2010/06/21
上武大学~全日予選展望
続いて上武大学
4組:1位長谷川裕介(4年)28分13秒92、17位坂口竜成(3年)29分23秒68
3組:7位園田隼(3年)29分31秒81、16位氏原健介(2年)29分47秒66
2組:11位原茂明(4年)29分48秒80、23位渡辺力将(2年)30分05秒69
1組:12位古瀬弘賢(3年)30分08秒24、15位石川拓馬(2年)30分09秒34
補欠:平迫幸紀(2年)30分03秒79(1組9位相当)、山岸宏貴(1年)30分14秒22(1組20位相当)
上位8人1万平均:6位29分37秒95(ボーダーまで2秒99)
エントリー選手紹介&分析
4組:全エントリー選手及び現役日本人学生の中で持ちタイムトップの長谷川が当然一番の注目。安定感はまだもう少しだが、早大OBの竹澤を彷彿させるフォームのスピードランナーで5千でも一時日本人学生トップになった。1万は4月に28分台を出している。坂口は上武大初出場時の1区ランナー。関カレの5千で大幅に自己ベストを更新した。
3組:園田は上武大の中では高校時代トップクラスの選手。最初はうまくいかなかったが、昨年の箱根前から力を発揮し始めている。氏原は上武大2人目の区間一桁で走ったランナー。関カレハーフでも健闘した。
2組:原は2年時箱根を走ったが昨年1年はほどんど試合に出れなかった。が、今年ほぼ復活。いい感じで推移している。渡辺は箱根前から調子を落としていたがじわじわあがってきている。
1組:古瀬は箱根8区を走っている。今季はまだ自己ベストは出していない。石川は3障の選手で関カレにも出場した。4月に1万のベストを出している
補欠:平迫と山岸は5月末の記録会で自己ベスト。メンバーに入っている渡辺、古瀬、石川より良いタイムで走っている。調子を保っていれば入れ替えも充分ありそう
大ジャンプアップのチャンス!
06年に全日予選初出場以降、19位→17位→15位→12位と順調に順位をあげていっている上武大だが、今回は平均タイム6番手につけ、一気に順位をあげるチャンスが巡っている。原動力は勿論長谷川。箱根前の足の故障も癒え、順調なら4組トップ争いに顔を出すはずである。また、坂口も成長。4組でも、追い上げるのはきついが、中位で耐えられる所までは力を付けてきている。
また、3組から1組のランクもいつになくいい。これは上武大が1万のベストの高い順に順調にエントリーできているというのもある。エントリー時点で主力陣に故障者が全くいないということだ。これも好材料となりうる。各組一桁順位を出すことも可能だ。
不安材料は、大きなプレッシャーのかかる状態での全日本予選が初めてということか。箱根予選も2年連続13位で足踏みしていた。ただ、それでもチーム力はあがっているので、また順位はあげれそうな気がする。ボーダーを突破できるかどうかは非常に微妙な所にいるが、更に成長した姿をみせてくれそうだ。
コメント