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2008/09/28
前回箱根5位
亜細亜大学
抜けたメンバー(5名):1区14位吉川・2区14位菊池・3区9位益田・5区4位小澤・10区6位宮田
現有メンバー
4年
6区16位三船・8区4位緒方・9区4位与那覇 + 筒井・藤田・神山・吉見
3年
山中
2年
4区3位池淵 + 浜崎・瀬口・岸本
1年
宮川・橋本・折田
前回、序盤で遅れたものの、徐々に順位を上げていく
亜細亜らしいレースで5位に食い込んだ。
ただ、チーム作りとして限界点が見えた気がした
と、同時にここまでチームを牽引してきた岡田監督が勇退され、
大きな転換期を迎えている。そんな亜細亜を評してみたい。
○明るい材料
・いい意味で亜細亜らしくない、池淵
亜細亜といえば、選手全員が前半ゆっくり入り、後半スピードをあげる、
確実に安定した走りをするのが魅力的なチームである。
が、そんな亜大の中で、池淵は前半突っ込んでいく走りを武器とする選手である。
エースとまでは呼べないが、エース候補と呼べる選手である。
・ハーフ65分台にずらー…っと
いつもの特徴といえば、そうなのだが、
昨年の上尾ハーフで65分台を出した選手がまだまだ残っている。
この選手達が合宿で力を付けていればいつもの戦いができそうである。
●不安材料
・監督交代
現監督の小野監督には少々失礼に当たるのだが、
予選落ちしていた亜細亜を復活させ優勝まで導いた
岡田監督の功績が大変大きいからである。
勿論、今までより選手が伸びることがあるかもしれないが、
そうでないかもしれない。
・2区不在
元々総合力で勝負するタイプだけに、
箱根2区はここ3年は勝負できていない感があるが、
それでも板倉、山下、菊池と1万m29分前後のランナーが凌いだ。
しかし、今年はいつも以上に核となる選手がいない気がする。
池淵、藤田、緒方あたりはもう少し力不足だし、
与那覇はできれば暑くなる9区で起用したい。
序盤出遅れると、83回大会のように浮上できなくなる。
誰か夏合宿で伸びていればよいのだが。
・山下り
登りは4年間走った小澤が抜けたが、
78回以降ずっと安定している区間だからさほど心配はしない。
問題は誰が走っても、上手く走れない6区。
山を制する者は箱根を制すというだけに、
上手く走りきれる選手がでてきてほしい。
・3年生が手薄
7区5位だった小川が退部(?)してしまい、現在山中だけの状況。
第82回大会で4年と2年のみで出場した駒澤大学が5連覇を逃したのは
記憶に新しいところ。闘い方も駒沢と似ているところがあるので、
少々不安である。
☆総評★
不安材料の方が多いという結果となった亜細亜大学。
全体的にもう少し力を付けないと、
シードを失ってしまう危険性もある。
第79回大会のようにならなければよいが…
Author:hakonankit
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