続いて
トラックのタイムは3強並
明 治 大 学
最近の成績:10全日本6位、10出雲8位、10箱根10位
エントリー選手独断ランク付け
基準は①駅伝実績、②長い距離の実績、③最近の調子…のつもり
7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
鎧坂哲哉(3年)28分34秒12★≪10全日本2区1位、10出雲3区2位、10箱根3区3位、09全日本2区3位、09出雲1区9位≫…明大のエースで世界学生クロカン王者。全日本は脚を痛めている中で区間新を出した
5点:エース区間も走れる選手
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
小林優太(4年)28分57秒83★≪10全日本8区9位、10出雲6区8位、08全日本6区11位≫2年時箱根5区経験。3年時は故障だったが、今年は前哨戦でアンカーを走っている
菊地賢人(2年)28分46秒19★≪10全日本4区6位、10出雲1区16位、10箱根7区10位、09出雲2区10位≫持ちタイムはエース級。全日本で主要大会で初めて結果を出した
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
松本翔(4年)28分34秒38★≪10全日本1区11位、10出雲2区4位、08全日本5区11位≫1500のランナーだが、ハーフも対応している
細川勇介(3年)29分24秒87★≪10全日本7区4位、09全日本8区13位、09箱根8区7位≫一定のペースで走るのが得意。全日本は積極的に走ったらしい
大江啓貴(2年)29分16秒69★≪10全日本5区4位、10出雲4区6位、10箱根6区11位≫箱根6区経験者。前哨戦は繋ぎで役割を果たしている
北魁道(1年)28分42秒92★≪10全日本3区6位、10出雲5区6位、10対抗5区4位、09全国1区5位≫鎧坂の後輩で将来のエース候補。
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
近藤俊一(4年)29分52秒16≪09全日本3区9位≫今季は試合への出場が少なかったが、上尾で64分半ばで走った
田原淳平(3年)29分48秒21≪09出雲5区12位≫長い距離で安定している選手
渡辺真矢(2年)29分30秒12★≪10箱根10区17位、09全日本6区4位≫…昨年駅伝経験。故障していたが上尾で64分前半で復帰
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
岩崎耕三(3年)29分48秒21…ハーフによく出場している
石間涼(1年)29分23秒68★≪10全日本6区10位、09全国1区32位≫全日本経験者。上尾で65分切った
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
岸本大直(4年)29分35秒32★…直前の記録会で好走した
高城孔(1年)30分31秒13≪10対抗4区15位、09全国3区17位≫秋に脚を故障していたが上尾で66分台
廣瀬大貴(1年)30分57秒82…上尾ハーフで66分切った
杉浦直(2年)30分38秒06★…上尾ハーフで65分前半
上位10人:32点
昨年の成績:27点くらい
5千(今季5千)-1万(今季1万)-ハーフ
4位(4位)-3位(2位)-13位
7月の法明戦・学連記録会の写真を
orangedays_note-法政大陸上部応援観戦記&オレンジ
みかこ様より提供頂きました。みかこ様、どうも有難うございます!
エースの鎧坂。法明戦1500のスタート前
学連記録会で、藤本(国士)と好勝負を演じる菊地選手
前回最後は10位に終わったものの、往路で旋風を巻き起こした明治大学。そのメンバーの多くが卒業し、戦力低下が懸念されていた。ただ、前哨戦の出雲は1区で出遅れながら8位、全日本もエース鎧坂の奮闘などもあり6位で2年連続シード権。トラックの持ちタイムからすると低順位とはいえ、駅伝自体は昨年よりできているという印象。若手に期待の選手もいるので、前哨戦と同様の戦いをして、シード及び上位を目指したい。
区間オーダー予想
攻めと守りを交互に
松本-鎧坂-菊池-北-小林
大江-渡辺-細川-田原-近藤
64分20秒(13)-68分20秒(3)-64分50秒(11)-56分50秒(4)-84分10秒(12) 往路8位
59分50秒(3)-66分40秒(13)-67分40秒(7)-72分40秒(13)-73分30秒(11) 復路9位
11時間18分50秒(前回7位11時間20分04秒)
※タイム設定は前回の気象条件・展開で、前回の総合10位を上回るようにしています。
偶数区間を攻める区間、奇数区間は守る区間と攻めと守りを交互にして、流れを切らさないようにする作戦。また守りと位置付けた選手もポテンシャルはあるので流れ次第では力を引き出すこともできるかなと思っての事だ。
1区はハーフチームトップの北にした方がいいのかもしれないが、個人的には松本が何とか粘ってほしいと思っている。そして北は4区に。北は将来的に箱根2区か5区を走るべき存在。最短区間でもアップダウンのある区間をと、それと前述の攻守を交互にということも考えて。松本もコース的にも平坦でスピードランナーのには向いているかと。とにかく中位で繋いで、鎧坂に繋ぎたい。
その鎧坂はちょっとした故障はあったようだが前哨戦はしっかりとエースの働きをした。登りも強い選手なので箱根2区は期待。脚の状態が治れば67分台は可能な潜在能力を秘めているだろう。そして3区は菊地。感覚的には全日本の4区のような走りを最低ライン。行けそうなら攻めてほしいかなと思っている。
前回、流れを失ってしまった山ですが、今回は小林と大江という経験者が残っているのでそれでいきましょう(2人とも上尾に出場していないのでそうかなぁと)。小林は前哨戦でアンカーを任される等、2年前からは成長。大江も昨年より基礎走力が大きく伸びていますので、今回はある程度いけるのではないかと感じます。
その後は8区好走経験のある細川勇を起点に、上尾で64分前半~64分半ばを出したメンバー中心で。7区には故障から復帰した渡辺、大江と同じ学年なので刺激を受けさせるつもりで。8区細川勇は経験を活かして前を追わせる。9区には明大の中では長い距離安定している田原、アンカーに4年生の近藤を置いてシード死守という感じにしてみました
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まあ、トラック型のチームで長いロードに弱いというデータがある(ハーフの距離は鎧坂が走っていませんけどね)というのが不安なのは勿論ですが、これはトラックに力を入れているということも言えるので、とりあえずいいでしょう(最近、色々考えているですよね。トラック弱くてもロード強いランナーは評価されるのに、ロード弱くてトラック強い選手はあまり評価されない、これはおかしいのかなと思ったり)。
…話逸れてしまいますね。難しい問題はまた夏とか時間ある時に。今回の明大の勝負ポイントは1区3区4区かな。2区と5区以降は昨年並み、うまくいけばそれ以上は望めるだけに、ここがどこまで踏みとどまれるかで浮沈が決まりそうです。やっぱ北はもっと前半かな??(そういや、明大は9区10区が鬼門ですが、「力のあるランナーを配置したい」との発言。そうすると予想オーダーも大幅に変わるかも…?)。ひとまず往路がどのくらいまでいけるかを注目だと思います。
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