2009/12/15
箱根区間予想~亜細亜大学
繋ぎが育てば復活シードも
09箱根予選10位、09箱根16位、08箱根6位
S(5点):エース区間又は山で大稼ぎできる選手 |
A(4点):エース区間又は山で区間上位で走れる選手 |
B(3点):主要区間で区間上位で走れる選手 |
山中宣幸(4年)/≪09箱根予選7位、09箱根9区8位≫主将。ロードでは非常に強い選手
池淵智紀(3年)/≪09箱根予選53位、09箱根2区10位≫箱根にめっぽう強い選手
濱崎達規(3年)/≪09箱根予選56位≫昨年も出走予定(1区の予定だった?)だった?
宮川尚人(2年)/≪09箱根予選68位≫昨年も出走予定(6区の予定だった?)だった。スピードがある。
D(1点):繋ぎ区間で何とか区間中位で繋ぐくらいの選手 |
岸本彬(3年)/≪09箱根予選89位≫長い距離は安定している
中塚陵太(4年)/≪≫最近調子を上げてきた。6区希望しているらしい
豊原怜(3年)/≪09箱根予選170位≫
'''小田島昂祐(3年)/≪09箱根予選190位≫
田代宏輔(3年)/≪09箱根予選226位≫
安部秀保(3年)/≪09箱根予選233位≫
船村真也(3年)/≪≫最近調子を上げてきた
上野大地(3年)/≪≫ロード型
折田拓也(2年)/≪09箱根予選141位≫
古館昭久(2年)/≪09箱根予選325位≫
平郡達也(1年)/≪≫最近調子を上げてきた
吉本駿亮(1年)/≪≫
上位10人平均(16人平均):1.1点(0.7点) 昨年:1.9点(1.3点)
※昨年の自分の記事見てみると基準あまりしっかりしていないようですが一応
5千10人平均(16人平均):20位14分31秒07(⑳14分39秒81)
1万10人平均(16人平均):19位29分55秒53(⑳30分16秒29)
ハーフ10人平均(16人平均):18位65分00秒2(⑱65分51秒2)
戦力分析
瀬口、橋本、塚本…
昨年のメンバーが卒業生以外で3人も抜けている亜大。
特に瀬口がいないのが痛すぎる。昨年山登りを走った選手で今季も成長を続け、箱根予選でもチーム2番手をとった選手。下位校がシード権を獲得するためにはまず自分が100の状態で望まなければならないのだが、これはかなり苦しくなるかもしれない。山なので彼が抜けて4点も点数ダウン。最下位も意識しながらのレースになってしまうかもしれない。
最も悲観する部分だけではない。上の5人は亜大はしっかりしている。特に3年生が元気だ。エースは池淵だが、彼は箱根の相性抜群。前回の箱根も持ちタイムは最下位レベルながらエース区間2区で7人抜きを達成した。今季は自己ベストを更新していないが、箱根へ向けてはおそらく大丈夫だと思う。その後、濱崎、岸本、2年の宮川も面白い存在。この3人昨年もメンバー候補に名前が挙がっていたのだが順調に成長している。そして忘れてはいけないのが、4年生の山中。この世代唯一の正選手。箱根予選は7位と激走。チームを箱根へ導いたのだ。監督がエースは池淵ということで2区はないだろうが、ポイント区間で重要な役割を果たすだろう。
ただ、この次がいないのが亜大。主力と差があるのは昨日の青学と同じなのだが、開きが更にある。箱根予選もその他の選手はみな200位前後と低迷。10人目の通過は上位16チームの中で最も遅かったのだ(よく通過できたな)。比較的上位だった折田や小田島、調子が上がっている中塚や船村、ハーフの持ちタイムは持っている古舘あたりで何とか踏ん張ってくれればシード権の可能性もかすかに出てくるのだが…。トラックの持ちタイムは悪くてもハーフは良かった亜大だが、ハーフも伸びてこないので、復路はかなり厳しい戦いになるかもしれないが、とりあえず予想してみる
区間予想
バランス型:宮川-池淵-岸本-豊原-山中 中塚-折田-古舘-濱崎-船村
突進型:宮川-池淵-濱崎-平郡-山中 中塚-折田-船村-岸本-豊原←これで行きます
バランス型は、上位4人の柱を1人復路に残してラストまでシード権獲得を狙いにいくというのもの。ただ、こうすると正直3区4区が不安。岸本3区でも問題ないかもしれないが、3区は昨年池淵が作った流れをぶち壊した区間だし、もっと強い選手をおきたい。
というわけで、結局突進型オーダー。瀬口がいれば、3区山中、9区濱崎というオーダーが組めるのだが、瀬口がいなくなった今、バランス型は組めない。そうすると、4人とも全員往路に投入せざるを得ないのだ。
1区はスピードは亜大の中で1位2位を誇る宮川。昨年急遽走る事になった橋本よりはずっと走れるはず。そして2区がエース池淵。昨年以上の区間一桁で走り、この地点でシード権の前へいっておきたいところだろう。その流れを濱崎が加速。4区は調子をあげている平郡が繋ぐ。
そして5区に4年生山中を投入。正直、急造選手で走れそうな選手が見当たらない。岸本あたりに適正があればちょいとオーダーが楽になるのだが果たしてどうなのだろう。ただ、下位校の5区は主将や4年が走ることは比較的多いので、山中にしておく。ただエースが走るのであればやはり区間一桁ではいきたい。何とかこの地点で10位よりも上にいっておきたいところだ。
復路は全体的に力不足感が否めないが、それでもやってくれると信じたい。監督は「箱根予選下位の選手は予想を下回った」と発言されているが、裏を返せば「もう少し走れる見込みがある」ということでもある。中塚が鬼門の6区をうまく滑り出し、主力以外で予選会トップの折田が7区、調子のいい船村が8区、9区に5人目の選手岸本、10区豊原というオーダーでシード権ラインにどこまでしぶとく喰らいつけるか。
そういえば、監督は1年生も2人(平郡、吉本だろう)使いたいと発言しているが、メンバーに食い込めるかどうかというところだ。確かに今年より来年のチームなので、上位で走れる見込みが無くても使うという手もあるか。一応平郡だけ入れてあるが、吉本も入るだろうか。
ここまで書いて思ったがさすがに濱崎くらいは復路に残すかな。といってもあまり余裕はないので、前半からガンガン勝負してもらいたい。シード権となると非常に厳しい状況に立たされているが、来年度勝負できるような配置でいってもらいたい。
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