手、ハーフの河崎選手が次点…勢いがほしいです。


7位神奈川大学8点(前回9位8点)
 エースの西山選手が1万で入賞を果たした他、1500mで永信選手が入賞を果たしたのはうれしかったですね。4年生、これから華が咲けばと思います。他はルーキー山藤選手の奮闘はありましたが、我那覇選手などちょっと苦しい結果か?全日本予選には合わせたい。


8位日本薬科大学7点
 1年生カリウキ選手が、やや予想外のハーフでインカレデビューを果たしましたね。2位となりましたが、途中1分近く後ろを引き離す走りに、今後の成長を期待したいところですね。日本人の主力もハーフに出場し68分台ながら走り切っています。


9位大東文化大学6点(前回1部11位6点)
 3障で中野・山本選手が入賞したことによる6得点が今回の獲得ポイント。大隅・森橋選手ら4年生の主力が惜しいところまでいきましたが、入賞なりませんでした。北村・前田選手らいい選手も出てきています。今後上がっていければと思います。


10位東京国際大学5点(前回10位7点)
11位亜細亜大学4点
 東国大はスタンレイ選手が欠場しましたが、1500mで新田選手が、3障で小針選手が得点をしました。まずは全日本予選でどうなるか。 亜大はエースの佐久間選手が1500mで見事入賞しましたね。他、5千で加藤選手、1万で工藤選手が粘ったのが収穫ですかね。

  

11位帝京大学4点(前回8位8点)
 高橋・堤・加藤選手ら主力が残念ながら入賞に届かない中、ルーキーの秋間選手が3障で入賞に食い込んだのが良かったですね。ただ、エース力の面では今年は苦しい戦力でしょうか。


13位平成国際大学3点
14位東京工業大学2点
15位創価大学1点(前回5位12点)
 ハーフの6位7位8位が得点ですね。平国・柴田選手と東工・松井選手は学生連合で4区と9区を走っていますが、それぞれ粘走しました。 創価大はセルナルド選手が2年連続の入賞と長い距離に強さを見せましたが、山口・大山選手らスピードランナーの状態が気になるところです。


國學院・専大ら無得点
 國學院はハーフで細森・瀬川・曾我部選手がそれぞれ踏ん張ったのですが入賞ラインに届かず。主力はトラックでやや厳しい結果に。全日本予選の終盤の組が心配される。 専大は5千で上手選手が頑張った以外は入賞ラインからは遠い結果となりました。トラック好調に見えましたが、主要大会きついなぁ…。 他では流通経済大は1万酒井選手、3障藤崎選手があと一歩、1500mで明治学院大の大谷選手が決勝進出を果たしています。





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