2008/12/16
◆◇箱根駅伝区間予想-拓殖大学その1-◇◆
1秒差の悔しさ乗り越え復活
4年ぶり32回目 |
拓殖大学 |
07全日本9位、08箱根予選5位 |
ようやく、ようやく拓殖大学が復活した。第79回箱根予選以降導入された関東インカレポイント(IP)の冷酷さを一番受けたのが拓殖大だった。第80回、82回、83回と予選通過できるタイムを出しながら、IPによる逆転を喰らい出場できなかった。特に83回は僅か1秒差に泣いた。それから2年、チームは大きく成長し、IPに関係しない5位で通過。苦難を乗り越え、やっと走れる箱根路を暴れたいところだ。
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選手名 | 長所や特徴 | 短所や悪い情報 | どちらともいえない、その他 |
S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手 |
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手 |
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小路優人(4年) | 上り○? | |
谷川智浩(2年): | 故障明け |
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児玉雄介(4年) | |
白川裕司(4年) | スタミナ型 | |
西仁史(4年) | |
西山容平(2年) |
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浅田洋平(4年): | |
佐藤貴文(4年) | |
村山徳宏(3年) | |
蓮池龍顕(1年) |
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宇津木亮(3年) | |
住本裕樹(2年) | |
梅木悠平(1年) | |
那須大地(1年) | |
館石盛行(1年) |
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※チーム(ほぼ)全員 | 調整× | 初出場(谷川、西、小路、児玉は昨年全日本出場) |
上位10人平均:2.1点 16人平均:1.4点
(参考)前回10位校:1.9点
◆ワード説明
…情報から上りが得意らしい
…長い距離に真価を発揮する選手
…本番への調整に不安が残る
…故障明けで本来の走りが出来ないかもしれない
戦力分析
3年ぶりの復帰ながら、戦力はまずまず整っている。出場できなかった年も、持ちタイム上は余裕で通過できる力を保持していた。その証拠に昨年の全日本で9位に入った。この頃になってようやく持ちタイム通りの走りが出来るようになってきて、今回の箱根予選で前回の12位から一気に5位に浮上した。
チームの顔は伊藤、小路の4年生エース。伊藤は予選で他校のエースに喰らいつき5位。小路も安定しており、山登りを希望しているそうだ。また、下級生では故障明けだが谷川が非常に素晴らしい持ちタイムを持っている。加われば強力なメンバーとなる。
その他、児玉、西、西山などなどハーフを64分台で走れる選手が揃っており、シード校に決して引けをとらないメンバーが揃っており、視界は結構良好だ。
不安要素は3年ぶりということで箱根経験者はゼロ。選抜で走った選手も卒業してしまっていること。また、故障者が出てベスメンなかなか組めないことも多い。75回は2区出走予定者が体調不良で別区間へ。また別の区間で大ブレーキが出た。77回も2区出走予定者が今度は欠場。81回は往路で3人変更せざる終えなかった。あまりピーキングが上手くないようなのだ。しかも主力メンバーが欠場したりする傾向があるのが痛い。シード権確保の為には全員故障なく迎えることが大事。そうすれば前回の帝京大のような活躍もあるはずだ。
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