2008/12/09
駒澤大学~箱根駅伝16人エントリー予想
全22大学、ラストを飾るのは王者・駒澤大学
◇府中ハーフ
1位★宇賀地強1時間4分08秒
2位★高林祐介1時間4分58秒
3位渡邊潤1時間5分08秒
5位★太田行紀1時間6分02秒
6位高橋徹1時間6分02秒
8位飯田明徳1時間6分16秒
9位砂原健次1時間6分19秒
11位★井上翔太1時間7分07秒
13位園田将之1時間9分19秒
14位★星創太1時間9分20秒
◇1万m記録挑戦会
末松裕一(2年)30分13秒27
府中ハーフの結果を見てちょっと首を捻ってしまった。
タイムが悪いのは、どうやら強風が吹き荒れていたらしい。
宇賀地の実力からすると、1分30秒以上はロスしていると考えていいので、
みんなこれよりは1分30秒速いのだろう。
問題なのは順位である。
良かったのは高林、渡邉、高橋の3人だろう。
高林はおそらく63分前半で20kmを走れるようになっているので、
今回は前回のように3区でも大丈夫だと思う。
また、これまで駅伝経験がない渡邉が高林と僅差、
全日本で早大を逆転した太田に高橋が最後まで喰らいついた。
飯田、砂原も16人にはいるには充分なタイムだと思う。
これで10人目と早大との差はだいぶ解消されたように思う。
これで、全日本のメンバーがよければと思うのだが、
井上と星がまさかの失速。井上は1年だし初の20kmで厳しい条件だったので、仕方ない。
困るのは星。69分台って、これは一体…
アクシデントではなければいいのだが。
なんか山登りするのではないかという意見も多々あるのだが、
だったらなぜに出場したのか。しかもこんなタイムで。
どうも、何かあったとしか思えないんだが…
もう一つ悪いニュース。
記録会で上尾で好走した末松がまさかの失速。
1万30分オーバーしてしまった。
持ちタイムいいのに出雲、全日本でどうしてエントリーされなかったのかと思ったら、
ムラッ気で信用がならないからですか…
まあ私的には末松に関しては、そこまで心配いらないと思うのだがね。
全チーム考察して分かったのだが、今回の記録会では上尾で好走した選手は結構失速している。
『駒大』だから目立つのだろうが、調べるとそんなに騒ぐほどではないように思うのだが。
まあ、これでも信用ならないからと外されるのが駒大の凄いとこなんだと思うようにしよう。
しかし、これで16人はともかく、10人の区間配置は読みづらい。
深津はちょっと千葉国際で調子を落としていたし、池田・我妻・星は状態がよく分からない。
山走る選手もいるかもしれないのだが、果たしてどうなのか。
とりあえず16人エントリー予想してみる。
◇箱根駅伝16人エントリー予想◇
◎エース、○主力、●中堅、△10人有力、▲チャンスあり、×16人有力
4年
○池田、●太田、●高橋、△我妻、▲砂原、
3年
◎宇賀地、○深津、●高林、△星、△岩本、×飯田、×藤山
2年
△渡辺、▲末松、▲藤原
1年
▲井上
やっぱりだいぶ3年生4年生多いなという印象。
1年2年がもう少し出てこないと優勝の決め手には欠けるか。
勿論、優勝候補筆頭に変わりはないのだが、
やはり例年に比べては穴があるか。
エースは勿論宇賀地。1万のタイムでは池田と深津の方が上だが、
ロードで特に速い選手との競り合いになると滅法強い。
1年生からエース区間起用が多いが、毎年着実にタイムをあげてきており、
前回の1時間8分48秒よりも速いタイムではまず間違いなく駆け抜けるはずである。
その周りを固めるのは池田と深津。
池田は1区起用が多いスピードランナー。暑い区間が苦手だということも聞いたが、
基本的にはどこでも走れるのではないか。山登りの可能性もあるし、9区もありえるだろう。
他の選手の状態を見ながらどこでも入るだろう。全日本ではやや精彩を欠いただけにリベンジに期待。
深津は全日本アンカーで優勝のゴールテープを切ったランナー。
稼げる区間は5区山登りだろうが、出来ればこの深津を9区で固定したい。
深津で優勝を決定付ける走りに持ち込む展開にしなければ、優勝はちょっと苦しいのではと思うのだが。
また、アンカー候補の太田が5区に回る意見もあるが、
やっぱりここも固定したい。5区は主力メンバーが来るのなら池田、星。
またよく名前が挙がる岩本あたりでこなせると随分楽なのだが、果たして誰が適正があるのだろうか。
その他府中好走の高林、高橋がその他の主要区間などを務めるはず。
星も順調であれば、間違いなく主要区間担当。
後は少なくともハーフを65分以内では走れるはずの
我妻、砂原、藤原、末松などで激しく10人を争うはずだ。
全日本走った井上はちょっと苦しいか。
状態に?がつく主力選手もいるが、優勝できる戦力は整ってきただろう。
オーダーは最大のライバルとなる早大のオーダーを読みながら組んでくるはず。
果たして2連覇なるのか、大八木監督がどのように選手を配置してくるか注目である。
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