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2011/10/30
出雲から全日本へ～日本体育大学
続いて
日本体育大学
出雲駅伝成績
総合6位2時間13分09秒
1区矢野圭吾(2年)23分43秒区間11位(11)55秒差
2区福士優太郎(3年)16分18秒区間4位(11→7)33秒差
3区本田匠(2年)23分23秒区間3位(7→5)42秒差
4区高田翔二(3年)18分45秒区間3位(5→3)48秒差
5区高柳祐也(3年)19分41秒区間4位(3→4)1分27秒差
6区服部翔太(2年)31分19秒区間9位(4→6)2分26秒差
全員2年3年で臨んだ日体大ですが、結構な収穫はあったと思います。直前の記録会で5千13分台を出して1区を務めた矢野選手は区間11位ながら前とは僅差。もう一度1区使ってみてもいいかなと思う。その次、昨年2区区間賞獲得した福士選手が同区間で4つ順位を浮上。区間順位が落ちたは昨年よりレベルが高かったので仕方ない、その中でしっかり力を出したと思います。
そしてハイライトはここから。3区本田選手は駒大のエース格の撹上選手に競り勝って5位浮上。4区は今年の箱根5区で悔しい走りをした高田選手が区間3位で総合3位に浮上。非常に激しかった早大東洋のトップ争いからほとんど差が開いていないのはびっくり。初駅伝となった高柳選手も区間4位と踏ん張る走り。エースに成長してほしい本田選手、そして中堅どころで出てきてほしかった高田・高柳選手が好走したのは今後に向けて大きいだろう。
ただ、今年になってから不調が続いている服部選手はやはりまだ戻ってこないですね。抜かれた面子は仕方ないのですが区間タイムが伸びませんでした。昨年1区で競っていた設楽啓選手(設楽選手も故障明けで万全じゃなかった)に1分引き離されたのは…。全日本駅伝での使いどころが難しいです。
エントリーメンバー紹介
4年
安藤海渡(4年)29分49秒48…前回の箱根駅伝のエントリーに入った
鈴木友也(4年)29分54秒98…層の薄い4年生の中で一番今年順調3年
福士優太郎(3年)29分16秒78≪11出雲2区4位、11箱根6区4位、10全日本3区4位、10出雲2区1位≫…駅伝の成績は非常に安定している。監督が飛躍してほしい選手にあげている
高田翔二(3年)29分25秒31≪11出雲4区3位、11箱根5区18位≫…出雲駅伝では今年の箱根から見違える走りをした
岩間一輝(3年)29分45秒55…やや低めの成績で安定してしまっている
高柳祐也(3年)30分06秒01★≪11出雲5区4位≫…今年急成長してきた選手で出雲も粘走した
牧野圭祐(3年)30分36秒38…1500が得意なスピードランナー2年
服部翔太(2年)28分37秒75≪11出雲6区9位、11箱根3区2位、10全日本8区7位、10出雲1区4位≫…日体大のエース。ただ、今年は不調が続いている模様
本田匠(2年)28分56秒93★≪11出雲3区3位、11箱根4区6位≫…出雲は主要区間で順位を上げる走りをみせる。今や日体大のエースと言っていいかもしれない
矢野圭吾(2年)29分28秒12≪11出雲1区11位、11箱根7区14位、10全日本5区10位≫…日カレ1万入賞、先日の5千で大幅自己ベスト。現在売出し中の選手
吉村喜一(2年)29分39秒52…秋になって5千14分20秒代で安定している1年
加藤光(1年)30分25秒52≪11都道府県4区2位、10都道府県1区38位≫…今年の都道府県駅伝で好走
冨田祥平(1年)14分27秒48※…合宿中のハーフでレース経験あり主なエントリー漏れ
早川智浩(3年)29分10秒00≪10全日本6区4位、10出雲5区3位≫
谷永雄一(3年)29分47秒73≪11箱根10区8位≫
出雲の勢いをそのままに全日本シード権獲得を目指したい所だが、早川・谷永といった一部の主力がエントリー漏れ、また高島平20㎞を観戦した方からエースの本田選手が怪我をしたのではないかという情報も流れており、ちょっと不安要素ありか。まあそれでも高田、福士、矢野選手が好調、服部選手も出雲よりはいけるか？他にも実績は少なくても1万29分台を出した事がある選手もいる。繋いで行って上位進出のチャンスを伺ってみる。
区間オーダー予想
矢野-福士-高柳-高田-本田-加藤-鈴木-服部
本田選手が本調子じゃないという話があるので若干当初考えていたものからオーダーいじりました。ま、1区は出雲に引き続き矢野選手でいいかな。区間11位でしたがそんなに差は開かなかったので、もう一度置いてみていいと思います。で、本田選手を置こうと思った2区には福士選手をスライドさせます。これまで主要区間は走っていないですが、駅伝では安定しているし、別府監督も期待されていますので、今回こそ主要区間に来るのではないですか。
3区には今季伸びてきた高柳選手。出雲に引き続く粘走りを期待。そして4区に好調の高田選手。出雲ではかなり気合のこもった走りをみせていましたが、それをエース区間で是非発揮してほしい。そして今回は本田選手は5区に回しておきます。まあ、状態次第でもっと前の区間になるのでしょうけどね。全員しっかり前に喰らいつきたい。
6区7区は初出場の選手枠とした。6区は1年生の加藤選手。今年の都道府県駅伝好走してロードに強いと言われています。7区には4年生の鈴木選手。実は日体大は今の4年生の世代の大学駅伝出場がまだない。何とか箱根に向けて出場を果たしたい所だろう。アンカーは服部選手。出雲の状態からもうちょっと短い区間の方がいいのか迷ったのだが、状態のいい選手を前半区間で、と思ったのでこうしました。
基本的な戦い方は出雲と同じですかね。1区耐えて尻上がりに順位を上げて行く事ができればという感じか。おそらくほとんどは3年生以下ということになるので、うまく経験させながらシード権を狙いたい所だろう。
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