2008/12/08
明治大学~箱根駅伝16人エントリー予想
★鎧坂哲哉(1年)28分49秒90
★北條尚(3年)29分19秒44
★安田昌倫(3年)29分35秒60
★松本翔(2年)29分50秒25
★岩崎耕三(1年)30分06秒37
★遠藤寿寛(3年)30分06秒51
牧田大輔(4年)30分28秒95
久國公也(3年)30分39秒04
岡本孝平(2年)30分45秒42
近藤俊一(2年)30分46秒68
卜部淳史(4年)30分47秒89
岸本大直(2年)30分55秒25
★細川勇介(1年)30分58秒18
東本裕斗(3年)30分59秒25
松本圭祐(3年)31分07秒92
小釜橙台(2年)31分25秒37
宮崎太郎(3年)31分57秒73
築澤匡明(1年)32分14秒51
青木勝成(2年)32分24秒37
松原響平(1年)32分32秒64
酒井喬樹(1年)32分48秒98
欠場:★松本昂、★小林、★田原
西田、平野、上山田
ここは鎧坂に尽きるだろう。
ずっと故障をしていて、名前をほとんど聞かなかったが、
高校時代は有名な選手。故障が癒えた途端、爆発した。
今シーズンに限ると1年生中では東洋大・柏原に匹敵する記録である。
元々潜在能力はあったのだが、ここに来て救世主となれるか。
主力の故障が多く、あまり良いニュースがない中、光る記録である。
20kmの試合経験がないので、箱根にはぶっつけになるが、
往路で使ってもいいのでは?
また、箱根予選で途中棄権した安田が復活してきた。
他の大学の記録と比べると。29分35秒は決して悪くなかろう。
往路でもいいし、復路で重要な区間での起用もある。
これまたいいニュースだ。
その他、北條が順調に準エースに成長してきた。
この時期にタイムが良すぎるのは不安だが、
往路起用でガンガン活かせるのでいいだろう。
他、松本、岩崎、遠藤ともう少しタイムがほしかったが、仕方ないか。
このあたりが繋ぎ区間の候補になってくる
予選会で一番良かった1年の細川が調子を落としたのが残念である。
◇箱根駅伝16人エントリー予想
◎エース、○主力、●中堅、△10人有力、▲チャンスあり、×16人有力
4年
○東野、○中村、▲卜部
3年
◎松本、○北條、●安田、▲遠藤、▲石川、×原、×久国
2年
●岡本、△松本、△小林
1年
●鎧坂、△岩崎、▲細川
明治大学、実は1万で30分切りしている選手が17人いるのだが、
入れたのは13人。4年の河口、2年の星、1年の山崎、田原は入れていない。
またハーフ65分切りの4年の佐藤、村上も入れなかった。
まあ、山崎、田原は可能性あるし、村上も故障明けで間に合うかもしれない。
ただ、高校時代の実力者の河口、佐藤が故障でもないけど入れそうにないのが
いささか残念。明大が今一歩上位進出できない原因の一つである。
チーム構成は、エースは3年生の松本。
ちょいだらしないらしい(?)が、乗った時はどこまでも爆走するタイプ。
いかにも今風な感じがする。
20km前後の距離では痙攣する癖があり、2区起用は怖いが、
本来のエースや主力級の東野、安田、石川が故障明けなので、
彼しかいないだろう。
それにつぐ選手は4年の東野、中村、3年の北條。
特に4年生2人は箱根経験者。しっかりチームを引っ張ることが望まれる。
東野は前回選抜で2区を経験し、間違いなく2区候補なのだが、
全日本で故障が判明。2区投入はないだろうが、
それでも3区か9区は走ってもらわなければ困る選手だ。
中村は全日本でアンカーを務めたことから、長い距離がいいのだろう。
前回出場時は山下りの6区なのだが、さすがにそこは勿体無い。
箱根では9区。もしかすると5区もあるのではないだろうか。
北條は全日本でスターターを務めたので、箱根も1区ではと思う。
さらに上尾で好走した岡本、故障から回復した安田、スーパールーキー鎧坂と
粒ぞろいの選手が続く。この辺りが復路の繋ぎを担当できるようなら大きい。
うまく調整がいけば、かなりの高順位が期待できるはずだ。
更に、全日本出走した松本、小林、遠藤。1年生にも楽しみな選手がいる。
調子が上がっている選手を起用したい。
後は手負いのエース石川が繋ぎレベルでも出場できれば更にパワーアップできる。
……なんか、こんな風に書けば、3位争い候補のように感じるが、
実際はシードラインを上回る可能性の方が低いチーム。
実は調整がホント下手なのだ。
80%以上力を出し切ったレースは数えるほどしかない。
今年もこれだけのメンバーを揃えて置きながら、箱根予選は9位。
つまりが18番目のチームなのである。
なかなかメンバーの調子の歯車が噛み合わないのだが、
今回こそ、良い連鎖で襷を繋いでほしい
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