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◆◇箱根駅伝区間予想-帝京大学その2-◇◆

区間予想オーダー

1区馬場-2区酒井-3区西村-4区河野-5区中村
6区赤木-7区岡田-8区板垣-9区梅津-10区前川

1区~3区は調子次第でいくらでも入れ替わり可能か。バランスはいいと思う。

1区馬場圭太(4年) 目標タイム:区間5位
 いきなりエース級のランナーを持ってきた。調子が上がっていれば勿論2区だろうが、全日本では繋ぎの区間5区で9位の成績。やや上がっていないので集団で流れる1区にもってきた。以前、78回大会で調子の上がらなかったエース北島を1区に起用したことがある。それと同じ展開を望んでいる。絶対的なスパート力があるわけではないので、区間上位は苦しいが、走力的には区間5位は狙えるはず。出雲よりは上の区間順位を目指したい。


2区酒井将規(4年) 目標タイム:1時間10分20秒
 少々成績にムラがあるものの。1万mの持ちタイムはチームトップ。一時不調だったが、全日本では7区2位とほぼ復調してきた。調子が上がっているのなら、ぜひ2区を走ってもらいたい。目標としては前回の梅津より1分上回ってほしいと思っている。ハーフの実力的にもそんなものだろう。まあ区間10位を下回る可能性の方が高いとは思うが、それでも10位のチームを見失わないようにしてほしい。


3区西村知彦(2年) 目標タイム:1時間4分40秒
 前回の箱根駅伝で救世主の如く現れ、7区3位の成績で帝京大のシードを決定付けた選手。今期は特に5000mのタイムが伸び、スピードに磨きがかかった。そのスピードを活かして1区かとも思ったが、出雲全日本ではいずれも2区。ということで1区は外した。将来性があるので2区もと思ったが、今までの戦いぶりをみると、繋ぎで逆襲するという展開の方がうまく走れているので、3区にしてみた。どうだろう、勿論7区より3区の方がレベルがずっと高いのだが、順位を上げる走りができれば面白いと思う。


4区河野健一(3年) 目標タイム:56分40秒
 記録会で上り調子だった河野を4区。ここは区間10位くらいで駆け抜けてほしいところ。5区が不安になるのでもう少し速いタイムで駆け抜けてほしいのが本音なのだが、復路にも取っておきたい。


5区中村亮太(2年) 目標タイム:1時間23分00秒
 今期急成長し、出雲全日本共に主要区間を任されている選手。5区の代役は誰かと考え続けていたら、ずっと主力級の活躍を期待され、まあ安定して走っている中村を思いついたので配置してみた。上り適性があるかどうかは分からないが、無理せず、区間10位から15位の間くらいで走ってくれれば御の字だろう。往路10位以内で終えるのはやや厳しいが、最低でも前回辺りの位置にはいたい。




6区赤木翼(4年) 目標タイム:1時間0分30秒
 追い上げる復路の出だしは勿論赤木。前回も6区で区間7位の成績。今回は威勢良く60分切りといきたいところだが、最近の成績をみるとちょっと記録が落ち込んでいるので、まあ何とか前回並みに走ってくれればという感じか。失速だけは避けたい。


7区岡田洋輔(4年) 目標タイム:1時間6分00秒
 4年生ながら全日本で初の大学駅伝を走った選手。この時はチームの流れも悪かったこともあり、うまく走れなかったが、最後なので意気込みも高いだろう。力を出し切れば区間一桁もいけるというところか。昨年、西村が快走をみせただけに期待がかかってしまうが、落ち着いていきたいところだ。


8区板垣辰矢(3年) 目標タイム:1時間7分00秒
 初出場だが、ハーフの持ちタイムは64分30秒の選手。8区出場選手の中では、そんなに遅い部類のタイムではないはず。ここは区間一桁で追い上げ体制を作っておきたいところ。シード渦中かシードライン以下の展開になっているだろうから、終盤に繋げるためには大変重要である。


9区梅津毅(4年) 目標タイム:1時間11分00秒
 復路の重鎮9区は、前回2区を走った梅津。全日本では1区でブレーキになってしまったが、本来はロード型の区間で力を発揮するタイプだと思う。前回の箱根で馬場の代わりを務めただけにチームの信頼は厚いはず。2区の裏返しとなるが、前回の2区のタイムを少し上回るくらいで走れれば上出来か。ここでシードラインには到達しておきたいところだろう。


10区前川剛己(4年) 目標タイム1時間11分40秒
 今回4年生を6人(特に復路は4人)使ったが、最後の4年生前川。前回の箱根予選ではチーム3番手の61分のタイムで走破し、9区にエントリーされたが、当日変えられてしまうという悔しい思いをした選手。先日の記録会でいいタイムを出し、調子も上々。何とかシード権を確保して、ゴールを迎えたいところだろう。


まとめ
 展開的には往路は12位13位あたりで踏みとどまって、復路で何とかシード権内へ、という前回と同じような展開となることを望む。ただ、山は前回より落ちるので、平地のランナーが前回の区間タイムより少しずつ上乗せしていって、全員でシード権を死守ということになるだろう。後は1区2区で前回よりは1分以上速いタイムで上位陣が見える位置に踏みとどまることか。そうすれば全日本のような展開にならず、もう少し健闘できる、いや、昨年以上の成績を残すことも可能のはず。4年生が多く来年はまた厳しくなりそうなので、何とか連続シード権を取りたいところだ。


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