2011/12/16
箱根駅伝展望~中央学院大学
若い力で一つでも上へ
中央学院大学
エントリー選手独断ランク付け
7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
5点:エース区間や山も走れる選手
藤井啓介(3年)28分42秒42★≪11予選6位、11箱根4区9位、10予選24位≫…エースで主将。今年大きく成長した。積極的な走りが持ち味。アップダウンが苦手らしい
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
室田祐司(3年)29分42秒89★≪11予選26位、10予選173位、09出雲6区15位≫…昨年の予選は失速したが今年は上位に入った。上尾ハーフで63分台マーク
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
山田侑紀(1年)29分37秒04★≪11予選65位≫…10月に1年生の中で1万トップのタイムを出した
芝山智紀(1年)29分38秒20★≪11予選50位≫…期待のルーキー。箱根予選出走した1年生の中でトップの成績。やや波がある
太田成紀(4年)29分39秒34★≪11予選43位≫…高校時代5千15分41秒だったが、最終学年になってブレイク。箱根予選チーム3番手
冨山莉己(4年)29分56秒73≪11予選80位、11箱根7区16位、10予選84位≫…昨年から台頭してきた選手。今季前半は低調だったが、箱根予選は昨年並みの成績
田中瑞穂(2年)30分00秒70★≪11予選141位、11箱根5区10位、10予選26位≫…前回箱根予選、箱根本選共に好走した。今年は春に故障してから調子が上がっていない
板屋祐樹(3年)30分07秒13★≪11箱根6区9位、09出雲5区10位≫…前回の箱根区間一桁。故障で箱根予選走れなかったが、1万自己ベストで復帰した
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
沖田涼太(2年)29分50秒77★≪11予選163位≫…上尾ハーフで65分前半
清家恒哉(1年)30分11秒26★≪11予選151位、11都道府県1区41位、10高校1区35位≫…上
尾ハーフで65分ちょうど
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
岡本雄大(2年)29分49秒22★…春に1万29分台。全日本予選にエントリーされた
沼田大貴(2年)29分56秒38★…秋になって調子をあげてメンバーに滑り込んだ
木部誠人(1年)30分08秒12★≪11予選123位≫…箱根予選チーム9番手
谷口真一(2年)30分10秒05★≪11予選113位≫…箱根予選チーム7番手
及川佑太(1年)30分30秒63★≪11予選114位≫…箱根予選・上尾ハーフとも比較的安定していた
岩田将央(3年)30分31秒54★…トラックよりもロードが得意
上位10人合計:23点
(参考:優勝争い40点程、シード争い30点程)
5千順位-1万順位(今季)-ハーフ順位
ランク:19位-18位(16位)-17位
今年は箱根出場自体がピンチの年だった。予選では主力の塚本選手が故障で外れ、田中選手が絶不調、1年生を多くエントリーしなければならなかった。その中で予選会を通過してきた底力は凄いと思う。今回も一時回復したはずの塚本選手が外れるなど苦しいチーム状況となっている。ただ、育ちつつある若い力を使って凌いでいきたい所だ。
区間オーダー予想※()は目標通過順位
芝山(15)-藤井(10)-室田(7)-沖田(9)-田中(9)
板屋(8)-清家(9)-山田(10)-太田(10)-冨山(10)
不動のスターターがいなくなり、どうしようかなと思ったのですが、期待を込めての芝山選手。やや成績に波がありますが、3障でのスピードもあるので向いているかなぁと。将来性もあると思うので重役に置きました。2区は藤井選手で決まり。タイムは勿論ですが、全日本予選や箱根予選で見せた積極性は評価していいかと。アップダウンがまだ苦手らしいですが、恐れずに行ってもらいたいところだ。
そして3区好調の室田選手で順位アップを。上尾ハーフで63分台出した力を発揮してほしい。4区は上尾ハーフでそこそこ走った沖田選手に繋いでもらって、山は昨年と同じ田中・板屋選手。田中選手は長い不調が続いているが彼しかいないかなと(どうしてもダメなら1年生抜擢か?)。板屋選手は故障から戻ってきているので心配はしていない。区間一桁で下ってほしいところだ。
7区8区の繋ぎは1年生を使ってみたい。多くエントリーがあるので迷うが、全日本予選に出るなど前半戦から戦力となっている清家選手と箱根予選65位で走り切った山田選手を選びました。それぞれ結果を出しつつあるので勢いに乗りたい。最後の9区10区はやっぱり4年生が頼り。箱根予選でそれぞれ結果を出した太田選手と冨山選手にまとめてもらいたい。今回は4年生が2人しかエントリーしていないが元来4年間かけて選手が強くなる
のが魅力のチーム。その伝統を受け継いでほしい。
勿論やるからにはシード権以上の成績を狙っていくでしょうが、面子的には来年への下地づくりということになるかなと思う。そんな中でどれくらい上位陣に喰らいついていけるか。野武士軍団の終わりなき挑戦が続いていく。
コメント