2011/10/16
箱根駅伝予選会詳細Ⅲ
もっと詳しく切り込んでみました。
5㎞ごとの選手通過や順位を出してみます。
5㎞区間ごとの順位
選手個人
チーム成績(各区間上位10人選手の平均値)
全体的に飛ばして入ったのは国士大、大東大、東農大でした。そのうち、トラックでもある程度スピードのあった国士と東農大はそのまま持ちました。国士は最後少し落ちましたが、それまでの貯金が大きかったですね。逆に大東大は転がり落ちるように転落、最後はは主要チーム以外の所よりも遅かったです。日大は3人も先頭集団から飛び出していたので平均値が上がっただけで他は最初からそんなに早くないです。佐藤選手以外は5㎞以降伸びなかったという感じです。その他はまあ団子ですかね。神大と法大がかなりスローだったのだなという感じでしょうか。
それと、ラスト5㎞が速かったチームが上武・神大・山学・中学とチームカラーが出ているなぁと思いました。特に上武は園田、渡辺選手が15分切っていたのをはじめ7人が50位以内。2番目の神大でさえも1人平均8秒(10人で1分20秒)も引き離していました。ラスト5㎞が一番差がつくのでうまく戦いましたね。また順大が最後失速、法大があげてきて最後が激戦だったこともうかがえます。
5㎞ごとの総合成績
個人成績
総合成績(IPなし、これが真の順位変動)
IPを入れなければこんな感じでした、というものです。なお、1人平均で出していますので、各チームとの差はそれを10倍したものになります。
こうみると上武かいかに後半勝負に徹していたか。15㎞地点でまだ5位でトップと2分半ほど差があったのですが、簡単にひっくり返してしまいました。他上位は山学と農大が10㎞以降は安定して戦っていましたね。逆に城西、帝京は結構順位変動あったような感じです。5㎞抑えていた中では神大と法大がじわじわ浮上。ただ、法大は上がり切らなかったか。それからIPのせいで15㎞まで圏外だった中学大はIPなしだとずっと圏内につけていました。最後に9位前後を引き離しましたね。日大はIPなしだと15㎞地点で既に圏外、順大は15㎞地点ではIPなしでも9位だったのですね。最後専大に逆転されたけどIPではセーフでした。
とまあこんな感じですかね。全体の流れを観たらまた色々見えてくることがあるのではないかと思います。
個人で見ればさらに面白そうですが、箱根予選はこんな感じで。
コメントがたまっていますので、ゆっくり返信していこうと思います
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