2010/10/05
【箱根予選展望】順天堂大学
続いて
2年ぶり53回目の出場を狙う
順天堂大学
昨年、半世紀以上にわたって続いていた連続出場が途切れてしまった。これにより澤木監督が現場復帰、テコ入れを行う。その成果が的場や田中の成長、また全日予選でやや復調の兆しを見せていた。2年連続で出場は逃したくない。果たして復帰することができるか
エントリー選手独断戦力分析
S:トップ候補(7点)
A:10位以内候補(6点)
B:25位以内候補(5点)
的場亮太(3年)29分36秒26≪09予選112位≫…エース格に成長。夏の5千で自己ベストに近いタイムを出していた
C:50位以内候補(4点)
田中秀幸(2年)29分25秒01≪09予選180位≫…関カレ5千入賞。長い距離の安定感は分からないがハーフ64分台のタイムは持っている
D:75位以内候補(3点)
仲間孝大(4年)29分48秒38★…叩き上げの選手。今期一気にタイムを伸ばした
E:100位以内候補(2点)
岡部寛之(4年)29分22秒07≪09予選100位、09箱根6区19位≫…春先は絶不調だったが夏に復調の兆しを見せていた
小澤一真(1年)29分43秒40★≪10対抗1区11位≫…順大ルーキー1番手。春先は筋力が足りないという評価だった
F:150位以内候補(1点)
堀正樹(2年)29分44秒00≪09予選162位≫…昨年チーム6番手
唐川和宏(3年)29分56秒19≪09予選144位≫…昨年チーム7番手
G:151位以下or未知数(0点)
岩崎祐樹(1年)30分04秒22★…全日予選出走
有馬啓司(2年)30分28秒66…1万によく出場している
新井岳(4年)30分41秒17…主将。大きな大会のエントリーは久々
佐藤優太(2年)30分41秒65≪09予選284位≫…1500が得意な選手
大住和(2年)30分55秒97…5千14分15秒はチーム4番手
石井格人(2年)31分03秒86…5千が得意な選手
狩野良太(1年)31分59秒73…全日予選に抜擢されていた
合計18点(昨年の成績を当てはめると10点)
インカレポイント3分40秒
主なエントリー漏れ
山崎翔太(2年)29分06秒60…持ちタイムチームトップ
大池達也(2年)30分12秒23…関カレハーフ、全日予選に出走していた
小高悠馬(3年)30分24秒45≪09予選196位、09箱根10区20位≫…昨年チーム10番手
琴岡義規(4年)30分28秒23≪09予選212位≫…叩き上げの選手
春から走っていた選手や昨年の上位選手はエントリーされた
まあ、山崎や仁木あたり、姿を見せていないランナーはやっぱりエントリーされなかったが、春にまあまあ走っていた田中・的場・仲間・小澤あたり、昨年の上位選手の岡部・堀・唐川あたりはエントリー。一応、現状でのメンバーは揃ってエントリーしてきた模様だ。
現在のところ:まだ苦しいようには思うけど…
ポイントは昨年より上だが、微妙と言われているチームとは点差がある。でも、IPが非常に高いからだいぶ追いついてきているというところでしょうかね
・今年は上がいるが下が不安か?・・・全日予選で感じたのですが、昨年は1組がそこそこだったが、組が進むにすれ順位が落ちていった。今年は1組目が悪かったがじわじわ浮上していった。田中・的場・仲間あたりが大きく成長しているので上は昨年より高そう。だが、151位以下(未知数)にランクした選手がそれ以上に上がれる選手いるかな…と。1年だったりスピードランナーだったりしてスタミナ面が不安。ここがどうなっているかかなと感じます
・澤木監督のテコ入れはどこまで?・・・注目要素はこっちですかね。「下がどうなっているか」という点もここに含まれる。このテコ入れでどこまで変わったと読むかだが…これは読みづらいなぁ。身内の記録会にしか(しかも調整はしていないだろう)出場していないのでレベルアップが読みにくいのだ(まあ、かつての、つまり澤木さんが指導されていた頃の順大は今とは別の意味で持ちタイムが全く当てにならなかったんですけどね)。もしかすると結構浮上している可能性はある。堀、岡部、唐川は8月の身内の記録会でそれなりっぽいタイムは出していますので、状態は上がっているかも??
普通に考えると落ちるんだろうけど、この点で予想が難しくなっていますかね…。IPもあるので、粘り強く他校の選手に喰らいついていってチャンスを狙いたいところだろう。
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