村澤は2区なのか5区なのか
東海大学
エントリー選手独断ランク付
7点:エース区間、山で大きく稼げる選手
村澤明伸(3年)28分00秒78★≪11全日本8区4位、11出雲6区2位、11箱根2区1位、10全日本8区2位、10箱根2区2位≫…学生長距離界のエース。特にロードで無類の強さを発揮して前回の箱根2区で66分台で17人抜きを記録した。今年の駅伝シーズンはやや精彩を欠いている
6点:エース区間、山でしっかり走れる選手
早川翼(3年)28分41秒26★≪11全日本1区2位、11出雲1区5位、11箱根5区5位、10全日本1区2位、10予選3位≫…村澤選手を追って成長。関カレ1万チャンピョンとなった。どこでも走れる安定感が売り
5点:エース区間や山も走れる選手
元村大地(2年)29分25秒25★≪11全日本4区7位、11箱根3区3位、10全日本4区11位、10予選51位≫…前回の箱根から高い成績を維持し続けている。夏過ぎに故障したが回復は順調
4点:主要区間で区間中位~上位で走れる選手
吉川修司(1年)30分40秒65★≪11全日本2区8位≫…脚の状態が悪く試合出場は少ないが、全日本でエース区間を無難にこなした
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
刀祢健太郎(4年)29分01秒42≪11全日本5区7位、11出雲3区7位、11箱根1区20位、10全日本3区5位、10予選68位≫…主力の一人だが成績が安定しないのが難点。ただ、時々後半すごい追い上げを見せることがある
中川瞭(1年)29分41秒90★≪11全日本3区4位、11出雲4区5位、11都道府県5区24位、10高校3区18位≫…故障で出遅れていたが、出雲・全日本とも格上相手に喰らいつく走りをみせていた
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
小松裕紀(4年)29分33秒08★≪11全日本6区12位、11出雲5区6位、10全日本6区6位、10予選67位≫…トラックよりロードが得意な選手。ただ、全日本は失速してしまった
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
田中飛鳥(4年)28分40秒96≪10全日本5区13位、10予選94位、10箱根9区5位≫…1万28分台をもつ実力者。昨年の故障からようやく上り調子
海老原匠(4年)29分41秒05≪10箱根10区20位≫…前々回の箱根経験者。12月に5千自己ベストで調子は上向きか
石川裕之(1年)29分44秒02★≪11出雲2区8位≫…出雲で積極的な走りを見せていた。上尾で65分台
上原将平(2年)29分53秒31★…昨年の上尾ハーフで64分台で走った
松谷公靖(3年)29分54秒02…上尾ハーフで65分前半
栗原俊(4年)29分59秒09★≪11全日本7区12位、09箱根1区18位、08全日本3区6位、08予選59位≫…主将。長い故障から回復し全日本で久々大学駅伝出場を果たした
岡島秀平(4年)30分44秒95…3障の選手だが、上尾ハーフで65分前半を出した
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
野中久徳(3年)30分23秒69≪10予選105位≫…関カレ5千で出場している
松本佳久(1年)30分51秒52★…上尾ハーフ66分台
上位10人合計:33点
(参考:優勝争い40点程、シード争い30点程)
5千順位-1万順位(今季)-ハーフ順位
ランク:7位-8位(10位)-6位
戦力分析&区間オーダー予想
強力な柱がいるのが東海大。学生の域を超えて日本の将来を期待されている村澤選手に、関カレ1万チャンプの早川選手、伸び盛りの元村選手がいる。この3人が2区3区5区に入るのはほぼ決定ぽい。更にマスコミは村澤選手の山登り挑戦一色となっている。是非はともかく記録に興味はある。ただ、これを活かせるかどうかは周りの選手次第。ちょっと走らせないとよく分からないという選手が多いのが難点。3強に喰らいつくにはここのあたりが重要になってくるだろう。
区間オーダー予想※()は目標通過順位
吉川(8)-村澤(1)-早川(1)-中川(1)-元村(2)
岡島(4)-刀祢(4)-海老原(4)-小松(4)-田中(4)
絶対に当たらないというの承知で2区村澤3区早川5区元村にしてます。正直今の5区の距離は鍛えるより体の負担が大きい。オリンピック選考会等に支障が出るとの判断で2区へ。また早川選手は登りの適正があるとも思えないのであまり5区への気が進まないので3区へ。というわけで元々3障やってて脚力のあるかなぁと元村選手を回しました。勝手に結構登ってくれるんじゃないかと思ってます。
まあ、この3区間は埋めたとして、1区4区は1年生の吉川と中川選手。出雲全日本で格上選手に食らいついた中川選手を1区と思ったのですが、何だか故障情報も出回っている(本当かどうかは分かりません)ので吉川選手にしましたがどうでしょうか。1区がどれくらいでくるのかがよく分からないというのも村澤選手を2区に回している理由なのですが。まあ、吉川と中川選手で良い方の起用となるだろう。
復路は刀祢選手は残しますが基本的に駒を使い切った中での戦いで我慢の展開になると思うが、前回と同じで全部4年生で固めました。6区がよく分からないのだが、3障やりながらハーフでそこそこ結果を残した岡島選手で。そして7区に残りのメンバーで一番強いだろう刀祢選手。普通なら9区なのだろうが、刀祢選手は涼しい時の方が結果を残している感じなのでここで流れを作る役割にしました。
8区はまあ栗原・上原・野中選手など色々候補がいますけど、ここ最近自己ベストを出していた海老原選手を起用。9区は全日本失敗したけど基本ロード強い小松選手、アンカーは何とか間に合いそうな感じの田中選手を持ってきました。これで何とか粘り切るというレースかな。
ひとまず往路は全員が力を発揮すれば往路優勝争いを沸かせることは大いにできるだろうかね。ただ、総合順位を決めるのは全日本後に両角監督に喝を入れられた4年生次第ということになりそうか。出雲4位、全日本7位とそのまま落ちて行かずにしっかり上位に入りたい所だ。
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