2008/12/07
東海大学~箱根駅伝16人エントリー予想
◇1万m記録挑戦会
★佐藤悠基(4年)29分03秒54
★河野晴友(2年)29分25秒31
★藤原昌隆(4年)30分07秒28
★吉田憲正(4年)30分07秒40
斉藤弘明(3年)30分33秒00
梅木貴文(3年)31分20秒50
欠場:★栗原、矢後
これは…かなり厳しい結果が出た。
往路の主要区間を担当するであろう4年藤原と吉田が共に30分オーバー。
今年の駅伝シーズンは、昨年より幾分マシな戦績を残してはきていると思っていたのだが、
得意のはずのトラックでこれでは…箱根が思いやられる。
密かに2区は刀祢ということも考えていたのだが、何か現実化しそうな気がする。
エースの佐藤も後半急激に失速し、29分オーバー。
その後、右脚に故障が判明した模様。
現在状態は50%で、今後次第では欠場もあるそうだ。
回復すればいいが、少なくとも花の2区の可能性は消えうせたといっていいだろう。
やっぱり4区の可能性が高くなってきてしまったようである。
いいニュースは河野が復活。出雲以来出場せず、箱根5区は危ういのではと思っていたが、
29分30秒切ってきてまずまず。もう1年早くこのタイムを出してもおかしくない逸材なのだが、
自己ベストで何より。箱根5区がどうにかなりそうか。
残念なのは、全くといっていいほど出てこない3年生。
斉藤は1万は自己ベストっぽいがハーフでは65分切っている選手、梅木なんかはハーフで64分一桁台の選手。
一時期いいタイムを出しても、モノにならないのさが最近の東海大の傾向なのだが、その象徴。
これで10人はおろか、16人のエントリーに入る可能性もほぼ潰えた。
栗原が日体大に続いて欠場したのは、故障ということ以外では、
6区の準備という可能性が一番高い。ただ、5区のはずの河野が記録会に出た(単に暫く出てなかったからかもしれないが)
ので、まさか5区ということもあるのだろうか??
◇箱根駅伝16人エントリー予想
◎エース、○主力、●中堅、△10人有力、▲チャンスあり、×16人有力
4年
◎佐藤、○吉田、○藤原、△新行内、▲芳村、▲小泉
3年
▲与那覇、×斉藤弘
2年
●平山、●河野、△金子、▲赤染、▲永田
1年
○刀祢、●栗原、△田中
14、5人は合っていると思うのだが。他あるとすれば11月の5000で14分10秒台出した藤本か。
はっきりいって、これ以上選手がいないという感じである。
主力も不安だし、選手層も薄いというのが今の東海大だ。
いや、もうちょいいるはずなのだ。
杉本、木下、梅木、植草、大谷…ハーフ62分台から64分台の選手たちが
揃ってエントリー漏れしても仕方ない状況なのだ。
これは東海大が倒壊したとギャグみたいなこと言われてしまうのも仕方ない
エースは当然佐藤なのだが、前期の不調から抜け出せず、更に故障を抱え込んでいる。
現時点では主要区間への投入は厳しいと言わざる終えない。
その手負いのエースをフォローする役割を持つのは、同じ4年生の吉田と藤原。
が、この2人が持ちタイム通りのタイムでなかなか走れない。
吉田は出雲と箱根予選で頑張ったが、ここに来てやや不調。
藤原はいつもの出雲に続き、全日本もそこそこ走ったが、まだ不安定。
頼りになるのは1年生の刀祢。
箱根予選、全日本と安定した成績を残してきている。
上述したが、彼を2区投入ということも充分考えていいだろう。
調子が上がってきているのは平山、河野、金子などの2年生。
平山は出雲では不調だったが、全日本辺りから調子があがってきた。
区間予想でも9区候補になっているくらいである。
河野、金子も1万のタイム上、充分10人入りするタイムにあがってきている。
その他、1年生栗原、田中もまずまず来ており、
下級生からの突き上げはまずまず出てきたようだ。
ただ、日体大記録会での突き上げを4年生が挑戦会で活かせていないのが問題なのだが。
やっぱり4年生がどれだけ本来のポテンシャルを発揮できるかのよって、
東海大の順位は大きく変わってくるだろう。
出雲では2区14位から総合6位。全日本は佐藤なしで7区まで総合8位。
良いデータもある。
力を出し切れば上位争いも可能なだけに、上級生が奮起してほしい
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