2011/06/16
全日本予選展望~上武大学
続いて上武大学
平均タイム:7位29分40秒82(ボーダーまで1人0秒99)
4組:16位坂口竜成(4年)29分22秒09、22位倉田翔平(1年)29分37秒86
3組:18位山岸宏貴(2年)29分48秒83、38位大西淳貴(1年)31分48秒54
2組:4位園田隼(4年)29分31秒81、7位石川拓馬(3年)29分39秒87
1組:6位氏原健介(3年)29分38秒20、40位松元航(1年)14分49秒53※
補欠:佐藤舜(1年)29分42秒20、渡辺力将(3年)30分05秒69
勝負をかけたのか、不調なのか
春先に勢いがあったチームと言えば、上武大をあげる人は少なくないだろう。関カレでは2部ながら1万でエースの坂口選手が8位入賞、園田選手も10位と健闘すると、ハーフでは氏原と渡辺選手がダブル入賞、更に倉田・佐藤選手と言った粋な若手が出てきている。平均タイムもいつの間にかボーダーライン上に浮上しており、初めていい勝負ができそうな勢いだ。
ただ、オーダーはちょっとびっくり。予想通りはエースの坂口の4組だけ、他の上級生の主力の氏原・園田・石川選手が1組2組にエントリーし、要の3組4組には山岸・倉田の若い選手に任せ、3障優勝する活躍を見せた佐藤選手は補欠となっている。ポジティブに考えると序盤に安全圏に逃げ込む作戦、ネガティブに考えると上級生の調子が落ち込んでしまったか…さあ、どっちだ。
順調なら序盤でかなり稼げる
全員の調子がまずまず順調と考えるなら、まあ面白いでしょうね。1組松元→渡辺、3組大西→佐藤と当日変更すると、1組はハーフ入賞の2人組、2組はスピードのある2人。持ちタイムのランク通りいければ2組終了時ではトップ争いに顔を出すことも可能。
そして3組が10位台で踏みとどまる。あわよくば佐藤選手が一桁順位にいければ、4組の倉田選手の負担はだいぶ軽くなる。坂口選手は安定して強くなってきているので計算できるとして、他の若手がプレッシャーを与えないくらい1組2組で貯金を作ることが大事になりそうだ。何か初出場に向け賭けに出ている感じだが、果たして成功するのか注目である。
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